たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★夏目坂通りの土地境界立ち会い

2016年11月24日 | 夏目坂道路拡幅工事
11月18日、東京都第三建設事務所、敷地の接するお隣のお寺さん、拙寺にて、
道路と大龍寺の土地境界、隣寺さんと大龍寺の土地境界の確認をしました。






境界を指示する杭は複数あり、それぞれに確認して回ります。



この杭は盛り土によって周囲がかさ上げされ埋もれています。



杭の一つ一つを確認して記録していきます。



全ての境界杭の確認ができたところで書類に捺印をしました。





拡幅事業についてはいろいろと意見をしていかなくてはならない事が満載です。
また、当山檀信徒の皆様にもいろいろと影響が出ることもあります。

事業を進めていく上で間違いのないよう進めてもらいたいと思っています。
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★「土地境界立会いのお願い」について

2016年11月15日 | 夏目坂道路拡幅工事
東京都から環状4号線(夏目坂)拡幅工事に関して、
今月に入って「土地境界立会いのお願い」が来ました。


当山には11月18日(金)午後3時40分ということで提案がありました。
総代役員さんにも、当日立ち会いのお声掛けをしております。








▼▼▼以下、お願い文書の一部をテキスト化▼▼▼


東京都第三建設事務所長
大八木  猛


土地境界立会いのお願い

 秋冷の候、皆様方におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 また、日頃より東京都の道路行政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 さて、東京都が実施する東京都市計画道路環状第4号線(夏目坂)の整備事業につきましては、皆様のご協力の下、用地測量を行っております。
 つきましては、所有されている土地と隣接する土地との境界について、現地での確認をさせていただきたく、ご多忙中誠に恐縮ですが、下記の日時に立会いをお願いいたします。
 また、立会前の準備として、皆様の敷地に一時立ち入らせていただくことがあります。その際には、事前にご挨拶をいたしますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。
 なお、立会日当日の集合場所については、別紙をご覧ください。





土地の所在

  新宿区原町二丁目61,62-1、62-3、62-4、64-4、65-5(地番)


立会の日時

  平成28年11月18日(金)





立会に際しましては

1 この「通知状」「印鑑(認印)」をご持参ください。

  ※ 印鑑は、朱肉で押印するものをご持参ください。(スタンプ印不可)


2 境界について、参考となる図面または書類(土地の測量図、隣地との境界確認書類等)をお持ちの方は、ご持参ください。

  ※ 事前にご提供いただいた方は、新しい資料がある場合にご持参ください。


3 当日、代理人の方が立会をされる場合は、土地所有者の方が記入した「委任状(別紙)」及び代理人の「印鑑(認印)」この「通知状」をご持参ください。


4 所有されている土地を貸している場合は、立会い当日に借地人の方のお名前、連絡先をお聞きしますので、よろしくお願いします。


5 小雨の場合は決行いたしますのでご協力お願いします。


6 ご都合の悪い方は、日時等の調整を行いますので、下記の担当者まで早めにご連絡ください。



【連絡先】
東京都第三建設事務所 工事第一課 測量担当 中村・柳井
電話 03-3387-5362

測量実施会社 大同情報技術株式会社 飯島・四関
電話 03-3316-8321



▲▲▲テキスト化ここまで▲▲▲











大龍寺には、夏目坂通りの向かい側に「若松墓地」があります。

この若松墓地は、もともと地続きの共同墓地内に点在していた当山檀信徒の墳墓を、
夏目坂通りから直接立ち入ってお参りができるよう
道路沿いの土地に移動していただいたという経緯があります。

ところが、この土地について大龍寺としての登記をしていなかったようです。
そのため若松墓地に関しては「現況測量」についても「用地測量」についても
東京都からの通知が一切なかった理由が、ようやくわかりました。

とはいえ、今回の道路拡幅を行うためには、当山のお檀家さん数軒に、
墳墓の移動をお願いしなくてはならない可能性があります。
未登記だからと言って、一言もないというのはどうかなと思うところです。

ちなみに、若松墓地の件については、
お向かいのご寺院様から連絡をいただきました。
同日11月18日(金曜日)午後1時40分から
境界確認との日時提案があったとのことです。

こちらについては、山内にて確認に参りたく予定しております。







向かって右側(夏目坂通りの東側)が、大龍寺本堂のある土地です。
向かって左側(夏目坂通りの西側)が、大龍寺「若松墓地」のある土地です。
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★環状4号線(夏目坂)の道路拡張 用地測量についてのお知らせ

