
たまたま先日、我が家が利用しているプロバイダの窓口に行って、そのついでで無線LANルーターを新調することになりました。月額100円でレンタルです。ことの顛末はこういうこと。
昔は、フリーのメールアドレスでは信用されないことがある、ちゃんとしたプロパイダで(早い話が有料で)発行してもらったアドレスを持っておくべきものだといわれていました。会員登録に「フリーアドレス不可」なんて書かれていたこともあったように記憶します。確かに身分証明も不要でいくつでももらえますし、取得できるアドレスに信用はありませんでした。かくして、「信用」のために、契約しているプロバイダからオプションで月100円也のアドレスを発行してもらったのでした。残っている申込書で確認すると2004年2月のことです。1年で1200円…。16年だとえーと…計算できない!
ところが実は「信用」アドレスはあまり使った記憶がありません。ここ10年くらいは製品コマーシャルのメールやメルマガが来るくらいしか使途がありません。開いてみることもめったにない。1200円を10年で…ますます計算したくない!
折角の有料サービス、なぜ使わなかったのだろう。たぶん、こういうことではないか。
- プライベートでメールによる情報のやり取りが減った。仕事では毎日メールのやり取りはしますが、仕事用は会社からアドレスを付与されています。しかし、プライベートではSNSでこと足りるようになって、メールの必要性が下がった。
- メーラーアプリ(Outlook Expressなどの)を使う、つまりそのPCでしか読み書きできないメールよりも、ブラウザメールの方がPCを選ばず便利であること(近頃は複数のアドレスを管理できるメール機能もPCに備わっていますが)。PCでもスマホでも読み書きできるのは便利。
- Gmailの巨大なデータ容量は削除の必要がなくて、過去のものを探し出すのにラク。(私の会社のメールシステムはメールボックス容量不足により、月に何度かメールを削除せよという)。
今は、フリーアドレスかどうかを問われることはまずありませんね。
そんなわけで、毎月空家賃を払っていたのが、ずっと気になっていました。
めでたく、プロバイダから貸与されたメールアドレスの返還に成功できたのでした。我が家の出費が月100円ずつ減る!
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます