たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★亡き人とともに生きる写経会

2024年08月12日 | 行事報告
暑さ厳しい中ではありましたが写経会を開催しました。
参加申し込みはほどよく8名、当日の体調不良でお2人が欠席でした。
こういう時季は、当日の体調によって無理なく休まれるのが最善です。



写経会が始まりました。
書院にてお写経の進め方を説明して、手を合わせて静かな時を過ごします。
周囲に惑わされずそれぞれのペースでお勤めくださいとご案内して写経開始。
みなさまおおむね60分程度で出来上がりました。

全員で本堂に移り、納経のため「般若心経」をお唱え。
前後におこなう三拝(五体投地)のやり方を重点的にご案内しました。

読経ののち、軽めのお話。
手鏧(携帯型のカネ)の鳴らし方を亡き師匠に教わった話を通して、
亡き人の思いを背負いながら生きていくことについてお話をしました。
最後に参加者の皆さんから、感想等をお聞きして閉会となりました。



納経は、当日お書きいただいたお写経を納めていただきますが、
コロナ中に自宅でされたお写経39巻を納められた方がおられました。
写経会当日のものと合わせて40巻!のご奉納です。有り難うございます。
大龍寺では、納めていただいたお写経に千字文の1文字ずつを割り振り、
最終的に1000巻になったところで、巨刹に納経に参ります。
今回の写経会で45巻が積み上がりました。


                    

次回の写経会は10月12日(土)です。
開催前日までに下記のフォームにてお申し込みください。
10名までの先着順です。
https://forms.gle/XUVep6LppEaxgroP7





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★令和6年8月の定例写経会

2024年08月05日 | おしらせ
経典は一文字一文字の積み重ね。
一文字は一画一画。一画は一点一点。一点は一心一心。
ひとつのことに集中していると心が澄んでくるようです。


檀信徒の皆さんはもちろろんですが、どなたの参加も歓迎します。
写経会場は、書院2階で、机に椅子席の用意があります。
写経後の納経法要の際は本堂に移りますが、こちらも椅子席です。
参加に不安のある方には出来るだけ対応しますのでご相談下さい。
参加希望の方は、事前のお申し込みをお願い致します。




◆開催日◆
 8月10日(土)
 ※ 隔月第2土曜日



◆開催時間◆
 14:00~ 会場準備
 14:30~ 開場・受付
   夏目坂通りから入り右󠄀方の本堂正面からお上がり下さい。
   早い到着の方には、準備のお手伝いをお願い致します。
 15:00~ お写経
   この時間に間に合わなくても参加出来ます。
   お写経の進み具合に関わらず終了時間は変わりません。
 16:15~ 納経法要
   当日の写経を納めていただきます。(お持ち帰り可)
   当日書き切れなければ、次回に続きから始めるか、
   持ち帰って自宅でい書き上げてきて下さい。
 16:40~ 喫茶・歓談
   写経奉納に引き続いて茶話会があります。
 17:00頃 散会



◆参加費◆
 お布施として1000円程度(参加受付時)



◆準備物◆
 手ぶらでどうぞ!
 一般的な小筆・すずり・墨汁の準備はあります。
 毛筆以外の筆記用具で写経をすることもできますが、
 その場合は、ご自身で任意の筆記用具を持参して下さい。



◆参加するには◆
 開催前日までに下記のフォームにてお申し込みください。
 当日のお申込みの場合は、お電話にてお問い合わせください。
 10名までの先着順です。
 
https://forms.gle/XUVep6LppEaxgroP7

 ※お手本は「般若心経」です。早い方でも40分くらいかかります。
  短いお経を用意することも可能です。ご相談ください。



◆今後の開催日◆
 隔月第2土曜日
 10月12日(土)
 12月14日(土)
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★この時だけでも、佛門に入る坐禅会

2024年08月04日 | 行事報告
定例坐禅会、事前のお申込みでほぼ定員いっぱいでした。
前日・当日に数名の動きがあり、結局、前半は17名が来られました。

午後5時。下半身を中心としたストレッチ、坐り方のご案内をして、
20分の坐禅、小職からのお話と皆様からの参加感想をいただきました。

今回は「佛門に入る」という言葉についてお話をしました。
 この言葉は、9月はじめの「曹洞宗テレホン法話」でも
 小職のお話として、ご紹介する予定になっています。

後半は、1名が加わり10名が帰られて8名で、
40分の坐禅(『普勧坐禅儀』坐誦を含む)を勤めました。

暑すぎるので、堂内はエアコンを効かせていますが、
2回とも坐禅最後の10分程度はエアコンを止めています。
人工的な動作音がなくなった途端に、蝉の声が堂内を満たします。
そして鉄筋コンクリートの本堂ゆえ、暑苦しさを覚え始めます…