2016年11月15日 | 夏目坂道路拡幅工事
これは7月に直接職員さんが大龍寺に来られて渡された資料です。
その後、立会準備作業のため、作業員さんが立ち入られ測量が実施されました。









▼▼▼以下、お知らせ文書を一部テキスト化▼▼▼


用地測量のお知らせ
―環状第4号線(夏目坂)の道路拡張―



 日頃より東京都の道路事業につきまして、ご理解、ご協力をいただきありがとうございます。
 環状第4号線(夏目坂)の道路事業につきましては、昨年11月4日(水)に区立早稻田小学校にて「事業概要及び測量説明会」を開催して、現況測量を実施致しました。引き続き、用地測量を実施いたします。
 つきましては、測量作業のため、皆様の土地に一時立ち入らせていただくことがあります。
 その際には事前にご挨拶をいたしますので、ご理解、ご協力のほどお願いいたします。
 作業手順につきましては、本紙裏面の「用地測量の流れ」をご参照下さい。
 また、用地測量において土地境界の立会いをお願いする方には、別途、立会依頼書を当事務所より郵送いたしますので、ご協力をお願いいたします。
 なお、測量作業に従事する作業員は、東京都第三建設事務所発行の身分証明書を携帯し、腕章を付けております。ご不明な点がございましたら、提示を求めるか、下記までご連絡下さい。



1 測量箇所

 新宿区若松町地内から同区馬場下町地内

2 測量内容

 用地測量

3 測量期間

 平成28年7月から平成29年3月中旬まで

4 計画機関

 東京都第三建設事務所 工事第一課 測量担当
  (担当)中村、柳井
  (電話)03-3387-5362

5 測量受託業者

  大同情報技術株式会社
  (担当)飯島、四関(しせき)
  (電話)03-3316-8321


▲▲▲テキスト化ここまで▲▲▲









▼▼▼以下、一部テキスト化▼▼▼


 昨年度実施いたしました現況測量では、建物や道路等の地形、地物を表す平面図を作成し、都市計画道路の位置がどの位置にくるかを測量しました。
 今回の用地測量は、道路や皆様の土地の境界を調査、測量し、用地取得等に必要な資料や図面を作成する作業です。
 土地所有者等の皆様方と現地で境界を立会い、立会証明書に署名・捺印する作業がございますので、ご協力をお願いいたします。



①立会準備作業

 登記簿等の資料をもとに、道路及び土地の境界等の調査・測量をするため、皆様の土地に入らせていただきます。土地境界について、直接お話をお聞きする場合もございます。
(平成28年7月中旬~9月末)

 ↓

立会依頼書郵送

 立会い依頼をするのは、計画道路上に関係する土地と、それに隣接する所有者様等です。

 ↓

②立会確認作業

 土地所有者・道路管理者と、現地土地境界の確認をします。境界確認のため、皆様の土地に入らせていただきます。現地での境界の立会いと立会証明書の署名・捺印をお願いします。
(平成28年10月初旬~12月)

 ↓
 ↓
 ↓

③幅杭交点設置作業

 立会承諾済の境界線と、道路計画線の交点に境界標示(鋲・プラスチック杭等)を設置するため、皆様の土地に入らせいただきます。
(平成29年1月初旬~2月中旬)

 ↓
 ↓
 ↓

④点検作業

 点検のため、皆様の土地に入らせていただきます。
(平成29年2月中旬~3月初旬)



▲▲▲テキスト化ここまで▲▲▲
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★現況測量によって、ピンが…

2016年03月04日 | 夏目坂道路拡幅工事
「環状4号線(夏目坂通り)拡幅計画」では、
今年度は“現況測量”という作業が進められています。

大龍寺敷地内でも数度、担当者が立ち入って測量作業をしています。



2月26日、道路拡張後の境界線を示すピンが打たれました。
通常の地境を明示する杭とは異なり、あまり目立たないものです。

(いずれの画像も、クリックすると大きくなります。)













本堂も書院も、区役所の指導の下に建てていますので、このラインのことは想定内のはずですが、
改めてピンでその地境の計画線が明示されると、非常に残念な気持ちになるものですね。





今日のような人口が減少に転じた社会、自動車以外の交通機関の発達、自動車離れなどを考えると、
数十年も前の都市計画の通りになんの疑問・検証もなく道路を広げるべきなのか疑問は湧いてきます。
でも、行政は変化に対応することなく、静かに引き継いできた懸案をその通りに実施するだけ。
それによって、大龍寺は土地の一部を奪われ寺院としての営みに影響が出るのですから、
本来の宗教活動以外で、考えていかなければならないことが生じてしまうことに、卒倒しそうです。
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★環状第4号線(夏目坂)道路拡幅 大龍寺檀信徒向け「概要説明会」

