たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★令和6年6月の定例写経会(R6.6.8)

2024年05月28日 | オンライン活動
経典は一文字一文字の積み重ね。
一文字は一画一画。一画は一点一点。一点は一心一心。
ひとつのことに集中していると心が澄んでくるようです。

令和6年は、コロナ中休会していた写経会を再開します。

檀信徒の皆さんはもちろろんですが、どなたの参加も歓迎します。
写経会場は、書院2階で、机に椅子席の用意があります。
写経後の納経法要の際は本堂に移りますが、こちらも椅子席です。

その他、参加に不安のある方には出来るだけ対応しますのでご相談下さい。
参加希望の方は、事前のお申し込みをお願い致します。





◆開催日(隔月第2土曜日)
 6月8日(土)


◆開催時間
 14:00~ 会場準備
 14:30~ 開場・受付
   夏目坂通りから入り右󠄀方の本堂正面からお上がり下さい。
   早い到着の方には、準備のお手伝いをお願い致します。
 15:00~ お写経
   この時間に間に合わなくても参加出来ます。
   お写経の進み具合に関わらず終了時間は変わりません。
 16:20~ 納経法要
   参加者皆さんの進み具合により前後します。
   当日の写経を納めていただきます。(お持ち帰り可)
   当日書き切れなければ、次回は続きから始めていただきます。
 16:45~ 喫茶・歓談
   終了時間まで時間があれば茶話会をしましょう。
 17:00頃 散会


◆参加費(納経布施)
 お布施として1000円程度


◆準備物◆
 一般的な小筆・すずり・墨汁の準備はあります。
 筆ペン・万年筆・ガラスペン・ボールペン・鉛筆で書きたい方は、
 各自で希望の筆記用具を持参して下さい。


◆参加するには◆
 下記のフォームにてお申し込みください。
 10名までの先着順、開催前日には締め切ります。
 https://forms.gle/XUVep6LppEaxgroP7



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★年回忌法要のお勤めについて(令和4年11月 発信)

2022年10月31日 | オンライン活動
《 この記事は、当山の檀信徒を対象としています。 》

新型コロナウイルス感染症は、いまだ終息には至っていませんが、
ご葬儀は従来通り枕経・お通夜・ご葬儀を勤める方がほとんどとなりました。
また年回忌法要は、代理法要の方もいらっしゃいますが、
少人数ながらお集まりになって勤める方が増えてきました。
 
当山では、直近の感染者数の推移・社会の動きなどを勘案し、
皆さまが不安なくご供養をお勤めになられることを心掛けています。
年回忌にあたる方は、法要の欠礼がないようご留意ください。



(A) 法要を従来通り実施する

* 土・日・休日の法要は、午前10時~11時か、正午12時~午後1時とします。
* ご参列の人数は、その時の社会情勢に応じて、ご考慮下さい。
* 到着時は手指消毒・体調確認を。熱のある方は参列をお控え下さい。
* 法要中もマスクを着用し、読経の際は低声か黙読にして下さい。
* 法要後の会食(お斎)は、ご家族16名までに限り書院での会食を承ります。
  感染症対策が万全な店舗へのご移動か、お持ち帰り弁当も選択肢に入れて下さい。
* ご自宅での法要の際は、同居家族を中心とし、換気を十分にして下さい。


(B) 皆さまが参列せず住職が法要を務める

* 希望する日に本堂で代理法要・代理墓参を勤めます。
* 法要後にご供養ご回向の証として「囘向證(えこうしょう)」をお送りします。


(C) 限られた方が参列し、オンライン配信を併用する

* 参列できない(参列を断念した)ご家族がいる場合、
 インターネット・ライブ配信で法要を中継することも可能です。
 ご希望により当山の配信設備を提供します。


(D) 墓参に来られる

* お塔婆と墓参日時の予定を事前にお申し込み下さい。
* 墓参日時までに、(C)代理法要を勤めさせていただきます。


(E) 延期する

* 柔軟に対応させていただきますが、できる限り延期せず、(A)~(D)をご検討ください。



法要日時はお申し込み順にお受けします。お早目にご相談をお寄せください。
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★誰もがみな仏ごころで生きる世界へ

2022年10月02日 | オンライン活動
この4月に曹洞宗の“特派布教師”というお役を拝命しております。


従来であれば、管長告諭(おことば)をおあずかりして
告諭に基づく法話をさせていただくため様々な地域に派遣される役職ですが、
昨年に引き続き、今年も宗派全体で派遣事業がおこなわれていません。


本年は、派遣事業に代えてYOUTUBEでの法話をすることになり、
特派布教師を拝命したばかりの新任者としてお役が回ってきました。



自分自身で映像を確認して、まだまだ改めるべき点だらけですが、
いまの自分の力不足がそのまま現れている姿として、目を開いて見ております。
恥ずかしながら、ご視聴いただければなによりです。


誰もがみな仏ごころで生きる世界へ
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★修復記念 本尊寶冠釋迦如來 特別拝観

2022年09月15日 | オンライン活動
当山は、昭和20年5月の空襲によって、伽藍も、檀信徒過去帳も、
その他の多くの什物も、全てを消失してしまいました。
救われたのは、防空壕で祀っていた当山のご本尊さま“宝冠釋迦如來”さまと
その前に安置されていたお経本(理趣分経)や鈴など数えるほどの仏具だけが
ススだらけになりながらも焼失を免れたことです。


ご本尊さまは、戦後すぐに修復がなされたものと思われますが、
それから70年以上が経ち、傷みが目立ってくるようになりました。
これからもずっと変わらず護持しお参りをしていくため、
5月の施食会を勤めた後から、京都の仏師さんに修復作業をお願いしておりました。


普段のご本尊さまは本堂内陣の最上段に安置し、
幕のわずかな隙間から仰ぎ見るだけでお参りをしてきましたが、
この度の修復を記念して一時的に遷座を願い、間近にお参りしていただけるよう
秋のお彼岸にあわせて、「特別拝観」の期間を設けました。

ぜひとも、この機会にお参りいただきたく存じます。


                           

  令和4年9月17日()~25日(

  各日午前10時から午後時まで

  大龍寺本堂にて

                           


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★年回忌法要のお勤めについて(令和4年7月第7波を受けて)

2022年07月23日 | オンライン活動
当山では、皆さまが不安なくご供養をお勤めになられることを念頭に置いて、
直近の感染者数の推移や、社会全体の動きなどを勘案しつつ、
年回忌法要のお勤めについて、檀信徒を対象に指標を出しています。

令和4年6月発信では、感染症流行後もっとも緩やかな指針を出しましたが、
現在の新規感染者数・ワクチンとの兼ね合い・社会の雰囲気などを含め、
第7波が来ているとされる状況を鑑みて、指針の見直しをさせていただきます。

このような状況下でも、亡き方の年回忌に欠礼のないよう
できる範囲のことをお勤めになりますようご留意ください。
 
当山における年回忌法要のお勤めについては、以下を心掛けて下さい。
 
 
 
(A) 法要を従来通り実施する【参列人数・会食について制限アリ】
* 土・日・休日の法要は、午前10時~11時か、正午12時~午後1時とします。
* ご参列の人数は極力抑え、最大でも15名までにして下さい。
* 到着時は手指消毒・体調確認を。熱のある方は参列をお控え下さい。
* 法要中もマスクを着用し、読経の際は低声か黙読にして下さい。
* 法要後の会食(お斎)は、感染症対策が万全な店舗か、お持ち帰り弁当を検討して下さい。
  当山書院での会食については、普段から施主と同居している家族のみとしてください。
* ご自宅での法要の際は、同居家族を中心に人数を絞り、換気を十分にして下さい。
 
 
(B) 皆さまが参列せず住職が法要を務める
* 希望する日に本堂で代理法要・代理墓参を勤めます。
* 法要後にご供養ご回向の証として「囘向證(えこうしょう)」をお送りします。
 