                            

次回の坐禅会は、いつも通り第一土曜日の9月7日(土)です。
開催概要等はいつも通り変わりません。
本堂での坐禅を希望する方は、Googleフォームからお申し込み下さい。
※9月分の申込のみ受け付けています。

→Googleフォームからの自動応答メールがあれば申し込み完了です。
 開催の前日か当日に、拙寺からの最終の確認メールをします。
 (重大な変更などがあれば、随時メールをお送りします。)
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★令和6年8月の坐禅会「九夏三伏」

2024年07月27日 | おしらせ
初めて坐禅をする人も、
何度も坐禅をしたことがある人も、
みんな一緒に坐禅を組みましょう。
足を組むのが難しければ
いす坐禅でも大丈夫です。

本堂に来ることができなければ、
オンラインで参加することもできます。
オンラインの形式はZOOMです。



◆開催日

 令和6年8月3日(土)


◆開催時間

 前半(坐り方説明アリ)…17:00~18:30

 後半(坐り方説明ナシ)…17:30~19:20

  16:30~ 開場・受付
  17:00~ 前半開始・坐り方案内
  17:30~ 後半集合・坐禅(20分)
  18:00~ 禅談(20分)
  18:20  前半終了・休憩
  18:30  坐禅(40分)
  19:10  後半終了・散会



◆参加費

 500円程度(檀信徒は無料)


◆参加するには

①本堂での坐禅を希望する方(定員18名)
 Googleフォームからお申し込み下さい。
 https://forms.gle/x99U2CpphBRunjAH8

 ※本堂で参加するには
  足を組みますので、リラックスできる緩やかな服装がお勧めです。
  会場にて着替えることもできます。
  足が組めない方には、足腰にむりのない「いす坐禅」をご案内します。

 ※当月分の坐禅会についてのみ、お申込みください。


②オンラインでの参加を希望する方
 ZOOMを利用します。こちらでお申し込み下さい。

 ※オンライン参加の準備 ー足を組んで坐りたい方ー
  畳やヨガマット類の上に、坐蒲か座布団かバスタオル5~6枚
  足を組みますので、リラックスできる緩やかな服装がお勧めです。

 ※オンライン参加の準備 ー椅子に腰掛けて坐りたい方ー
  どちらかというと、座面があまり硬くない方がよいです。
  足は組みませんが、椅子に腰掛けて背筋を伸ばすよう案内します。

 ※オンライン参加の準備 ー共通ー
  坐禅の後に、感想・質疑応答の時間があります。
  マイクの準備をお願いします。カメラでの顔出しは強制しません。

                    

次週、8月10日(土)午後3時より
隔月開催の「定例写経会」を予定しています。
追ってお知らせさせていただきます。
お気軽にご参加ください。


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★7月のお盆、鼓鈸三通の仏道。

2024年07月26日 | 行事報告
7月のお盆諸行事・法要、大過なくお勤めさせていただきました。



◆初盆供養会
旧来、お盆は7月13日から16日までお勤めしていますが、
当山では初盆のお宅の方のみ少し早めに「初盆法要」を営み、
新亡様のお迎えに来ていただいています。
この一年間にご家族のお弔いをされ初盆を迎える方に
今年は7月6日午前11時から初盆供養会をお勤めしました。


(本尊上供に引き続き、精霊棚に向けてのご供養)

正午には初盆法要が勤まり、当日の午後から初盆を迎える方々のご自宅にて
宅経(自宅のお仏壇・精霊棚にてお盆のご供養をします)が始まりました。
 かつてはお盆中の4日間で巡拝を計画していましたが、
 檀信徒皆様の平日の受け入れが難しい方が多くなり、
 いまではお盆の期間外でも休日を中心にお勤めしています。



