ゴールに入った瞬間は「負けた!」と思ったから、結果的には万々歳!なんだけど、残り100mでは「勝った!」と思ったからなぁ・・・まぁ、蛯名じゃないけど「負けなくて良かった!」だな(高石馬主談)
距離適正が疑問視されていたアパパネでしたが、パドックではスッキリした馬体で国枝調教師が言ってた“長距離使用”ってのはこういうことか!と納得。単に10キロ減だからかもしれませんけどね(笑)。それにしても、落ち着いていましたし桜花賞馬の貫禄さえ感じさせてくれたパドックでした。それと“雨”ね!高石馬主はどういうワケかG1では“雨”に恵まれてるんです。記憶に新しい昨年のロジユニヴァースのダービー、NHKマイルCでのピンクカメオと、雨のお陰で勝たせてもらってるんですねぇ・・・で、今回ですよ。週初めの天気予報では日曜日がここまで雨になるとは言ってませんでしたから、“雨運”とでも言うのでしょうか、「日曜は朝から雨」と耳にした時には「ひょっとしたら・・・( ̄ー ̄)ニヤ...」と高石馬主の顔が一瞬だらしなくなったのは言うまでも無いでしょう。
雨が降ったことで、不利と思われていた外枠も逆に有利に働きました。17番枠のアパパネと同着優勝のサンテミリオンが18番枠、2番枠から先行したアグネスワルツが3着。結局、馬場の荒れていない真ん中を追い込んできた2頭で決まったワケで、他の有力馬の4番ショウリュウムーン、6番オウケンサクラ、3番アプリコットフィズはごちゃごちゃした馬群で揉まれて見せ場さえ作れませんでした。アパパネにとってはチューリップ賞での重馬場経験も幸いしたのは間違いありません。昨年に引き続き今年のオークスも残り200mからのマッチレース!しびれましたわ!アパパネもサンテミリオンも手応え抜群で4コーナーを廻って、後は前を捉えるだけ!2頭だけが次元の違うレースをした印象です。いやぁ、良いレースでした。
これで高石馬主はキンタポ期間内の同歳によるG1レースを全て制覇しました!全く縁の無かった牝馬G1の阪神JF、桜花賞、オークスの全てをアパパネが勝ったことで達成です。しかし、最後のオークスが同着ってのが、なんとも中途半端やなぁ・・・(苦笑)
さて、キンタポレースです。同着ということで加算される賞金もG2並になってしまいましたが、高石馬主がダービーで他馬主に逆転される可能性は極めて少なくなりましたし、このまま逃げ切りそうな勢いです。とにもかくにも、来週は競馬の祭典ダービー!キンタポ会からはレーヴドリアン(山下馬主)、ペルーサ(加藤馬主)、トゥザグローリー(佐井馬主)、リルダヴァル(権田弟馬主)、ルーラーシップ(中門馬主)、トーセンアレス(山岡馬主)の6頭が出走予定(間違ってたらゴメンナサイm(_ _)m)です。ひひ~ん!ぶるるるるるぅ~♪