目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「スモールフット」予想以上に!

2018年11月11日 | 映画タイトル さ行
観てからだいぶん経ってしまった。
書いたと思ったら書いてなかったので慌てて書きます。

「スモールフット」(SMALLFOOT / 2018年・米)

ディズニーでもピクサーでもドリームワークスでもなく
ワーナーのアニメ。
予告編もぜんぜん見かけなくて、TVのCMも見なかったんで
予備知識なかったんですが、子供と見れそうなのがこれしかなくて。

平日のシネコン、3組ぐらいしかいませんでしたよ・・・まじで。

雪山で暮らす巨大な生物、イエティ。
人間には、謎の生物と思われている"ヒマラヤの雪男”。
でも、彼らは心優しく平和で素晴らしい文明を築いて暮らしていた。
ある日、若者ミーゴは、イエティの中で伝説の生物といわれている
”スモールフット”(人間のこと!)と遭遇。
その大発見を村のみんなに話すも、信じてもらえず、
それどころか長老に村を追放されてしまう。
ミーゴは"スモールフット”の存在を明らかにすべく、
厚い雲の下の下の世界に下りていく。
そして出会ったのが、動物ドキュメンタリー番組を制作するパーシーだった!

・・・予想以上によかった!
物語が深いというか、考えさせられる。
以下、感想にはネタバレ含みます!



自分たちの伝統、文化を重んじ、言い伝えられる非科学的な掟を
忠実に守って平和に暮らすイエティたち。
でも、若者たちは好奇心旺盛で、世界の謎を解きたいと思っている。

そして、"スモールフット”を自分たちのコミュニティに連れてきて、
いろいろな矛盾や未知の世界を知っていくのだけど・・・

長老たちは愚かに、古い言い伝えを守っているだけではなく
そうする理由があって、知らないふりをしていただけ。

真実は、ときに隠さなくてはいけない。多くの人の幸せのために。
・・・という難しさ。

異文化との交流も、すべてがウェルカムであるわけではない。

最後までハラハラさせられるし、ちょっと泣けた。
(どんな映画でもたいてい泣いてる私)

このアニメ、途中で歌のシーンがいくつかあって・・・
吹替え版で見たんだけど、しっくりこなかったのが残念。
声優さんは本職の方がやってたみたいで、よかったんだけど
英語の歌を日本語の詞に置き換えるのはなかなか難しいよね。
ミュージカルの日本版しかり。
(それを思うと”Let It Go”の大ヒットはすごい)

オリジナルの声優はチャニング・テイタムやゼンデイヤ、コモンなど豪華です。

上映はもう終わってるかもしれないけど、
いつかテレビで放送されたら見てみてください。
(ほんと、最近は映画の上映期間が短くなった!!
そうかと思えば「コ○ドブル○」なんか夏からまだやってるのに・・・)
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