 
(C) 限られた方が参列し、オンライン配信を併用する
* 参列できない(参列を断念した)ご家族がいる場合、インターネット・ライブ配信で法要を中継することも可能です。ご希望により当山の配信設備を提供します。
 
 
(D) 墓参のみ来られる
* お塔婆と墓参日時の予定を事前にお申し込み下さい。
* 墓参日時までに、(C)代理法要を勤めさせていただきます。
 
 
(E) 延期する
* できる限り(A)~(D)をご検討ください。ご事情には柔軟に対応させていただきます。
 
 
 
法要日時はご連絡順にお受けします。お早目にご相談をお寄せください。
今後の感染状況の変化により、この指標は常時変更の可能性があります。


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★玉置妙憂さん無料講演会

2022年06月13日 | オンライン活動
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★YouTube動画メモ

2022年05月30日 | オンライン活動
きちんとしたことをきちんと伝える方法も工夫のしようがありますね。


「法律を破った人」と、共に生きるということ|#09 Expand the World|明治大学 法学部
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★令和4年4月の坐禅会について

2022年03月28日 | オンライン活動
令和4年の新年度1回目となる4月の坐禅会は、

・4月2日(土)夕方16:30~18:00
 定例坐禅会
  経験者対象(坐り方の説明ナシ)
  オンライン形式のみ ZOOM使用

・4月3日(日)早朝 6:30~ 8:00
 初心坐禅会
  どなたでも(坐り方の説明アリ)
  オンライン形式のみ ZOOM使用


ということで開催させていただきます。
本堂でのPV(パブリックビューイング)開催はありません。

ただし「坐禅はしたいが、どうしてもオンラインが難しい…」という方は、
先着・限定3名で、本堂での坐禅を受け入れようと思います。
当ブログの左サイドバーにある「メッセージを送る」から、メッセージをお願いします。
両日とも、本堂での坐禅は、受付終了しました。


※オンライン参加申込は、以下のリンクからお願いします。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZAsdeusqDkoGN3V-33nwr_-Z9s9FUqHWC0W

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
坐禅経験の有無により、コースわけしていますので、ご留意ください。
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★令和3年11月の坐禅会(オンライン&本堂)

2021年11月01日 | オンライン活動
令和3年11月の定例坐禅会・初心坐禅会は、
オンライン坐禅「うちで坐ろう」形式を前提に開催し、
本堂で坐る(パブリックビューイング坐禅)こともできます。
  
 
  
◆オンライン坐禅「うちで坐ろう」◆
 
①11月6日(土)16時30分~18時00分
 定例坐禅会
 開始時間になりましたらすぐに坐り始めます。
 坐り方の説明はありませんので、坐禅経験者に限ります。
 
 16:20 オンライン開室
 16:30 坐禅①
 17:00 経行
 17:10 坐禅②『普勧坐禅儀』読誦
 17:40 おはなし・感想シェア
 18:00 オンライン閉室
 
 
②11月7日(日) 6時30分~ 8時00分
 初心坐禅会
 開始時刻になりましたら坐禅の組み方について説明を始めます。
 初心者を想定した説明ですが、経験者でも構いません。
 
 06:20 オンライン開室
 06:30 坐禅と坐り方の説明
 07:00 坐禅①
 07:30 おはなし
 07:40 感想シェア・Q&A
 08:00 オンライン閉室 
 
 
◆参加申し込み方法

 ①のみ、②のみ、①と②の両方の参加方法があります。
 どちらも、ZOOMでの事前申込が必要です。

 こちらのリンク先で参加登録をして下さい。
 https://zoom.us/meeting/register/tJIlfuysqDgvH9MVpV-KMmv7XcHl7FuyN82N

