たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★東日本大震災【11】復興支援のもうひとつ

2011年09月07日 | 震災ボランティア
■8月22日(月曜日)

この日の晩は石巻市の曹洞宗法山寺さまを会場に盆踊り大会が開催され、私たちは

 ・盆踊り前 落語会

 ・盆踊り中 夜店「無料ハンドマッサージ」コーナー

 ・盆踊り後 花火大会の設営と花火師担当

という役割をいただいていましたが、私たち一行17人のうちハンドマッサージ経験者は3名のみ。
22日の朝食後、ハンドマッサージ講習会を行いました。



約1時間かけて、指先からヒジにかけてのマッサージ方法を実習しました。
左右両方あるので、時間を気にしながらテキパキと行わなくてはなりません。
恥ずかしさもあって、はじめのうちは要領を得ませんでしたが、
相手の反応を見ながらお互いが楽しめるようになっていきました。





花火設営の前に軽く仕込み作業をしました。
とはいえ、花火そのものはもう出来上がっています。
導線を出しておいたり、点火順に並べて箱詰めをするなどしました。





実は4月の復興支援で石巻に来たときにも夜半に追分温泉に来ました。
今回は念願適って宿泊まですることができ、
明るい空のもとで全容を見ることが出来ました。





玄関先には向日葵が咲いていました。
プランターには支援のメッセージが書かれていました。










追分温泉を後にして向かった先は、追分温泉から北上川河口付近にある白浜地区でした。
この地域には曹洞宗の被災寺院、西蔵寺さまがあります。

4月の復興支援では瓦礫撤去・お位牌・仏具などの収集をしました。
この際の様子は、★東日本大震災【7】 集落の復興、お寺の復興。に記しています。

それから4ヶ月。様子は随分と変わっていました。
★4ヶ月のギッャプ(北上町内の集落)








泥だらけだった地面が、4ヶ月で様変わりしていました。
復興が進んでいても、進んでいなくても、緑に覆われているだけで、
4ヶ月前に受けた衝撃的な雰囲気が薄らいだような印象です。







石巻市役所北上支所には、初盆供養の礼拝所が備えられていました。
全員で読経焼香し、亡くなられた方にご供養申し上げました。





報道でも度々取り上げられている雄勝町の観光バス。
5ヶ月たった時点でも、まだ三階屋上に載ったままになっていました。




この後、女川のリアス式海岸を経由して、法山寺さまへと向かいました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★10月23日の案内状を発送... | トップ | ★東日本大震災【12】隣にい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

震災ボランティア」カテゴリの最新記事