観心寺
京田辺市のJR学研都市線、三山木駅から西の大阪方面へ約3km。水取地区に観心寺がある。途中、国宝で有名な大御堂観音寺の前を通るので、比較的分かりやすい。あたりは小集落となっており、すぐ近くに小学校もあって寺が2箇所ある。
観心寺は浄土宗の寺で、本尊は阿弥陀如来。創建等の由緒については全く不明。お寺は建物と境内がかなり開放的な状態になっており、広場の一部に本堂があるような感じ。本堂そのものはかなり立派なもので、小さなお寺に意外性を感じさせるという印象だ。春には桜が咲き、そういった点ではお寺らしい面が見える。普段は周辺の静かな佇まいの中でこの地域に根ざしたお寺だろうと思われる。
西光寺
観心寺と同じ地域にある。小川を挟んで反対側となる。京田辺市には西光寺というお寺が2箇所あるが、もう1箇所の西光寺は一休寺のそばにあり、比較的名の知れたお寺となる。こちらの方は観心寺同様、小集落の地域に密着したお寺となる。
浄土真宗本願寺派のお寺で、本尊は阿弥陀如来となる。由緒等の詳細については不明。寺院の構えはかなり立派なもので、山門の前に大きな石板があり、西光寺と彫られている。山門をくぐり境内に入ると決して広くはないが、立派な木々が植えられており、本堂もしっかりとした構えとなっている。見た目にはおそらく戦後再構築されたものではないかと思われるほど新しさが目立つ。
境内には木々だけではなく様々な植物が植えられており、鐘楼もかなり立派なものが据えられていて、この地域に時を知らせるんだろうと思われる。
