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社長のわくわく日記

名古屋の仏具屋社長の風変わりブログです。

短歌は捨てる勉強!?

2008年08月25日 | 私の短歌(しきなみ短歌)

短歌を始めてもう3~4年になりますが、

いろいろなことが短歌から学ばせていただけます。



たった5・7・5・7・7の31文字に

リズム良く並び替えるだけのことですが、

奥が深いですね




今一瞬を詠む(経過は詠まない)

下手でいい、上手に作ろうとしない。




短歌は心のことを言葉には書かない、

書かないけれど伝わってくる




じっと見ることによって愛が深まる、

だから下手でよい。






とらえどころが大事、捨てる勉強。

二つのテーマを詠まないことがなかなか難しいですね




ついあれもこれも、感じたままに入れてしまいがちです。




何を一番言いたいのか




それだけを残して余分な言葉を捨てていくと良い。

と、学ばせていただいています




私の一番シンプルで好きな歌です。


『 青空にぽっかり浮かぶ白い雲一度でいいから寝そべってみたい 』

渡り鳥はなぜV字隊列を作るの?

2007年11月28日 | 私の短歌(しきなみ短歌)



今頃になるとかなりの数の首の長く黒っぽい鳥(名前が不明?)の隊列が

北の方へ飛んでいきます





それも不思議なことに整然とV字を作っていくのです。

なぜ縦二列とか?縦三列?ではいけないのか?

今朝じっくり空を見上げていました




一羽づつ真後ろにつかず、鳥の胴体分だけ横にずれて、

全部がその間隔で後ろに並んでいくので、

見事にV字になっているのでした





真後ろについていると、急に前の鳥が方向転換した時ぶつかったり、

見やすいからなのでしょうか?

そんな光景を歌にしました。




河岸や(から) 見上げる空に 渡り鳥



日常短歌を楽しく歌う パートⅠ 『花びら』

2007年04月20日 | 私の短歌(しきなみ短歌)

つい先日、満開の桜を楽しみながら散策している時、

じっと桜を見ていると、何か歌ができそうです。




立ち止まってずっと見ていると

(写真の一コマを見つめていると)

いとおしくなって、そのままが『五・七・五・七・七』のリズムになって

次のようにでてきました。



《 雨上がり 桜並木に ほんのりと  薫り漂う 花びらの舞う 》


《 公園に 敷きつめられし 花びらを  手に取り見ゆる 小さなしずく 》




黎明(れいめい)の月に歌いし短歌かな?

2007年01月30日 | 私の短歌(しきなみ短歌)
小生は起床が午前3時(就寝は23時ころ)、散策が4時からです。

一番の楽しみは夜明け前(黎明の刻)の時間、

一日で一番良い気が出ている時に、

散策(散歩)して体いっぱい感じられるということです。




今朝も寒く澄み切った空気の中で、煌々と輝く月を仰ぎ、

じっと見ながら歩いていたら二首浮かんできました。




○外に出しくっきり浮かぶ我の影見上げる空の黎明の月


○黎明の月の明かりに照らされて路地裏通りの一人歩めり



短歌は楽し!

2006年08月01日 | 私の短歌(しきなみ短歌)
短歌を初めて2~3年ですが、57577の31文字で、見たままをこれほど素直に表現できるものはない。
またそうすると、身近な今までなんとも思わず見過ごしてきたものが、
とても新鮮に見えてくるから不思議です。
今は日記の感覚で毎日一首詠い書き残しています。

身近な歌3首です。

○梅雨明けの ベランダに見る 青き空 好きな雲など 描いてみたい

○早朝の 公園に木の 蝉時雨 何匹いるか 数えてみたい

○待望の 梅雨明け朝は 早起きし 涼風受けに 川原を歩く



短歌を楽しく作れる会

2006年05月26日 | 私の短歌(しきなみ短歌)
百人一首にあるように、短歌は文語調の言葉を使い、五七五七七も並べるので難しいものと、最初のイメージはありました。

しかし、しきなみ短歌会に入って、次の先生の言葉で、自分でもやれるかも?
やってみようと思ったのです。

「短歌を作る(詠む)事は、自分の命を輝かすことです。
命を輝かすのに、上手も下手もありません。
あるがままを、五七五七七のリズムで詠めばいい。
口語調(日常会話)でもいい、下手でいい、作る(詠む)事が大事なのです!」

それから私は一日一首を。
一人ではめげることがあるので仲間を作ろう、毎週一回土曜の午後、「短歌を楽しく作れる会」を近くの喫茶店で、1年半以上も継続しています。

先日の半断食セミナーの山歩きの際作りました。

「山歩き半断食でふらふらに藤棚の下うっとり寝そべる」



公園の花見で短歌を…

2006年04月14日 | 私の短歌(しきなみ短歌)
先日久しぶりに鶴舞公園をじっくり散策しました。

朝からビニールシートを敷き、宴会で盛り上がっているグループや、密着して桜の花びらを激写?しているカメラマン達、様々です。
私は紙とペンを手に、じっと見つめて短歌を一種ずつ。
全部で八首ほどでき、持ち帰ってそれを今度は推敲(見直す)します。
この推敲がまた楽しみで、あれこれと捨てる実践です。
つい感動を説明しすぎたり、一首二感動になりがちですので、本当にシンプルに…。
余分な言葉を捨てる実践です。



しきなみ短歌会とは?

2006年02月23日 | 私の短歌(しきなみ短歌)
一年前から短歌の「しきなみ」会で学ぶようになりました。

毎月の短歌応募数は全国一番の短歌会です。
この会が目指す方向は、小生の好みとピッタリ一致しているので長続きしそうです。
二大理由は「個性の発見」と「生活の浄化」です。

つまり我意我情を捨て、あるがまま見たままを「五七五七七」の31文字でリズムよく詠うこと。
口語調でもよいから写真の一コマをそのまんまに。
例えば見本の丸山竹秋先生の歌です。

「蛇口から雫がひとつ落ちました なんと静かな満月の夜」

初心者の小生の歌です。

「青空にぽっかり浮かぶ雲の上 一度でいいから寝そべってみたい」

素直に見たままを、そして余分な言葉を捨てる勉強になります。