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
 

  
◆参加費

 無料
 ※日頃の善行を心掛けて下さい。
  その善行が善行を呼び、社会全体が善くなれば
  当寺にもその功徳が及ぶことを期待しています。
 
 
◆事前準備について

 ※PC・スマホなどで、Zoomが使えるようにして下さい。

 ※お尻に敷くための坐禅用の坐蒲(ざふ)があれば何よりですが、
 座蒲団(ざぶとん)・固めのクッション・バスタオル5枚程度を折り畳んで厚くするなど。

 ※服装は、身体を窮屈にしない緩やかなものが良いです。

 ※複数人での参加、お子さんと一緒に参加することもできます。
  坐禅中はミュートで参加して下さい。

 ※最後に、参加者から感想・質問等をお聞きするかもしれません。
  差し支えない方はカメラ・マイクオンをご案内します。



 
◆本堂での「パブリックビューイング(PV)坐禅会」について◆
 
◆本堂での坐禅(パブリックビューイング形式)について◆
 
実会場で坐りたい方は大龍寺本堂にて坐禅をすることができます。
主催者はスクリーンの隣にいますが、オンライン主体で進行します。
会場内では、三密に繋がるような会話・交流は控えてください。

・マスク着用/手指の消毒/体調の自己申告をお願い致します。
 申し込み済でも、発熱している方、体調の悪い方は参加をご遠慮いただきます。
 参加お布施として100円以上をお納め下さい。


《PV参加の条件》
 *通信環境が整わない方・都合によりオンライン参加が難しい方
 *限定10名

・電話かメールにて、希望日時・氏名・連絡先をお伝えください。
 電話 03-3203-8394
 メール nonin_kenko★ybb.ne.jp
     ★→@
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★令和3年 秋のお彼岸法要

2021年07月30日 | オンライン活動
令和3年秋のお彼岸は、9月20日(月・敬老の日)から26日(日)までの1週間です。
当山では、23日(木・秋分の日)午前11時より「秋季彼岸法会・中日法要」を修行します。

現在、都内の感染者数が3日続けて3000人を超えている状況です。
9月に多くの方に参列していただいた法要を営むことは難しそうですが、
ご参列の有無については、いまのところ「未定」としています。
参列の有無にかかわらず、youtubeによるライブ配信は実施させていただきます。







令和3年9月23日(木・秋分の日)午前11時~正午12時
 ・令和3年秋季彼岸会法要/塔婆供養
 ・お彼岸のおはなし


秋季彼岸法会にちなんで「ご供養・お塔婆建立」を希望される方は、
事前に当山までご連絡をお願い致します。


《お塔婆なし供養》
 各家の先祖代々諸精霊 追善供養
 戒名による任意の精霊 追善供養
  ※中日法要にて読み上げご回向します。「お布施」をご用意下さい。
  ※対象:当山に墓地がない檀信徒のうち…
    お塔婆(150㎝)を持って墓参に行かれない方
    お塔婆を立てることができない霊園墓地の方


《お塔婆あり供養》
 各家の先祖代々諸精霊 お塔婆供養
 戒名による任意の精霊 お塔婆供養
  ※お彼岸法要にて読み上げ、お塔婆をお供えしてご回向します。
   お彼岸中に墓参をされる方は「お布施」「お塔婆代」をご用意下さい。
   墓参に来られない方は、他に「代理墓参香華料」をご用意下さい。
  ※対象:全ての檀信徒
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★PV坐禅会、案外いいかも。

2021年06月20日 | オンライン活動
この6月の坐禅会は、定例坐禅会・初心坐禅会とも、従来通りのオンライン(OL)坐禅会をベースに本堂でのパブリックビューイング(PV)を初めて設定しました。

これまで1年間ほどOL坐禅会を続けてきましたが、半分くらいは、本堂での坐禅会とOL坐禅会を同時に開催する“ハイブリッド坐禅会”として開催していました。ここには1年かかっても解決しなかった問題点がありました。私自身が目の前にいる人への対応に偏重してしまいがちで、OL参加の方に「取り残されている感じ」をさせてしまうことです。