2015年11月28日 | 夏目坂道路拡幅工事
※ 当山檀信徒向けのご案内です



「環状4号線(夏目坂通り)拡幅計画」概要説明のお知らせ


平素より大龍寺護持のためお心を寄せていただき、ありがとうございます。

さて、当山に接している夏目坂通りの拡幅計画が、
東京都によって実施に向けて動き出しました。
境内地が大きく削り取られること、
一部で墓地の移動をする可能性も含まれています。

檀信徒各家も大きな影響を被る事案であるため、
当山に対して個別の説明会を開催してもらうことになりました。
ご多忙とは存じますが是非とも御出席のほどお願い申し上げます。




日時

 平成27年12月10日(木)午後2時より


場所

 大龍寺にて


内容

 概要説明・質疑応答
 測量作業は未実施のため、具体的な道路予定地の確定はできていません。


出欠

 御出席下さる方のみ、12月5日(土曜日)までにお知らせ下さい。
 ご来山・TEL・FAX・eメール・郵便等お好みの方法で。


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★環状第4号線(夏目坂)の道路拡幅 現況測量のお知らせ

2015年11月16日 | 夏目坂道路拡幅工事
当山から檀信徒の皆様へのお知らせです。





11月4日に「事業概要及び測量説明会」が開催されました。
説明会に参加しての所感は既にお伝えしているところです。

ご理解ご協力をいただきながら進めたいという一文があっても、
粛々と事業を進めるという気持ちに揺るぎはないという印象。

先方も一生懸命仕事をしているのかもしれませんが、
基本スタンスの違いを感じたのは残念なところでした。


そしてさっそく「現況測量のお知らせ」が配られました。







▼▼▼以下、お知らせ文書を一部テキスト化▼▼▼

関係者の皆様へ
                   平成27年11月
                   東京都第三建設事務所

   現況測量のお知らせ
    ―環状4号線(夏目坂)の道路拡幅―

 晩秋の候 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 また、日頃より東京都の道路事業につきまして、ご理解、ご協力をいただきありがとうございます。
 東京都では、東京都市計画道路幹線街路環状第4号線のうち、新宿区若松町から馬場下町までの約700mの区間について、都市計画道路事業として道路の拡幅整備を計画しており、先般11月4日(水)に「事業概要及び測量説明会」を開催いたしました。
 この度、下記期間にて測量(現況測量)を実施いたします。
 つきましては、測量作業のため、皆様の土地に一時立ち入らせていただくことがあります。
 その際には、事前にご挨拶をいたしますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 なお、測量作業に従事する作業員は、東京都第三建設事務所発行の身分証明書を携帯し、腕章を付けておりますので、ご不審な点がございましたら、提示を求めるか、下記までご連絡下さい。

      記

 1 測量箇所 新宿区若松町地内から同区馬場下町地内

 2 測量内容 現況測量

 3 測量期間 平成27年11月上旬~平成28年3月中旬まで

 4 計画機関 東京都第三建設事務所 工事第一課 測量係
          (担当) 中村・柳井
          (電話) 03-3387-5362

 5 測量受託業者 株式会社 大東測量設計
          (担当) 吉田・杉山
          (電話) 03-6913-6163

▲▲▲テキスト化ここまで▲▲▲



※上記文書にある「1 測量箇所 新宿区若松町地内から同区馬場下町地内」というのは、
 何か意図があるのかわかりませんが、不明瞭であるように感じます。

 若松町・原町3丁目・原町2丁目・喜久井町・馬場下町(のそれぞれ一部)
 であると、文書中の地図からは判断されます。






◎ご報告

大龍寺では、12月10日(木)に東京都の担当者に来てもらい、
檀信徒みなさまに向けて直接「事業概要」について説明をするよう要請しました。
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★目先にあるのは、地域のことか、道路のことか。(説明会に参加して)

2015年11月05日 | 夏目坂道路拡幅工事
★環状第4号線(夏目坂)の道路拡幅事業概要及び測量説明会

夏目坂拡幅工事の説明会に参加してきましたが、
責任者・担当者の対応からは、非常に残念な気持ちを抱きつつ帰ってきました。

以下、説明会に参加しての雑ぱくな感想と、希望を記しておきます。





(1)なぜ一番厄介なところを言わないのか。

現状で最大幅11メートルの夏目坂通りを20メートル道路にするそうです。

はじめに計画の経緯説明がありましたが、その内容は…
 昭和21年に環状4号線の都市計画が決定され、
 平成16年に優先道路の指定を受けましたということのみ。
わずかこの2行で終わってしましました。

