こなさん、みんばんは!
(「古っ!」と思った貴方。知ってる貴方こそ古いんですよ~だ!!)
やっとこさっとこ初投稿の、ちゅーもんです。
ホントはもっと早く投稿するつもりだったんですが、さすがにWEEKLYが遅れているあいだはヤバイかなーなんて殊勝なことを考えてたもんで・・・
で、キンタポとは関係無いんですが、有馬記念の日にちょっと面白いメンバーで飲んだので、その話を書きたいと思います。
自分には、大学時代から20年来の競馬仲間が4人いまして、毎年この5人組で中山に有馬記念を観に行き、その帰りに飲んで一年を締め括ることになっています。
昨年ももちろん中山に集合したのですが、其の後の飲み会がいつもとちょっと違いました。
実はこの5人組の共通の知り合いに、競馬ファンならご存知であろう「Vライン」の作者であり、スポニチの牧太郎のコラムで”たまちゃん”と称された、毎日新聞の記者・松澤一憲氏がいます。
この松澤さんともほぼ20年来の付き合いなのですが、ついに定年を迎えるということで(でも嘱託として毎日新聞紙上での予想は続けるみたいですが)、昨年みんなでお疲れ様会をしてあげたところ、「じゃあ有馬記念の日はマスコミ関係者席に来れるようにしてあげるよ。でも座席は無いけどねー」。
ということで、例年なら10数万人の群集の中で観ている有馬記念を、ガラス貼りの5階から観戦することが出来ました。(立ち見だったけどゴール真正面だったので最高に観やすかったです!)
で、その後、松澤さんから「「西船の庄や」に席を取ってるから先に行ってるように」と言われたので、「何だよ、庄やかよー」などとぶつくさ言いながらも、先に言って飲んでたわけです。
その後、2時間近くたって、ようやく松澤さんが関係者を引き連れて店に現れたのですが、その時のメンバーの中に、あの帽子で有名な鈴木淑子女史、東スポで20年以上本紙担当である渡辺薫氏、JRA編成ナントカ部長(?)のナントカ氏(ゴメンナサイ。酔っ払ってたので正確な役職&氏名は覚えてません)がいたのでした!
そこから、また盛大に飲み会がスタートしたわけですが、まずは東スポ本紙渡辺氏に有馬記念の結果の感想を求めたところ、「アドマイヤジュピタの2着は全く意味がわからん!」とキンタポ会カトー馬主のような咆哮→痛飲状態でありました。(結局、現役の競馬記者でも「わからんもんはわからん」つーことでんな)
その後、鈴木淑子女史から「毎年私は年度代表馬の表彰式の司会をしているのですが、皆さんの予想を教えてください」という提案があり、その場にいた12名で投票&その理由を述べることになりました。
結果は、ウォッカ8票、Dスカーレット3票、ネヴァブション1票。
ちなみにボクも、淑子さんも、本紙渡辺も、松澤さんもウォッカで、JRAの人がネヴァブションでした。(自分の発言が漏れるとヤバイと思ったのかも・・)
ウォッカを指名した理由は「GⅠを2勝&Dスカーレットに勝っている」、Dスカーレットを指名した理由は「現役最強馬だから」というものがほとんどでした。
淑子さん曰く「JRA年度代表馬」というのは本来「一年間を通して活躍した馬に与えられるべき勲章」である。現役最強馬は、私もDスカーレットだと思うが、やはり、春全休したことはマイナス。ウォッカは3歳時のダービー挑戦から、ドバイ遠征も含め、牡馬でも過酷なローテーションで闘ってきている。過去にこんなローテーションで活躍した牝馬はいない。確かにGⅠ勝利数や直接対決で勝っていることもあるが、トータルでの印象度・JRAやファンへの貢献度でも今年はウォッカだと思う。Dスカーレットには特別賞あげてもいいけど・・・ということでした。
ちなみに、とても意外だったのですが、年度代表馬の選考に、競馬専門紙の記者(例えば東スポ渡辺氏)や競馬評論家(例えば井崎脩五郎)やフリーの競馬関係者(例えば淑子さん)は投票権が無いとのこと。(一般紙の記者に限られるらしい。変な話だけど)
とまあ、こんなことで終電近くまで盛り上がったわけですが、帰りがけに一応広告業界の人間として「ところで、ここ最近のJRAのCMってどう思いますか?」って、何気なく聞いたところ、即座に「大きい声で言っちゃいけないんだけど、個人的にはあんまり良いとは思っていません。表現がどうこうと言うより、なんで競馬関係者を使わないのかと思います。特に今年なんか三浦皇成というスター候補が出現したのに、JRAがそれをアピールしなくてどーするんですかっ!」と熱く語られてしまいました。ま、その通りですわな。この不景気じゃ新規のお客さんはそうそう期待できへんのやから、昔ながらのリピーターをもっと大切にせにゃあかんと思いますわ。ほんまに。
と、なぜか関西弁になってしもたところで、そろそろお開きにしたいと思います。
長々とスンマセンでした。ま、一年分ということで。
ほんじゃまたー
かなざわにせい