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ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

とうがらし三種

2007-05-04 18:47:20 | 食べもの
◇こーれーぐす
  有名な沖縄のとうがらしですね。那覇空港のお店でそばを食べに入っても置いてあるくらいですから、相当ポピュラーなものでしょう。使い方を知っている人は、トポトポトポとそばにかけます。かけかたで、その人の「こーれぐす」理解度がわかるかも。「こーれーぐす」とは漢字で書くと高麗胡椒となるそうです。柚子胡椒は胡椒ではなく唐辛子であるように、昔は辛いものは「胡椒」と表現していたらしい。素材もシンプルです。島とうがらし(近頃は本州でも苗が手に入りやすくなった)の実を泡盛に漬け込んだものです。写真にあるサン食品の「こーれぐす」には、こう記してあります。 品名=島唐辛子泡盛漬け 原材料=泡盛、とうがらし シンプルでしょ。うどんなどの麺類にはバッチリです。味噌汁にもgoodです。が、シンプルなだけに泡盛が苦手という人には辛いかも。
 ◇おばあちゃんのてぃだくーす
  これは石垣島、「おばあちゃんのてぃだファーム」の製品。写真では一番背の低い瓶です。明治屋の沖縄フェアで売っていました。沖縄の唐辛子は液体なのだと思っていたのですが、これは練り唐辛子です。材料は島唐辛子、泡盛、もろみ酢、食塩と書いてあります。唐辛子の種も入っています。これは辛い。味噌汁なら耳かき一杯程度で十分。「てぃだ」とは太陽のことらしい。南の太陽をしっかり浴びた、底抜けに明るい辛さという感じです。もうすぐ底をつきますが、なくなったらどこで買えばいいのだろう。
 かんずり
  初めての出会いは、20年ほど前、長野にスキーに行った時に、土産物屋で買ったのですが、近頃は長野に行く用事もなく、しばらく「かんずり」という言葉も忘れていました。ふと思い出して検索すると、近くの百貨店でも売っていることがわかって、買いました。 かんずりは実は信州のものではなく、越後のものです。そういや、妙高あたりで食べる野沢菜はピリッとした辛味があったような…。 これも練り唐辛子です。かんずりを漢字で寒造里と書くそうな。唐辛子を雪にさらして作るのだそうです。材料は唐辛子、糀、柚子、塩と書いてあります。てぃだぐーすほど辛くなく、柚子の香りがほどよく利いていて、雪国の風景が浮かびそうな「かんずり」です。 三種の中で、今一番使うのはかんずり。
 
 もっとも家族でとうがらしにこだわっているのは私くらいです。ですから買うのも消費するのもほとんど私一人です。

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