遠ざかるＳＬと共に今年も終わろうとしている。ことしも色々とあった。展示会の回数が増える度に忙しさも増し、切り絵だけが先走りし、何か自分が置いてけぼりをくっているような年であったような気がする。来年は切り絵の中に自分を取りいけていけたらと思っている。それに最大のショックな出来事は息子が一人でお散歩に出て行ってしまったことである。このとうやんを置いて今頃どの辺で遊んでいることやら‥‥。「たっちー、元気でやっているかー、もう二度と会うことはないけれどもしよかったら時々遊びにこいよ～、待ってるぞ～」「とうやん、たっちはやっと元気になれて今寂しいけれど広い草原を走り回ってるよ～、そしてやっととうやんの元に帰って来たよ新太郎と共に、だからたっちは少しも寂しくないよ、いつも側にいるからね～」だって。泣かせるぜ！時々新太郎が見せるしぐさが太郎に似ているのはそのせいなのか‥‥。
