北インド横断の後半戦は、バラナシとコルカタです。バラナシでは、インド恒例の汚い空気に著しく体力を奪われながらも、インドという国が持つ底知れぬパワーと、圧倒的なオリジナリティにテンションが上がりました。その後、コルカタで体調を崩し、テンションは地の果てまで急降下しますが。。。
<バラナシ>
何といってもインドのハイライトといえばバラナシです。ガイドブックでも”最もインドらしい場所”として紹介されています。旅に出る前に考えていた”世界一周中で絶対行きたかった場所”の一つです。(他には、ダハブ、ニューヨーク、カトマンドゥ、フンザ、カイラスなど)
バラナシは、ヒンドゥー教の最大の聖地です。そのためか、他の町ではよく見かけたイスラム教徒やシク教徒は少ないような気がします。その代わりヒンドゥー濃度がとても濃く、そのために最もインドらしさが感じられるような気がします。つまり、ヒンドゥーの持つ特徴の”生まれつきの階級や差別が存在していて、それらを受け入れ、その枠組みの中で全力で生きる”ということ、そういう社会の仕組みによって生み出される何か混沌とした雰囲気が、とってもインドっぽいのではないかと思います。
聖なる動物・牛も他の町とは比べ物にならないほどたくさんいます。そのせいであらゆる道という道は牛の糞で覆われています。糞を踏まずに道を歩くことは不可能です。できるだけ踏んでも安全な発生してからの経過時間が長い糞(乾燥が進んでいる)を選んで、そこを踏むようにして歩きます。少しでも油断しようものならば、できたてのしっとり・ねっちょりのツヤツヤした糞を踏んでしまうことになるでしょう。
バラナシといえばガンジス川。独特の雰囲気です。

ガンジス川の日の出。

朝早くから賑わうメインガート。ガートというのは川沿いに作られた階段や建物。

火葬場のガートなんかもあります。撮影禁止ですが。
朝日を受けるガート。

バラナシが最も綺麗な瞬間らしいですが、本当に美しかった。
早朝、極寒の中、泳ぐスキンヘッドのおじさんと沐浴する人たち。

インド人は、普段寒そうにしているので寒さに弱いのかなと思っていたけど、ガンガーでの沐浴だけは別なのでしょうか。
喧騒のど真ん中で佇む牛。なんとなく神々しい雰囲気でした。

たくさんいる牛の中で最も印象に残った顔だけ白い牛

狭い路地で水牛の団体に出くわして、びびります。

セーターを着た可愛いヤギ。

バラナシでは、なぜか服を着せられているヤギをよく見かけました。流行っているのか?
バラナシ駅のホームを歩く牛。

電車が来たら轢かれると思うけど、大丈夫なのだろうか。
<コルカタ>
前の「インド下痢」の記事で書いたように、コルカタでは正月早々思いっきり下痢で体調を崩したこともあり、良い思い出はあまりありません。なんせ、着いた初日に道を歩いていると鳥のフンがシャツに落ちるという最悪のスタートでした。安宿街のサダルストリートの宿に泊まったのですが、道路工事か下水工事かをずっとやっていて、粉塵がすさまじく50m先ですら霞んで見えない状態で、しかもドブの匂いまで漂うと言う、劣悪な環境です。その中で3日間下痢で寝込んで体力が落ちた僕には、ここは厳しすぎる環境でした。
ただ、去年のアフリカの旅でエジプト~タンザニアの間で何度も顔を合わしたSくんに10ヶ月ぶりに再会できたことはとても良かったです。再会っていいですね。
パラゴンという宿に泊まっていましたが、ここは地球の歩き方にも旅行人のガイドブックにも「伝説の安宿」として紹介されているのですが、何が「伝説」なのでしょうか?誰か知っている人がいれば教えてください。
コルカタ名物人力車。

コルカタはサイクルリクシャや牛がいない代わりに人力車がいます。年配の人が裸足で人力車を引いている姿は、ちょっと凄かった。
タクシーが多すぎて大気汚染と渋滞が半端ではないコルカタ