実は環状4号線は、もともと夏目坂よりずっと西の国立国際医療研究センター付近に指定され、
後に河田町・若松町・夏目坂・穴八幡の横という大きく迂回した経路に変更されています。

そのような道路計画の変更によって、
夏目坂が拡幅されることになったという大変重要な変更点を、
住民側が指摘するまでは全く言及せず、やり過ごそうとしていました。

最も突かれそうな点を言わずにおいたということが、
説明が始まって早々、「あれっっ???」と感じてしまった点でした。





(2)考えているのは地域のことか、道路のことか。

そして拡幅によって住民にどのような利便性があるのか、
という点を、現在の問題点を挙げて説明されました。

 ・自転車2台が対面ですれ違うのが危険な歩道(そもそも自転車は車道ですよね)
 ・路上駐車車両の横を通るのにセンターラインを越えないと通れない道幅

という点を指摘していましたが、この夏目坂通りでそれを指摘するなら、
この地域では、河田町にある東京女子医大の歩道の方がよっぽど危険性は高いです。
居住者、病院患者(入院・外来)、医師、学生(近隣に3校)が往来しているのに、
一部の歩道では、車椅子1台が通れるほどの幅しかないのです。
しかも、病院のお見舞い客が駐車待ちのために公道上に車列をなすこともしばしば!



計画がなされた50年前の道路需要と現在の道路需要は違うということや、
それでも拡幅をするのは何故かという積極的な理由付けはありません。

これまで行われてきた外苑西通り(環状4号線)の伸延工事が、
富久町→余丁町→若松町と工事が進められてきているため、
次は夏目坂通りですよということでしか、拡幅の意義が語られないのです。

50年前の呪縛に従って、考え無しに工事を進められたのでは堪りません。
「住民の利便性」は、計画を進めるための実質的な理由にはなっていません。




(3)本当に住民の理解と協力を得て事業を進めたいのか。

更に驚いたことは、この11月に初めての説明会を設け、
そして今年度中にはもう現況測量を実施し、
来年度中には用地測量をするつもりなのだそうです。

いや、いや、いや、これまでさんざん放ったらかしにしておいて、
住民が様々な犠牲を被る道路の拡幅計画であるのに、
始めるとなったら、住民の理解と協力を取り付けるまでの手順がありません。


更に質疑応答の時間に移って、露骨に出てきたことは、
住民からの理解を得たいという気持ちが無いということでした。

質問のメモを取ることも、回答のため資料を探すことも必要でしょう。
でも、前2列目から職員さんたちの姿を見ていて感じたことは、
質問者がどういう人なのか、職員さんは知ろうとしていなかったということです。

その姿や顔をしっかりと見て、一体何を意図した質問であるのか考え、
どうしたら質問者の疑問が理解に変わるのか、そのような気持ちで臨まなければ、
それは質疑応答の形を取った自己主張でしかありません。





(4)拡幅工事を実施する以前に、誠実、真摯であって欲しい。

以前、近所に高層マンションが建つという話がありました。
民間の不動産デベロッパーが数年前から通ってきていて、
計画には全く賛成できないものではありましたが、
少しでも理解を得たいという姿勢があることだけは、よくわかりました。

でも、今回の説明会における対応からは、
残念ながら、そのような姿勢が感じられませんでした。



職員さんからみれば、自分の仕事の一つかもしれません。
50年も前から拡幅することは決まっていたと言うかもしれません。
でも、認識を改めて欲しいことがあります。
今回の拡幅工事に良きにしろ悪しきにしろ影響をうける人たちがいます。

 毎日の一人一人の生活はどうなりますか?

 道路のこちらと向こうの人たちの関係性はどうなりますか?

 道路に接する5つの町会の、これからのあり方はどうなりますか?

 この道路を渡って通学している子供や孫の世代に危険はありませんか?

 いやいやながら用地提供する人もでてきませんか?

 用地提供によって転居を強いられる人はでてきませんか?

 職場を移ったり、今の仕事が続けられなくなる人はでてきませんか?