これからはリアルとオンラインは別々と考えていましたが、参禅者からPVというアイデアをいただいたこともあって、6月の坐禅会ではOL坐禅をメインとしてPVにも取り組んでみました。
 
実施してみて感じたことは、配信者としてOL坐禅会に集中できる点が大きく、かつ、本堂でのPV参加者とも適度なコミュニケーションがとれる点が良かったです。これから何回か、この形式で続けてみようと思っています。



―以下、運営上のメモ書き―
 

 
《準備メモ》
・OL坐禅会のシステム

従来通りZOOM。参加者にはZOOMの事前登録をしてもらいます。本堂でのPV参加は会場の都合で10名限定としたので、こちらも事前申込としました。

・配信者(ホスト)の場所
当初は本堂以外の場所から配信することを考えていましたが、本堂に来られた方に対する案内(危機管理)ができないことから、PVスクリーンの横を、自分の坐処(配信場所)にしました。

・本堂のPV準備
スクリーン・プロジェクターを設置し、本堂全体をカバーするWebカメラ・マイク・スピーカーを用意しました。
1日目 ホストIDのパソコン1台で「自分」と「会場」のカメラを切り替える形。
2日目 ホストIDのパソコンは「自分専用」+ゲストIDのスマホを「会場専用」に。




聖僧様の前に配信者(ホスト)の単と配信機器など。この写真だけだと、OL配信のようにも見えますが、画面外である左横にスクリーン、右の方にPV参加者の坐る場所があります。パソコン内蔵のカメラは配信者(ホスト)を撮影します。三脚上にはWebカメラとマイク、三脚下に外部スピーカーを置き、PV参加の人たちに向けています。





《進行・お話メモ 12日》
  OL参加 5名
  PV参加 2名
墓参のついでに寄ったお檀家さんがPVに飛び入り参加がありました。その方は坐禅未経験だったので、はじめの10分ほどで坐り方を説明。それ以降は、ほぼ予定通りで進行しました。

坐禅中の呼びかけ
 「完璧な坐禅でなくてもよい。“乱れたら直す”の繰り返し。」
坐禅後のおはなし
 「“悟った人はもう迷わないのか”という疑問と“破鏡不重照 落下難上枝”の理解」
  →来月以降も関連して続けます。



《進行・お話メモ 13日》
  OL参加 4名
  PV参加 1名
PV参加2名の予定が1名欠席の連絡あり。坐り方の案内はまず「呼吸」の練習、起きている状態と寝ている状態の違いを比較しました。それ以降は通常通りの坐り方のご案内。

坐禅後のおはなし
 「ただ坐ること。分別・無分別・不染汚の言葉とからめて」


(ZOOMの共有画面)





《次回以降の改善点》
・坐禅鐘について
ZOOMの雑音除去の機能が働くと、坐禅鐘の音が途中で消えてしまいます。OL坐禅会開催するたびにその機能をOFFにしなければならず、忘れることも…
事前に、坐禅鐘を音声データとして収録しておき、ZOOMの「音声を共有する」で坐禅鐘を配信するというアイデアを次回試してみます。

・本堂の雰囲気とPV機器の違和感について
畳敷きの本堂に、スクリーン・プロジェクターなどの機器があって、違和感、落ち着きのなさを覚えるという声がありました。自分にとっては、今では違和感はありませんが、この声は大切にしたいところです。
プロジェクター、三脚、ケーブル類は何らかの方法で目隠しをすることは、できるかもしれません。スクリーンそのものはどうにもなりませんが、黒い部分をどうにかすれば、違和感は軽減できるかもしれません。


PV参加者の目線から






★付録★ 大龍寺版 坐禅会の形式

オンライン(OL)坐禅会
 オンライン:リアル=10:0
 ZOOMなどネット環境の元で坐禅会を開催する。自宅などから参加する。

パブリックビューイング(PV)併用オンライン(OL)坐禅会
 オンライン:リアル=9:1
 OL前提で参加者をつるのが、本堂内にスクリーン等を設置し、リアル参加者も受け入れる。
 例えるなら、FM局が、歩道沿いのガラス張りスタジオで放送する感じ。ほとんどラジオ聴衆向けに番組は進むが、時々、スタジオ外に駆けつけている人に触れた話題になる。