洋式とインド式の折衷トイレ

濡れていると滑って便器に足を突っ込みそうになるので、きらいです。
”伝説の”宿パラゴン。めちゃくちゃ韓国人が多かったです。

ということで、一旦インド横断の旅は終了です。ネパールの後、3月頃にインドにはまた戻ってきて見残した久美子ハウスや、ブッダガヤーや、リシュケシュや、ゴアなどを訪れる予定です。
現在、ネパールの首都カトマンドゥにいます。想像よりも遥かに寒くてびっくりしています。でも、噂どおり日本食がおいしいです。サイコー!
<バラナシ>
何といってもインドのハイライトといえばバラナシです。ガイドブックでも”最もインドらしい場所”として紹介されています。旅に出る前に考えていた”世界一周中で絶対行きたかった場所”の一つです。(他には、ダハブ、ニューヨーク、カトマンドゥ、フンザ、カイラスなど)
バラナシは、ヒンドゥー教の最大の聖地です。そのためか、他の町ではよく見かけたイスラム教徒やシク教徒は少ないような気がします。その代わりヒンドゥー濃度がとても濃く、そのために最もインドらしさが感じられるような気がします。つまり、ヒンドゥーの持つ特徴の”生まれつきの階級や差別が存在していて、それらを受け入れ、その枠組みの中で全力で生きる”ということ、そういう社会の仕組みによって生み出される何か混沌とした雰囲気が、とってもインドっぽいのではないかと思います。
聖なる動物・牛も他の町とは比べ物にならないほどたくさんいます。そのせいであらゆる道という道は牛の糞で覆われています。糞を踏まずに道を歩くことは不可能です。できるだけ踏んでも安全な発生してからの経過時間が長い糞(乾燥が進んでいる)を選んで、そこを踏むようにして歩きます。少しでも油断しようものならば、できたてのしっとり・ねっちょりのツヤツヤした糞を踏んでしまうことになるでしょう。
バラナシといえばガンジス川。独特の雰囲気です。

ガンジス川の日の出。

朝早くから賑わうメインガート。ガートというのは川沿いに作られた階段や建物。

火葬場のガートなんかもあります。撮影禁止ですが。
朝日を受けるガート。

バラナシが最も綺麗な瞬間らしいですが、本当に美しかった。
早朝、極寒の中、泳ぐスキンヘッドのおじさんと沐浴する人たち。

インド人は、普段寒そうにしているので寒さに弱いのかなと思っていたけど、ガンガーでの沐浴だけは別なのでしょうか。
喧騒のど真ん中で佇む牛。なんとなく神々しい雰囲気でした。

たくさんいる牛の中で最も印象に残った顔だけ白い牛

狭い路地で水牛の団体に出くわして、びびります。

セーターを着た可愛いヤギ。

バラナシでは、なぜか服を着せられているヤギをよく見かけました。流行っているのか?
バラナシ駅のホームを歩く牛。

電車が来たら轢かれると思うけど、大丈夫なのだろうか。
<コルカタ>
前の「インド下痢」の記事で書いたように、コルカタでは正月早々思いっきり下痢で体調を崩したこともあり、良い思い出はあまりありません。なんせ、着いた初日に道を歩いていると鳥のフンがシャツに落ちるという最悪のスタートでした。安宿街のサダルストリートの宿に泊まったのですが、道路工事か下水工事かをずっとやっていて、粉塵がすさまじく50m先ですら霞んで見えない状態で、しかもドブの匂いまで漂うと言う、劣悪な環境です。その中で3日間下痢で寝込んで体力が落ちた僕には、ここは厳しすぎる環境でした。
ただ、去年のアフリカの旅でエジプト~タンザニアの間で何度も顔を合わしたSくんに10ヶ月ぶりに再会できたことはとても良かったです。再会っていいですね。
パラゴンという宿に泊まっていましたが、ここは地球の歩き方にも旅行人のガイドブックにも「伝説の安宿」として紹介されているのですが、何が「伝説」なのでしょうか?誰か知っている人がいれば教えてください。
コルカタ名物人力車。

コルカタはサイクルリクシャや牛がいない代わりに人力車がいます。年配の人が裸足で人力車を引いている姿は、ちょっと凄かった。
タクシーが多すぎて大気汚染と渋滞が半端ではないコルカタ

洋式とインド式の折衷トイレ

濡れていると滑って便器に足を突っ込みそうになるので、きらいです。
”伝説の”宿パラゴン。めちゃくちゃ韓国人が多かったです。

ということで、一旦インド横断の旅は終了です。ネパールの後、3月頃にインドにはまた戻ってきて見残した久美子ハウスや、ブッダガヤーや、リシュケシュや、ゴアなどを訪れる予定です。
現在、ネパールの首都カトマンドゥにいます。想像よりも遥かに寒くてびっくりしています。でも、噂どおり日本食がおいしいです。サイコー!