充実のシンガポール一泊旅行を十分堪能した後、事件は起こった。
前川ご夫妻とKLIAでサヨナラをして、一人LCCT行きの最終バス24時15分発に乗るべく、
地下のバスターミナルへ向かう。
出発時刻が迫っているのに、チケット売り場がわからず、
そこら辺の係員らしきおっちゃんに、どこでチケット買えるの?どこから乗るの?
と聞くと、
11番乗り場だよ。
チケットはバスの中で買えるよ!
とのこと。
はい。
11番乗り場で待ちました。
バスが来ました。
LCCTとサインが出てました。
乗りました。
RM1.50払いました(事前に金額は調べてありました。)
レシート貰いました(バスの中暗いので確認しませんでした。)
ここが大きな間違いでした。
普段の私だったら、もう少し注意深く、
『このバスはLCCT行きですよね?間違いないですよね?』
と、確認するはずですが、
どうもシンガポールで治安の良かったこととか、
アンコールワットへの高揚感とか、
もうすぐ日本に帰国で気が抜けてたりとかしてたんでしょう。
バス動き始めました。
いきなり給油し始めました(ガソリンスタンドへ。。)
おいおい、なんで15分で着くのに、今給油してんだよっ。
しかも最終バスなのに。
と、思いました。
しばらく時間を置いたあと、出発しました。
待てども待てども着きません。
おまけにどう見ても一般道・・・・・。
??????????????????????
頭の中真っ白になってきました。
どこ行くの??
終バスだよね、これ。
どうすんの、私?
まずは、隣の女の子にどこ行きのバスなのかを英語で聞くシュミレーション。
英語通じなかったらどうしよう??(周りみたら99%マレー系)
どこ行きか聞いても知らない場所に決まってるし、iPhoneのバッテリーなくなりそうだし、
ほんとにどうしよう・・・(泣きそう)
そんな私を見かねた斜め後ろから、天の声。
『どちらへ行かれるんですか?』。。。
どうみてもマレー人。乗車率100%のバスでマレー系ばかり乗ってるバスで、まさかの日本語。
神、あらわる。
事情を説明すると、そのバスは『ニライ』行きのバス。
後から落ち着いて調べたら、空港からはそれほど遠くない地域で、日本人もゴルフ場で利用する電車なども通っている地域なのだが、何しろ夜中で真っ暗。
しかも治安が悪いという。
もしも終点まで行ってしまったらものすごい危険でとても日本人一人で行くところではない!!
その親切なマレー人の、しかも日本語を自在に操るお兄さんが、
僕たちが降りるバス停で一緒に降りて、そこでタクシーを呼び、空港に戻ったらいかがですか??
と提案してくださる。
もう、それはそうするしかないでしょう。
この人を信じずに誰を信ずる???
というわけでお兄さんたちと一緒のバス停で降り、近くのセブンイレブンまで行ってタクシー呼びましょう、と言って真っ暗闇の中をセブンイレブンの街灯を目指して歩き始めましたとさ。
つづく。。
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