◆盂蘭盆(うらぼん)供養会
初盆ではない檀信徒皆様の法要を7月13日にお勤めしました。

法要の始まりはご本尊さまにむけての礼拝法要「本尊上供」を、
『摩訶般若波羅蜜多心経』をお唱えしてお勤めをしました。


このようにご本尊さまに向かうと「北面」です。

本尊上供に引き続き、本堂正面入口側に180度向きまわって、
お盆の精霊棚に向かってお盆の供養を勤めました。
この法供養は細かく見ると二部構成です。
世の中のあらゆる仏様に対する施食供養と、
檀信徒各家のご先祖様に対する追善供養です。


このように外向きにお勤めをすると「南面」です。

精霊棚に向かってのお勤めを終え、法要の最後に、
ご先祖様の送り出し「みたまおくり」をしました。

鼓鈸三通(くはつさんつう)

みたまおくりの鳴らしもの(鳴器)は
手鏧(チン)、太鼓(ポン)、妙鈸(ジャラン)の3つです。
私と役僧さんでは人手が足りないこともあり、
昨年から、総代世話人さんに加わっていただいています。

多少の揺らぎはありますが、しっかりとお勤めすることができました。
これも、日ごろから息の合った人間関係ができていることと、
この日のためにおこなった事前練習のたまものでしょう。




◆お盆を終えて。


檀信徒みなさんにとっては送り盆ですが、
菩提寺にとってはお迎えとなります。おかえりなさい。
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★きっと背中から見守ってくれている。

2024年07月24日 | まなび
当山の毎年5月の山門大施食会では、
いつもかならずO老師にご法話をしていただいていました。
O老師は、拙寺以外でも多方面でお話をされており、
仏教用語ではない日常の言葉によってわかりやすく生き方を説き、
そしてその場で聞く人たちを生き生きとさせていました。


幼いころから他のお寺さんにもお邪魔することがあった私は、
老師のお話を毎年、年に何度も聞いていました。
ご法話中に会場内を歩き回ったり、檀信徒に問いかけたりしながら、
ただ、お話の内容はどこに行っても大きくは変わりません。
自作の歌が始まるとそろそろお話が終わります。


そんな老師にお話のコツをお伺いする機会がありました。
さまざまな思いをもってお話をさせていることを知り、
 「年配の人には大きな声でハッキリとね、
  話の内容は言いたいことを汲んでくれるから大丈夫。
  むしろ若い人、会場で一番若い人が分かるようにと心がけよう」
などと教わりました。





そのO老師が先日遷化され、多くの檀信徒、
ご法話のご縁があった方々と共にご葬儀が営まれました。
自分自身、老師からの教えが達成できたとは言いきれず
いただいたものはすべて遺誡となってしまいましたが。


いま、お話をさせていただく機会を頂戴するようにもなりましたが、
きっとこれからも背中から見守ってくださっていると思って、
O老師の遺誡を胸に、お勤めをさせていただければと思っています。


(ご本葬前日の準備中)
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★お盆 ご先祖さまはしあわせを、バンバン持ってくる

2024年06月27日 | おしらせ
まもなく東京は7月にお盆を迎えます。


全国的にはお盆といえば8月が多いようですが、これは季節感重視のため。
仏教では4月中旬から7月中旬まで100日間の特別な修行を勤め、
これを勤めあげた僧侶に仏力が溢れている時季(7月)にお盆が勤められていました。
明治時代の改暦の際に、およそ1か月程度遅い8月盆が生まれました。
むしろいまは、お盆休み効果もあって8月盆の方がメジャーですね。


お盆は亡き人が家族の下に戻って来る時。
私たちは亡くなった方を在(いま)すがごとくにお迎えし、
在(いま)すがごとくに共に過ごします。
亡き人は、生涯を通して変わることのない自分のみなもと。
慌ただしい生活に根っこをしっかりとして、安寧を心にしましょう。


◆大龍寺のお盆の勤めかた◆

檀信徒皆様とともに、
 「本堂でのお盆法要」
 「檀信徒ご自宅での宅経」
の2本立てにてお勤めをしています。
できる限り、法要時間に合わせてお参りください。


①盂蘭盆法要 (大龍寺にて)