ハイブリッド坐禅会
 オンライン:リアル=3:7
 リアル坐禅会に主催者がパソコン・スマホなどを持ち込みオンライン参加者も受け入れる。OL参加者は、リアル坐禅会の様子を覗き見る感じになりがちです。
 例えるなら、ラジオの公開放送をコンサートホールなどを会場にして開催する感じ。目の前に人がいることが前提で番組が進みます。

リアル坐禅会
 オンライン:リアル=0:10
 従来タイプ・本堂に来てもらって、皆が顔を合わせて坐禅をする。
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★オンラインで帰るのかな。盂蘭盆法要(内献・ライブ配信)お知らせ。

2021年06月03日 | オンライン活動
本年の盂蘭盆法要(新盆ではない全ての檀信徒対象)は、
いまだに収まらない感染症への対応を継続せざるを得ず、
 
「内献」
「youtubeライブ配信」

での修行とさせていただきます。
 


画像をクリックすると、配信サイトに移ります。
 
 
 
◆盂蘭盆法要(大龍寺本堂にて)

令和3年7月13日(火)午後3時~

初盆にあたらない全ての檀信徒が対象です。法要への参列は募りません。
法要中も含め、当日はいつでもお盆棚でのお焼香ができます。
先祖代々ご供養、お戒名でのご供養のお塔婆を建立される方は、事前にお申し込み下さい。
 
 
◆盂蘭盆宅経(該当する檀信徒各家にて)
例年は、新盆の方・近隣の方・苗字の頭文字が「た・ち・つ・て・と」の方と、
毎年の宅経を希望する方のご自宅に伺ってご供養をしていますが、
本年の宅経は、すべて延期とさせていただきます。
 
 
◆ご供養・お塔婆のお申し込みは…
「お塔婆」を建立し、ご先祖さま等のご供養をされる方は、
【建立施主名・よみがな】【ご供養をされるお戒名か先祖の家名】をお知らせ下さい。
お塔婆代一本3千円に、ご供養お布施を任意の金額にてお納めいただければ幸いです。
 
 
 
◆本年、初盆を迎えられる方について

令和3年7月8日(木)午前11時~ / 午後2時~

四十九日忌(埋葬)の後、初めてお盆を迎える方が該当します。
大龍寺本堂にて「初盆法要」を午前・午後の2回勤めます。
各ご家庭からどちらかの法要に1~3名様のご参列をお願い致します。
先祖代々・新亡さま戒名のお塔婆(計2本)をお建ていただきます。

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★おんなじ空の下で坐るには

2021年05月11日 | オンライン活動
5月4日、オンライン坐禅会を久しぶりに開催しました。
にわかに思い立った企画であったため告知不十分でしたが、
それでも、2人が参加して下さいました。





振り返ってみると、初めてオンライン坐禅会を開催したのが
試行錯誤の中だった1年前のゴールデンウィークでした。
以来、感染状況に振り回されながらリアルとオンラインを織り交ぜて
毎月1回、自分への課題・試行錯誤をしながら坐禅会を続けて来ました。
今回のオンライン坐禅会では以前から心の隅にあった
「青空の下で坐ること」を課題にすることにしました。
 

 

 
《企画・開催メモ》
 
(1)天空の下は、直射日光だった…


本堂の屋根の上で坐ることを想定していましたが、
青空の下で坐るのは、まぁ企画倒れでした。
爽やかな季節とはいえ、当日は朝から天気が良すぎでした。

直射日光を浴びて3~40分坐り続けていたら、
身体的な負担が大きくなることは想像がつきます。
日陰で坐ることって大切なのかもしれません。
「緑陰禅」とか「樹下石上」というコトバも思い出されました。
 
