「情熱大陸」 松坂桃李

ミーハーですみませんねぇ・・・。
いやいや、もはやこんな息子だったらなぁ・・・という域ですが。

松坂桃李くん
2012年上半期最もブレイクした俳優No.1だそうで。

たしかに、「梅ちゃん先生」の主人公の夫ノブで
一躍知名度上げましたもんね。
初の主演映画「ツナグ」も好評のようす。

今日の「情熱大陸」は彼に密着４ヶ月ということで
三菱東京UFJ銀行のカードのCMでの海外ロケや
舞台挨拶、イベントの様子や
WOWOWで先日放送された「尾根のかなたに」で
印象的だった、涙を流すシーンの撮影など。
（若松監督に、「次の映画は一緒に！」と言われてました）

ほんとに、24歳の普通の好青年って感じです。
あんなに男前で背が高い時点で”普通”じゃないけど。

シャイでテンション低めの彼、
梅ちゃんの堀北真希ちゃんとも、かなり長い期間
お喋りすることもなく、撮影が始まって８ヶ月ほどして
梅ちゃんとノブの結婚が近づいて
やっと会話しだしたとか（笑）
しかも、なんて呼んでいいかわからず、
クランクアップの日にやっと「真希ちゃん」と呼んだそうです。

マネージャーに、楽屋でしきりと
「もっとテンション上げないと！
1.5倍上げるくらいでいかないと、元気ないと思われるよ」
と叱られてた（笑）

「ツナグ」のプロモーションで、本当にいろんなテレビ番組に
出ていて、できるだけチェックしていろいろ観てたんですが、
ほんとに、私は彼に好感持っちゃうんですよねぇ。

趣味はなんですか？と聞かれても、
俳優という仕事をとったら、何も残らない
という桃李くん。

珍しい「桃李（とおり）」という名前は
お父さんが、ずっと前から息子が生れたら
付けたかった名前だそうで、

中国の書物の中の
桃李不言、下自成蹊
（桃やスモモはものを言わないけれど
その香りに引かれて、自然と人が集まる）
という言葉からつけたそうです。

その名前で小学生の頃にはいじめられ、
それまで元気でにぎやかな少年だったのが
目立たないように・・・という態度をとるように
なってしまったそう。
その話を知ったお父さんは
自分の想いのせいで、息子につらい思いをさせて
申し訳なかった、と言ってました。
でも、桃李くんは、この仕事をはじめて
名前からみんなが興味を持ってくれるのが嬉しい。
この名前をつけてくれてありがとう、と
はじめて思った、と言ってました。

ああ・・・そうだ。
彼を見ると、暖かい幸せな家庭で
しっかりしたご両親に愛されて大きくなった
育ちのよさを感じるんですよね。

そして、趣味＝仕事と言い切るところ。
友達もいないし、一人で焼肉とか行っちゃう。

ん？？？なんか似てない？
堺雅人氏に！

堺さんも、育ちがよくて家族を大事にしてて
俳優という仕事が大好きで
オフの時間もすべて仕事に直結してしまう（笑）
演じてないときは、静かで自分の世界を大事にする
普通の人で。
友達だって、こないだ歴史学者の磯田先生と
親しいと知って、なんだかホッとしたくらい
友達いるんかなー？って感じだし（←失礼）

そうかそうか、だから好きなんだな。
似てない！というご意見も多々あるでしょうが
私の中では、そういうことで　
すごく納得がいきました。

堺さんも今や”名優”といわれるほどの、
ドラマの主役を張っちゃうくらいの大俳優となりました。
桃李くんも、その素直さ、純粋さを失わずに
立派な俳優になって欲しいな。

ウチの息子はいまだに”シンケンジャー”の
烈火大斬刀を振り回しておりますよ。