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世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

ボリビアの首都ラパス

2007年06月10日 23時28分50秒 | 南北アメリカ

標高3660mにあるボリビアの首都ラパスにいます。アルゼンチン、チリという南米先進国と比べると、かなり色々変わりました。

まずは、人の顔。東洋人っぽく浅黒い顔です。背も低くてずんぐりしています。人懐っこい笑顔がなかなか良い感じです。

コロッケ(25円)にかぶりつくボリビア人の方々


そして、前回も書きましたがバス移動も急にハードになりました。極寒の中、暖房なしです。トイレ休憩はだだっぴろい荒野で立ち◆ョン。乗客確認せずに出発するので一人ボリビア人が残されちゃったりしてました。道は懐かしの未舗装道路。うーん、アフリカを思い出しますねぇ。これでこそ海外旅行というものです。とはいうものの、夜行バスで揺れと寒さで寝れなかった時は、アルゼンチンの快適バスが懐かしくて仕方なかったです。

ラパスを高台から。右奥の雲が被っている山は何気に6000Mあるそうです。


街は西洋風の建物がメインなのでパッと見はあまり変わらないのですが、交通マナーが突然悪くなりました。アルゼンチンやチリでは歩行者がかなり優遇されていたのが、ボリビアでは車がアグレッシブに攻めてくるので、油断していると余裕で跳ね飛ばされそうです。



ラパスでは日本人宿サンタクルスに泊まろうと思ったのですが一杯だったので、近くにある欧米人がたくさん泊まる宿エル・ソラリオに泊まりました。ここで、韓国人Wに会いました。この旅で出会った初めての同い年の韓国人です。(韓国人旅行者は20代前半が多い)彼とはすぐに仲良くなりました。(基本的に日本人と韓国人は、英語が下手な両巨頭民族なので、宿などで出会うとすぐに仲良くなれます。顔も見分けがつかないくらい似てるので親近感もわきますし。)

夜のメルカド(市場)を練り歩くWくん


彼は、3年位前にカナダに1年間留学していたときに日本人女性と出会い恋に落ちてしまったそうです。しかし、彼女とは不幸にも別れが訪れてしまいました。さらに不幸なことに彼は彼女のことが未だに忘れられないのだそうです。さらにもっと不幸なことには、彼は彼女の連絡先を一切知らないのだそうです。そんなことを聞いてもいないのに涙目で切々と語るWは、なんだか爽やかで格好よかったです。韓国人は、日本人よりもどこか真っ直ぐな感じがしますね。なんとなくですが。そして、もちろん他人の不幸は蜜の味でもありました。へへへっ。

コイバナついでに、もう一つ。日本人宿サンタクルスに遊びに行ったときに知り合ったAさんは、ボリビア人女性との間に恋が芽生えたとか。ディスコで知り合って、女性二人と三角関係にまでなったそうです。すごいですね~。ヨーロッパにいたときから、南米では日本人男性と現地人女性との間に恋が多いとか話題になることがありましたが、やっぱりあるのですねえ。

また、ラパスではカラファテで同宿だったYくんや、ビーニャで同宿だったSさん夫婦と再会しました。四人で日本食レストランに行き、座敷席(!)で日本食を堪能して、日本語でだらだらしゃべり、日本語のマンガを読みました。うーむ、なにしてんだろうか。まあ、これについては大満足なのでいいです。ワン・ピースって面白いですねえ。

カツ丼とマンガ。最高です。


ラパス名物?動物ミイラのおみやげ


そろそろ重い腰を上げてボリビアのアマゾンに行ってジャングルツアーに参加する予定です。アナコンダとかワニとか見れるらしいです。