 
(2)マイクとスピーカーの問題

交通量がまぁまぁある夏目坂通りに面しているので、
指向性のないマイクだと騒音まで参加者に中継される恐れがありました。
(昨夏開催した“オンラインラジオ体操”では、
 境内から生中継して、車の走行音に失敗しました…。)
 
逆に相手の声が聞き取りづらいことも考えられ、
初めてヘッドホンマイクを使って中継をしてみました。
実際に使ってみて、音声上の問題は全くありませんでした。
むしろ、屋内でも使用した方がよい!という好感触でした。
ただ小さな問題点はありました。次の項目で。
 
 
(3)カメラの問題

これまでパソコンのカメラか、外部ビデオカメラを使ってきましたが、
今回は配線を簡単にしたく、パソコンのカメラを使うことにしました。
坐禅の姿勢全体を映すにはある程度の距離が必要ですが、
家族に借りたヘッドホンマイクではコードが短くて、距離をとれませんでした。
解決するには、
 ビデオカメラを接続して距離をとる。(現在できる手段、機器・配線が増える)
 ヘッドホンマイクの延長コードを使う。(4極延長コード、数百円)
 ワイヤレスのヘッドホンマイクを使う。(ピンキリ、1000~10000円)
 
 
(4)Wi-Fi使用の問題

使用したPCの裏面に注意書きがあります。
 「電波法により、5.2/5.2GHz帯は屋内使用に限ります」と。
現在多くのWi-Fiで使われている2.4GHzは低速で広範囲、
5GHzは高速で狭範囲という使い分けがされています。
オンライン中継では高速な5GHzか有線LANを使いたいので、
今回は有線LAN(有線LANとUSBのアダプター)で中継しました。

法令に抵触せずWi-Fiを使用して開催するには、
低速・広範囲の2.4GHzでの中継に問題がないか、
無線LANを発信するルーターと中継する場所との
距離(電波強度)を確認する必要があります。

参考サイト
  https://www.tele.soumu.go.jp/.../wlan_outdoor/index.htm
 
 
(5)屋外での微少な問題点

・参拝者との問題
「お坊さんが、ヘッドホンマイクを頭につけて、パソコンで何かしている」
という光景は、事情を知らない参拝者から見ると奇異かもしれません。
「オンライン坐禅会開催中」という看板・掲示が近くに必要かもしれません。

・風の問題
聖僧さまの傍に供える灯明には、風防付きの屋外用蝋燭立てを使いました。
坐っている本人にとっては心地よい程度の風が吹いていましたが、
2倍速くらいの早さで蝋燭は短くなっていきました。
 
 



本堂向拝(正面)は、本堂屋根と植木の陰がかかっていて、
十分な日陰が。直射日光を避けて坐ることができてました。

お参りに来た方とバッタリ遭遇して、びっくりされました。
あたりまえですね。
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★坐って眠ってまた坐る(1泊2日っぽいオンライン坐禅会)

2021年03月04日 | オンライン活動
お知らせ済みの、今回の坐禅会を4回に分けて実施することについて、
オンライン坐禅については、6日晩と7日朝に2回開催しますが、
両者を全く別ものとするのではなく、緩やかな連続性を持たせることにしました。

それは、忘れていた“あること”に、気付いたからです。
毎月1回の坐禅会をなぜ土曜日の晩に開催していたのか…



禅堂の1日は「黄昏の鐘が聞こえてきたら、お袈裟を着用して坐る」ところから始まり、
流れるように打眠(睡眠)、翌朝(未明)の暁天坐禅へと進んでいきます。
この“黄昏坐禅→打眠→暁天坐禅”という一連の行持を、坐禅会でできたらいいな、
と、頭の中で思い描きつつ、とりあえず土曜日の晩に坐禅会を始めたのです。

現実的に「宿泊」という部分が難しいと、二の足を踏んでいたのに、
その二の足を踏んでいたことすら、いまや忘れてしまっていました。



このコロナで打撃を受けている温泉宿が「オンライン宿泊」をやっているという話が頭をよぎり、
…あれ?3月の坐禅会って!と、慌てて時間割を確認したら、
偶然にも、1泊2日に近い形で時間割をしていたことに気付き、
遅ればせながら、1泊2日っぽいオンライン坐禅会に衣替えしました。