 7月13日(土) 午後3時~4時

 「先祖代々諸精霊供養」「有縁無縁三界萬霊等供養」を勤めます。

 ご参列にあたり事前のお申し込みはありません。
 皆さまのご参列をお迎え、歓迎いたします。
 お塔婆をお建てになる方は事前にお知らせください。


②盂蘭盆宅経 (檀信徒自宅にて)

 7月4日(木)~15日(月・海の日)

 苗字「な・に・ぬ・ね・の」の方
 近隣の方
 で宅経供養を希望される場合は、お電話にて日時をご相談下さい。


③初盆法要 (大龍寺にて)

 7月6日(土)午前11時~正午

 「新亡様お戒名 初盆供養」「先祖代々 お盆供養」をお勤めいたします。

 四十九日忌、または埋葬後に初めてお盆を迎える方が該当します。
 当山での初盆法要と、自宅での初盆宅経をお勤めしています。
 便宜的に、通常よりも長く、お盆をお勤めしています。


④初盆宅経 (檀信徒自宅にて)

 7月6日(土)~14日(日)

 初盆をお迎えする方のご自宅にてお勤めします。
 各家の法要日時は、個別にご連絡済みです。


■ お塔婆を建てられるかたへ

 お盆の際にご供養お塔婆を希望される方は、事前に
  【建立施主名・よみがな】
  【ご供養のお戒名・家名】

 をお知らせ下さい。
 「お布施」に合わせて一本3000円程度の「お塔婆代」をお納めください。

 ※お申し込みはご都合のよい方法で
  TEL・FAX・メールでのご連絡、郵便振替によるご送金、
  当日のお申し込み等、便利な方法をご利用下さい。
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★おはかもこころもすがすがし

2024年06月12日 | 行事報告
4月20日の清掃奉仕会、当日の様子、アップしていませんでした
入れ替わり立ち代わりおよそ25名の皆さまが駆け付けてくださいました。



◆本堂


甘露門の文言を示した施食会の五色幡など、36枚を掲出します。


ご本尊さま前の水引・柱巻を夏物に換装、雰囲気がガラッと変わりました。


お線香の燃え残りを除去して灰を押さえます。ずいぶん慣れました。



◆墓地


墓地の通路は一か所狭隘な場所がありますが、車いす対応です。


春のお彼岸で建立20周年を迎えた平和祈願永代供養塔の周りも。


◆境内


書院一階玄関にいたるアプローチの植え込みをきれいに植え替えしました。


飛び地の豊川稲荷分霊社も、有縁無縁供養塔も綺麗さっぱりに。



◆仕上げ


清掃奉仕が終わってご本尊様にご挨拶、とても清々しいです。


ご奉仕の後はお楽しみの水分補給タイム、仕上げは上々です!



皆さまお疲れさまでございました!

次回は11月24日(日)を予定しています。
ご奉仕の後は、飲食店に移動して忘年望年会です。
水引・柱巻の換装、お位牌の棚卸すす払いなどもあります。
年配の方と若手のコラボで、進められればと思います。
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★6月が始まって

2024年06月10日 | 行事報告
◆1日◆地元小学校運動会
学年別の競技観戦が続いています。
大空の雲々も観戦しているようです。




◆1日◆6月の坐禅会
令和6年の6月は坐禅会から始まりました。
定員いっぱい18名の申込がありましたが、2名体調不良で16名の参加。
コロナ以降、間隔を十分にとって、本堂いっぱいに坐蒲をならべています。
お話は「機械翻訳があれば学国語教育は不要か?」という
とある講座での学びを共有しました。
※次回の写経会は8月3日です。



◆3日◆協議会
巡回法話の事前準備のため日帰り関西出張っ!





◆4日◆個別坐禅会
会社のお仲間さんたちの坐禅会、13名が来られました。
その中のおひとりが昵懇のお寺さんと幼なじみだと。
重々無尽のご縁が目に見えた坐禅会でのことときでした。



◆5日◆東京の特派布教会
布教教化に関する告諭をお伝えくださるため
島根県から特派布教師の野津老師が来られました。
これまで拙寺からの参加者は募っていませんでしたが、
今回は内々に6名の方にご参加いただきました。





◆7日◆法要・宗学での研鑽
月に1回か2回の勉強会、誰かと一緒に宗典を読み進めるのは勉強になります。
最近は老眼なので細かな文字が読めません。見えないときは写真に撮って拡大しています。
おかしいな、“ばつろう”と読むんですね。





