「クイール」 どうしても泣ける

これまたずっと前に録画していた映画。

「クイール」（2003年　日本）

原作の「盲導犬クイールの一生」や、ドラマ版は
知らないのですが、犬モノは必ず泣かされるシーンが
あるから、観たいけどイヤなんだよなぁ・・・。


１頭のラブラドールレトリーバーの
子犬が盲導犬になるべくパピー・ウォーカーに
預けられクイールと名づけられる。

１歳になると、盲導犬訓練センターで
特訓を受けはじめるが、
このクイール、立派に盲導犬になれるのか
ひやひやさせられる子でした。

しかし、晴れて渡辺さんのパートナーとして
お仕事開始。
そんなクイールの一生をたんたんと描いた映画でした。

たんたんとしすぎて、
ちょっと物足りない感じはしましたが
小林薫演じる渡辺さんの、
ぶっきらぼうで頑固モノというキャラクターが
効いてました。

普通、犬と人間の物語って、
必ず犬が先に死んで・・・という
涙の別れがあるのですが、
糖尿病から失明したらしい
渡辺さんの場合は・・・。

この犬の演技がいいんですよね！
どうやって演じてるのかな？
と思う賢さです。
原作やドラマは　もっと詳しく
描いてあるんだろうな、と思いながらも、
盲導犬のことを知るのには
イイ映画ではないでしょうか。

パピーウォーカーって辛くないのかな。
可愛い盛りの子犬時代と、
年老いた引退後の面倒をみるのって
私にはつらくてできそうにないわ。

そういや、前にナイトスクープで
パピーウォーカーやってた家族が、
引退間近のその盲導犬の
働きぶりを見たい、
っていう依頼があったな。

盲導犬は、たいへんな仕事だから
普通の犬より寿命が短い、と
聞いたことがあります。
今気になって検索してみたら
それは単なる噂のようで、
実際にはそういうわけでもないようです。

犬・・・ほんとになんとも言えず可愛い。
うちの息子も犬は怖くないようで
散歩中のムクムク小型犬に出会うと
嬉しそうに撫でに行きます。