参加者は「足を組む坐禅」「椅子に腰掛ける坐禅」など、お好きな坐り方を選べます。
初めての方でも無理のないように、1日目の坐禅前に「坐り方の説明」があります。

1泊2日っぽいですが、参加は「2日とも」「1日目晩のみ」「2日目朝のみ」いずれもOK。
坐り方の説明は1日目晩しかありませんので、初めての方はこちらの参加をお薦めします。

オンラインのシステムはZOOMを使用します。
リンク先での事前のお申し込みが必須です。
https://zoom.us/.../tJYpfu-pqzIpEtVXAQzKUO8NDIc5a9OZgSxi



坐って眠ってまた坐る(1泊2日っぽいオンライン坐禅会)
★3月6日(土曜日)18:15-20:00
 《坐り方説明あり》
 18:15 オンライン開室
 18:20 坐り方のご案内
 19:00 坐禅
 19:20 おはなし「道場での睡眠(打眠)について」
 19:30 感想シェア・Q&A
 20:00 朝まで休憩・(オフライン)
★3月7日(日曜日)06:15-08:00
 《坐り方説明なし》 
 06:15 オンライン開室
 06:30 坐禅
 07:00 経行
 07:15 坐禅中朝課
  『般若心経』『大悲心陀羅尼』読誦
 07:45 おはなし・感想シェア
 08:00 閉室(オフライン)

*坐蒲・座蒲団をご用意下さい。(固めのクッション・ヨガマットなども可)
*複数での参加やお子さん同伴も可能など自由度は高いですが、坐禅中はミュートで参加して下さい。
*最後に、参加者から感想・質問をお聞きするかもしれません。差し支えなければカメラ・マイクオンにして下さい。
*参加無料ですが、善行を積んで下さい。
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★令和3年2月の坐禅会はオンラインで開催しました。

2021年02月08日 | オンライン活動
令和3年2月の定例坐禅会・初心坐禅会を
最近続けてきたリアルとオンラインの同時開催はせず、
オンライン形式のみで開催しました。

定例坐禅会は6日16時半から5名参加。
1炷目は約35分、経行を経て2炷目は『普勧坐禅儀』を読誦。
最後に、涅槃図と佛遺教経のことについて触れて18時で終了。

初心坐禅会は翌朝6時半から4名参加。
参加者みなさんの坐る場所について調えてもらってから、
坐り方の説明をして約20分ほど坐りました。
終わってお話と、皆さんからの質問を受け付けて8時で終了。




文殊様とともに、涅槃図も掲出しお祀りしています。



《お話メモ》
時代や場所が変われば、やり方を合わる必要も出てくるけれど、
それには根本の確認と、根本と現実世界とどう契合しているのか見定めること。
何かを変えるには、変えられない所をわきまえることではないか。
お釈迦さまの遺言をいつもお唱えすることによって、自分を見直し、
自分のなまくらな現実を見て、教えの大切さを少しずつわかっていきたい。

坐禅も、いつの間にか坐相や心相が崩れることもあるけれど、
乱れては直し、直しても乱れたらまた直す、その繰り返し。
動かない原点を確かめられるから、自分がゆらぐこと、改めべきことも見えるのでは。


《開催形式メモ》
リアル坐禅会の開催時にオンライン坐禅会も同時開催をしていたけれど、
目の前に実際に来ている方への対応に偏重してしまうということ
(=オンライン参加の人が「取り残されている感じ」を覚えること)が、
半年ほど試行錯誤をしてみても、解消することができなかったようです。
取り残されている感じが生じる原因が、オンライン形式にあるのか、
ハイブリッド形式をとるからなのかはわかりませんが、
しばらくは、オンライン形式とリアル形式は分けてすすてみようと思っています。

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