志貴皇子の子湯原王の七夕歌2首
彦星(ひこほし)の 思ひますらむ 心より 見る吾(あれ)苦し 夜の更けゆけば (8-1544)
織女(たなばた)の 袖継ぐ宵の暁(あかとき)は 川瀬の鶴(たづ)は 鳴かずともよし(8-1545)