◆8日◆6月の写経会
4名で般若心経の写経、納経読経をしました。
おつとめの後、行茶の時間はお袈裟の話になりました。
五条・七条・九条のお袈裟、刺繍の有無などから、
僧侶が一生かかって勤める行持とのかかわりなど。
※次回の写経会は8月10日です。



◆9日◆他寺の施食会随喜
近隣寺院の施食会にお手伝いに。
コロナが蔓延する前年の施食会でお話をして以来、
法要の前にご法話の時間も頂戴しました。



6月まだまだ続きます。
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★恒規山門大施食会・先代住職三回忌お勤めしました

2024年06月09日 | 行事報告
毎年母の日恒例の山門大施食会、先代住職3回忌法要を開催しました。

以前のように檀信徒皆さまに参列を募り、大変多くの方にご参列お焼香を賜りました。
社会的にコロナへの懸念がかなり収まったとはいっても、
 「大勢が集まるところにはまだ行けない」
 「一人で外出するのはまだ難しい」
などの悲痛な声もあり、ご自宅でお参りしたいというご希望も多く頂戴しました。
有徳の檀信徒皆さまのお心に支えられ、行持を勤めることができました。
檀信徒皆さまのご信仰の糧、生涯を安寧に生きる因縁となれば幸いです。

山門大施食会は、ご先祖さまのご供養はもちろんのこと、
天災・戦災・厄災などの犠牲者を含むあらゆる御霊に供養の心を向ける法要で、
檀信徒皆さまにとっても、拙寺にとっても大切なお勤めです。

これからもすべての檀信徒皆さまと共に修行できることを何より願っています。
「母の日は大龍寺」の呼び声のもと、来年令和7年は5月11日の予定です。
ぜひとも、今のうちからご予定いただければ幸いです。



●おはなし
・修繕積立金事業(塗装・正面木枠)について
・平和祈願・永代供養塔20周年の修復について
・特派布教(小職の3県赴任と6/5東京開催募集)について
・2年後の結制修行・27世住職(山田孝道師)百回忌について
・総代世話人の紹介




●施食棚に向かって
先住三回忌の準備のため本尊上供は内献とし、
法要がはじまってすぐ、施食棚に向かって供養を勤めました。








●参列者お焼香






●回向・ご供養読み込み




●献奏
先住三回忌法要が始まる前に、孫たちによるピアノ演奏の奉納




●献灯・献花
三回忌法要に先立ち総代・世話人さんにより
お灯明とお話のお供えがありました。




●導師入堂
先住三回忌の法要導師は、
山梨県都留市の普門寺住職、山崎和雄老師にお勤めいただきました。
老師とは豊川稲荷妙厳寺さま以来、先住とのご縁をいただいており、
老師の学生時代には拙寺に住み込みで補佐をして下さっていました。
ちょうどその頃、小職が生まれ、子もりもして下さっていた方です。






●上香普同三拝




●献湯菓湯




●拈香法語
御導師さまにより、先代住職の生前の行跡が称えられ、禅の教えを示されました。




●読経「参同会・宝鏡三昧」




●謝拝・ご垂示
本日の法要をお勤めしたことを御礼の意味を込めてお拝をします。
山崎老師からは先代住職の事をおはなしいただきました。






●お弁当
平成12年3月。道元禅師750回大遠忌を記念して
新作歌舞伎『道元の月』(立松和平氏原作)が公演され、
先師は曹洞宗東京都宗務所の教化主事として興行に関わっていました。
道元禅師の役作りのため坐禅をする十代目坂東三津五郎さんの肩を、
先師が警策(坐禅の棒)で叩いたこともあったそうです。
舞台のことを楽しそうに話していた先師のことを思い、
法要後のお持ち帰り形式で歌舞伎座のお弁当を用意させていただきました。

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★令和6年6月の定例写経会(R6.6.8)

2024年05月28日 | オンライン活動
経典は一文字一文字の積み重ね。
一文字は一画一画。一画は一点一点。一点は一心一心。
ひとつのことに集中していると心が澄んでくるようです。

令和6年は、コロナ中休会していた写経会を再開します。

檀信徒の皆さんはもちろろんですが、どなたの参加も歓迎します。
写経会場は、書院2階で、机に椅子席の用意があります。
写経後の納経法要の際は本堂に移りますが、こちらも椅子席です。

