あらゆる不快だったできごとや
ありようさえもが
さほど、いまは、、なんとなしにか、鈍さをましたかのように
どうでも小さく感じられゆき、遠く離れた人がおーいと、と、怒りながら例えば、叫んでたとしても
耳もとには、微かにトドイタノカ耳が遠退いたのか、くらいに、遅れて聞こえ抜けて行く風のよう
あまり、興味がそそられずに、かなり鈍く感じにくくなり
ただ、風がさわ~っと、吹いたのかな…‥…‥……
みたいに
目の前をさらさらさらと
吹き抜けて
気がついたらもう、いない、、?みたいな
ふうわり、ふうわり、
不思議に、、あたりやわらかに、とおりすぎてゆくなりにけり