たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★写経会と坐禅会の同日開催

2018年02月04日 | 行事報告
昨年まで単発の企画として開催してきた写経会を、
今年は試行錯誤の一環で「6週間に1回」で定例開催することにしました。
定例開催の第1回目となる写経会を2月3日に開催しました。



初めての開催で事前のお申し込みを11名受けており、
1名欠席でしたが、当日参加も1名あり、予定通り11名が来られました。



通常は畳席です。座蒲団に正座、あるいは坐蒲を使って坐禅でも。





畳での正座が難しい方には、椅子席の用意をしました。





今回は写経会の30分後には坐禅会の受付が始まるので、
スムースに坐禅会に移行できるよう机の配置を考えています。
最大12名程度しか受け入れることが出来ません。

11名のうち6名が写経会に引き続いて坐禅会にも参加されました。
長丁場になりますが、坐禅会と写経会を同日に開催する利点はあるようです。







写経会に引き続いて、坐禅会を開催しました。
事前に参加者数が多い気もしていましたが、
実際これまでで最も多い25名が来られての開催となりました。

初めて坐禅をされる方も7名。
意図したわけではありませんでしたが、説明はややゆっくり目。
そして流れで、何故か左右揺身を丁寧にやっていたような気がします。





皆さんの様子を見つつ30分の坐禅。
先月の坐禅会で始めた『普勧坐禅儀』の中盤に目を通し、
部分的にかいつまんでお話をしました。

今回は坐禅の組み方を中心として、座る場所のこと、坐禅中の心のあり方など、
「普段の坐禅会でお伝えしていることの典拠」として理解していただきました。





今回の坐禅会・写経会は2月3日の節分での開催でした。
坐禅会の最後に豆を須弥壇上にまつり『般若心経』を読誦しました。

 「災いなく幸いであるようにという
   “願いをこめたものを食する”
  ということを意識してお豆を口にして下さい」

とご案内をして参加者みなさんにはお豆を少しずつ持ち帰っていただきました。
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