その他、参加に不安のある方には出来るだけ対応しますのでご相談下さい。
参加希望の方は、事前のお申し込みをお願い致します。





◆開催日(隔月第2土曜日)
 6月8日(土)


◆開催時間
 14:00~ 会場準備
 14:30~ 開場・受付
   夏目坂通りから入り右󠄀方の本堂正面からお上がり下さい。
   早い到着の方には、準備のお手伝いをお願い致します。
 15:00~ お写経
   この時間に間に合わなくても参加出来ます。
   お写経の進み具合に関わらず終了時間は変わりません。
 16:20~ 納経法要
   参加者皆さんの進み具合により前後します。
   当日の写経を納めていただきます。(お持ち帰り可)
   当日書き切れなければ、次回は続きから始めていただきます。
 16:45~ 喫茶・歓談
   終了時間まで時間があれば茶話会をしましょう。
 17:00頃 散会


◆参加費(納経布施)
 お布施として1000円程度


◆準備物◆
 一般的な小筆・すずり・墨汁の準備はあります。
 筆ペン・万年筆・ガラスペン・ボールペン・鉛筆で書きたい方は、
 各自で希望の筆記用具を持参して下さい。


◆参加するには◆
 下記のフォームにてお申し込みください。
 10名までの先着順、開催前日には締め切ります。
 https://forms.gle/XUVep6LppEaxgroP7



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R06/06/05 東京の特派布教会

2024年05月28日 | おしらせ


都内ではコロナ以来中断していた特派布教会が
令和6年6月5日(水)に開催されることになりました。

曹洞宗を代表する管長猊下が毎年4月1日に発表されている
「おことば(布教教化に関する告諭)」を多くの人にお伝えするため、
特派布教師さんが来られ、お話しをされます。

詳細は主催者の東京都宗務所発行のチラシ(画像)をご確認ください。

平日昼間の開催のためご都合付けにくい方も多いと思いますが、
ご興味がありましたら、是非ともご予定下さい。



当山檀信徒・ご縁の方について、お申し込みを受け付けます。
当山以外に曹洞宗の菩提寺様がある方は、それぞれのお寺様にご相談をお願いいたします。

参加申し込みはこちらのリンクへ
https://forms.gle/8B7hjokRTK2F76K38

フォームへの記入が難しい方は、大龍寺までお電話をお願いいたします。



★お問い合わせは、主催者(曹洞宗東京都宗務所)または、大龍寺までお願いいたします。

★会場はこちらです。

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★令和6年6月の坐禅会「雨過ぎて四山低る」

2024年05月28日 | おしらせ
《本堂でのリアル参禅は満席となりました。オンライン参加のみ受け付けます。参加申込は、記事内のzoom事前登録フォームでお願いします》

初めて坐禅をする人も、
何度も坐禅をしたことがある人も、
みんな一緒に坐禅を組みましょう。
足を組むのが難しければ
いす坐禅でも大丈夫です。

本堂に来ることができなければ、
オンラインで参加することもできます。
オンラインの形式はZOOMです。



◆開催日

 令和6年6月1日(土)


◆開催時間

 前半(坐り方説明アリ)…17:00~18:30

 後半(坐り方説明ナシ)…17:30~19:20

  16:30~ 開場・受付
  17:00~ 前半開始・坐り方案内
  17:30~ 後半集合・坐禅(20分)
  18:00~ 禅談(20分)
  18:20  前半終了・休憩
  18:30  坐禅(40分)
  19:10  後半終了・散会



◆参加費

 500円程度(檀信徒は無料)


◆参加するには

①本堂での坐禅を希望する方(定員18名
Googleフォームからお申し込み下さい。
 https://forms.gle/x99U2CpphBRunjAH8
 本堂でのリアル参禅は満席となりました。オンライン参加のみ受け付けます。参加申込は、記事内のzoom事前登録フォームでお願いします。
 
 ※本堂で参加するには
  足を組みますので、リラックスできる緩やかな服装がお勧めです。
  会場にて着替えることもできます。
  足が組めない方には、足腰にむりのない「いす坐禅」をご案内します。


②オンラインでの参加を希望する方
 ZOOMを利用します。前日までに事前のお申し込みが必須です。
 https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZIscOqhqzwuHdMj84nExYQD9iBh-GLDdI27

