退院の次の日、いつものスーパーに買い出しに。
急な手術&長期入院したため、生鮮食品が欠乏していた我が家の台所。
駐車場は空いていたので、
エレベーターの近くに車を停めて、
ショッピングカートを歩行器替わりにして、
売り場内のルートもシュミレーションして、
平日の午前中、買い物客の少ない時なら、
大丈夫そうなので夫と一緒に行ったのでした。
野菜、果物、惣菜、順調に回って冷凍食品のコーナーに来た時、
1人のご婦人が、
カートと冷凍ケースの間にうずくまってもがいていました。
「あ、私だ!」
私が、シュミレーションしていた私の姿をそこに見たのです。
私も、あの体勢になるともう立ち上がれません。
私が駆け寄り手を出したのとほぼ同じタイミングで、
ご婦人は自力で体勢を立て直されました。
とても辛そうな顔をされていました。
「大丈夫ですか? 大丈夫じゃないですよね」
私の手を握って「ありがとうございます」
「もう、あっちこっち痛くて身体が思うように動いてくれなくて」
「分かります。私も全く同じですから」と言ったのですが、
聞こえていなかった様で、
「歳をとるってことは本当に嫌!
もう、死にたい。死んでしまいたい」
死という言葉に私は驚いてしまって、
「うわぁ、そんな事言わないでください」
他人事ではないのです。
現実的にズドーンと胸に響くものがあります。
「もういいの…」
「・・・・」
その程度の短い会話をしてみぎと左に分かれたのですが、
もっと話せばよかった。
手を握って話せばよかった。
「大丈夫!今の医学を信じて、痛みも苦しみもない身体になってください。
と、言うべきだったと後悔した。
どうか、いい医療に巡り会ってください!
大きなテラコッタに小さなコンテナを載せて、
レイズドベッド風にしてみました。
チッカーベリーが目障りなので、
春になったら植え替えです。
pcが絶不調で慣れないスマホからポストしています。
これから写真の貼り付けが出来なくなりそうです。