そこに住む人たちの日々の生活、人間関係、地域のあり方、こころの問題にも、
深く、広く、長く、影響を与えるのがこの道路拡幅工事です。




雛壇上に座する責任ある立場の人が仏頂面であるのに比して、
会場周辺の案内係、入口の下足係、掲示物前の説明係の人たちは
比較的若く見える職員さんたちでした。
彼らの方がよっぽど丁寧に、住民の言葉で対応をしてくれていました。

いろいろな地域で拡幅工事を行っていれば、
住民からの様々な疑問、質問、批判、意見が出てくるはずで、
それら一つ一つに対応していくうちに
いつの間にか苛立ちや憎悪の感情に染まることもあるでしょう。
担当者が辛い役どころであるのは察することもできます。

でもね、道路を作るって、ちっちゃな仕事なんでしょうか。
たくさんの人の人生が変わってしまうわけですよね。



住民が期せずしてヒートアップするのは、
役所の論理で事業を進めようとするからです。


まず住民の思いに心を巡らすべきです。
そして、それでも計画を実施するのであれば、
少なくとも担当する人それぞれが、住民の顔を見て、気持ちを聞くこと、
人に対して誠実な態度で、真摯な態度で、仕事をして欲しいものです。





※※※※

大龍寺は夏目坂通りに接した境内地の一部を用地提供するよう指定を受けています。
時が来れば、求めに応じて用地提供をせざるを得ないのかもしれません。

そうなるとこれまで自動車で参拝に来られていた方の駐車スペースがなくなってしまいます。
また、測量の結果次第で、墓地に影響が及ぶお檀家さんが出てくる可能性もあります。

東京都には、当山に対して個別の説明会を開くよう要望をしていますので、
日時決定しましたら、檀信徒の皆様には、追ってご案内をさせていただきます。


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★環状第4号線(夏目坂)の道路拡幅事業概要及び測量説明会

2015年10月26日 | 夏目坂道路拡幅工事
戦後ずっと大龍寺の懸案であった夏目坂通りの拡幅計画が、
まずは測量からということで動き始めたようです。

拡幅するためには大龍寺の敷地一部を提供せざるをえず、
書院の一部も予定地にかぶっています。

また今後実施される測量結果をみなければなりませんが、
若松町側の墓地も予定地に入っているのかどうか、確認する必要があります。



書院竣工5年にしてこういうことになるのは
少々残念な所でもありますが、どのような事情で計画が進められており、
今後、どのような段取りで拡幅を進めようとしているのか、
今度の説明会に出席して十分に確認をしようと思っています。






クリックすると大きくなります。



▼▼▼以下、お知らせ文書をテキスト化▼▼▼

関係者の皆様へ
          平成27年10月
          東京都第三建設事務所

環状第4号線(夏目坂)の道路拡幅 事業概要及び測量説明会

 秋冷の候、皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 また、日頃より東京都の道路事業につきまして、ご理解、ご協力をいただきありがとうございます。
 さて、このたび東京都では、東京都市計画道路幹線街路環状4号線のうち、新宿区若松町から馬場下町までの約700mの区間について、都市計画道路事業として道路の拡幅整備を計画しております。
 つきましては、「事業概要及び測量説明会」を下記のとおり開催いたします。ご多忙の折り恐縮ですが、ご出席下さいますようご案内申し上げます。
 なお、当日、ご都合により、ご来場いただけない関係者の方々につきましては、説明会以降に下記問い合わせ先にご連絡いただければ、ご説明させていただきます。
 今後とも、皆様のご理解とご協力をいただきながら事業を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

開催日時及び会場

日時
  平成27年11月4日(水曜日)午後7時~午後8時30分

会場
  新宿区立早稲田小学校体育館
  新宿区早稲田南町25
  東京メトロ東西線早稲田駅1番出口徒歩5分

※会場には駐車場がなく、駐輪スペースも広くありませんので、徒歩または公共交通機関にてご来場下さるようお願い申し上げます。

問合せ先
 東京都第三建設事務所工事第一課
 渉外担当 外崎(TEL03-3387-2102)
 測量係  中村、柳井(TEL03-3387-5362)

 住所 東京都中野区中野4-8-1 中野総合庁舎2階

※現地において測量作業が必要となる地権者の皆様には、改めて測量作業着手前に別途お知らせを配付いたします。

▲▲▲テキスト化ここまで▲▲▲








環状第4号線に関するリンク

 Wikipedia 東京都市計画道路幹線街路環状第4号線

 東京道路建設(環状第4号線 計画の概要と未開通区間

 環状第4号線沿道富久地区のまちづくり

 環状第4号線沿道余丁町・河田町地区のまちづくり

 環状4号線の開通区間、未開通区間を図示してみた。


 東京都第三建設事務所(道路整備

 都市計画情報インターネット提供サービス
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