 ※オンライン参加の準備 ー足を組んで坐りたい方ー
  畳やヨガマット類(半畳サイズ)の上に、坐蒲(または座布団かバスタオル5~6枚程度)
  足を組みますので、リラックスできる緩やかな服装がお勧めです。

 ※オンライン参加の準備 ー椅子に腰掛けて坐りたい方ー
  どちらかというと、座面があまり硬くない方がよいです。
  足は組みませんが、椅子に腰掛けて背筋を伸ばしていただくよう案内します。

 ※オンライン参加の準備 ー共通ー
  坐禅の後に、感想・質疑応答の時間があります。マイクの準備をお願いします。
  カメラでの顔出しは強制しません。
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★再開★「母の日」の山門大施食会・先住3回忌

2024年05月05日 | おしらせ
毎年母の日に開催している「山門大施食会」を今年は5月12日に開催させていただきます。
従来より施食会は多くの檀信徒が集まり、近隣ご寺院さまとともに行持してきました。

感染症蔓延中は内献(ないけん;参列者なしの法要形式)が続きましたが、
本年は皆さまからの参列を募り、信心堅固に修行させていただきたく存じます。
この施食会は、ご先祖さまから受け継いだ命に感謝し、
あらゆる命が救われる事を願い、私たちが共に精進することを誓う法要です。

併せて、施食会に引き続いて「先代住職(当山30世正興泰信大和尚)3回忌法要を、
山梨県普門寺住職 山崎和雄方丈様の御導師のもと、お勤めさせていただきます。

檀信徒皆さまとのご縁を何よりも誰よりも喜び、
「母の日には大龍寺」と声をかけ始めたのが先代住職でした。
多くの檀信徒皆さまがお集まりくださるこの日に三回忌を勤めることを、
当の本人が、一番喜ぶのではないかと存じます。
ご多用中とは存じますが、何卒、お繰り合わせ、お焼香いただければ幸いです。


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 山門大施食会

 令和6年5月12日(日・母の日)
  午後1時半 受付開始・自由墓参
  午後2時半 みなさま着席・おはなし
  午後3時  施食会法要・先住三回忌
  午後4時半頃 自由墓参・散会(お弁当お持ち帰り)


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当山檀信徒の方には、4月中に郵便にてご案内をしています。
檀信徒ではない方でも、ご参列・ご供養を承ります。以下のご案内をご覧下さい。
全てのご供養・ご参列は事前のお申し込みをお願い致します。


※表示されているご奉納は一般的な標準額で、個別の相談には応じます。




★初施食に当たっている方へ★

お身内を亡くされ、四十九日忌等で埋葬まで済まされた方が、
初めて5月の山門大施食会を迎える時は「初施食(はつせじき)」となります。
ご家族の中から必ず1名様はご出席の上、
「新亡様のお戒名供養」「有縁無縁供養」をお勤めいただきます。
(ご葬儀の際にご案内をしていますが、念のためお伝えします。)



※令和5年山門大施食会の様子

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★何を、ではなく、どのように。

2024年05月04日 | 行事報告
令和6年5月の坐禅会。
当初、定員いっぱいでのお申し込みを受けましたが、
当日になって体調不良の方などが出て最終的に15名、うち初めての方が6名。
ストレッチをしながら緊張感をほぐして坐り方の案内をしました。


◆前半
止静15分間(坐っていたのは約20分間)の坐禅を経て、おはなし。
ある大型書店にて、目当ての絵本が見つからなかったからこそ出会えた別の絵本の話。

※「目的意識が強すぎると、
  “思いも寄らないこと”との出会いを失ってしまうよね」

※「絵本のストーリー自体に明確な結末がなくても、
  その絵本を読むプロセスも含めて振り返った時に、
  絵本を読むことの意味が生まれるのではないか」

という気付きについて。
そして皆さんから一言感想・質疑応答にて前半終了。


◆後半
4名が帰られて、11名で後半に。
止静35分間(坐っていたのは約40分間)の坐禅中に『普勧坐禅儀』読誦。散会。

坐禅会の後、GW特別企画として近所の飲食店で有志のお食事をしました。
参加者7名。楽しく過ごさせていただきました。
 
 
次回は来月6月1日です どうぞよろしくお願いします。
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