THE KING OF TURF PAPER OWNER GRAND PRIX

山ちゃんと12人の愉快なPOG仲間!

第17回青葉賞

2010-05-03 21:12:11 | Weblog
言わずと知れたダービーTR。今年は中山の馬場を嫌って皐月賞を回避した3戦3勝のペルーサが圧倒的な強さで勝ち上がりました。当面の相手と思われていた2戦2勝の超良血馬トゥザグローリーを4馬身もちぎったのですから只者ではありません!スローの上がり勝負に無類の強さを誇ったSSの血が騒いだのは間違いありませんが、その破壊力は凄みがありました。5連勝で皐月賞を制したヴィクトワールピサもうかうかしていられないパフォーマンスと言えるでしょう。ヴィクトワールピサも血統的に2400はこなせると思いますが、なんと言ってもダービーと同じ距離を経験した強みは侮れません。先行して逃げ込みをはかるヴィクトワールピサ・武豊(乗れるのか?)に追い込んでくるペルーサ・横山典という感じですかね。どちらが強いのか・・・若葉Sでペルーサの2着、皐月賞でヴィクトワールピサの2着に敗れたヒルノダムールの藤田騎手に聞いてみたいですね(笑)。また、今回は2着に敗れたトゥザグローリーもダービーではペルーサの前でレースをした方が良いと思いますが、逆転まではどうでしょう・・・♪~( ̄ε ̄;)

ところで、ペルーサのお父さんはゼンノロブロイ。そのゼンノロブロイは息子と同じように青葉賞を勝ってダービーへ挑戦したのですが、返り討ちにしたのが、先の皐月賞を勝って王道を進むヴィクトワールピサのお父さん・ネオユニヴァースということで、ここに競馬ファンが喜ぶ因縁の対決が完成したワケです。歴史は再び繰り返されるのか?それとも父の無念を晴らすのか?因みに、現在まで青葉賞を勝ってダービーを制した馬は1頭もいません!だけんどもしかし!青葉賞を無敗で制した馬も、これまた今まで1頭も居ないのです!他にも注目すべき点として、日本一の厩舎として君臨してきた名門藤澤厩舎がダービートレーナーの栄冠を獲得できるのか?はたまた、昨年、悲願のダービージョッキーに輝いた横山典が2年連続でダービーを制するのか?共に金はあるけど見る目の無い(ヾ( ̄o ̄;)オイオイ)山本英俊と市川義美のオーナー対決もあるし、競馬って面白いですねぇ!決戦は5月30日!

さて、POGですが・・・。加藤馬主のペルーサが佐井馬主のトゥザグローリーを退けたことによって、逃げる高石馬主、追い込む加藤馬主という展開が明らかになってきました。その差は1億3千万。ダービー1着賞金は1億5千万ですから、単純に考えてペルーサがダービーを勝つと仮定すると逆転可能です。高石馬主には桜花賞馬のアパパネが居ますが、加藤馬主もアプリコットフィズという有力牝馬を抱えています。オークスの距離適正を考えるとアプリコットフィズが先着しても不思議ではありません。つまり、オークスで現在の差が縮まる可能性も十分に考えられ、さらに!ダービーを勝つようなことがあるなら・・・あ~考えただけでも恐ろしやぁ!