目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ヘルタースケルター」笑いどころですか?!

2013年05月20日 | 映画タイトル は行
WOWOWでやってたので見ました。
っていうか、ちょっとだけ流し見しようと思ったら
つい見てしまった。

「ヘルタースケルター」(HELTER-SKELTER 2012年・日)

原作はいわずと知れた岡崎京子(未読ですが)
監督は写真家の蜷川実花。
(前作の「さくらん」は観ました)

人気モデルのりりこ(沢尻エリカ)は
実は全身整形で作り上げられた美女。
常にメンテナンスと薬の服用が必要。
彼女に振り回されるマネージャー(寺島しのぶ)や
事務所の社長(桃井かおり)。
りりこが通うセレブ御用達の整形外科医(原田美枝子)の
臓器売買など違法行為を追う検事(大森南朋)、
そして、美しい後輩こずえ(水原希子)の台頭・・・と
豪華なキャスト。

沢尻エリカはすごいね。
例のバッシング以降、すっかりヒール扱いですが
彼女の女優としての根性はすごいと思うわ。
顔もすごく可愛いし。
嫌いじゃないです、エリカ様。

この映画では、全身整形の高飛車な女、という
自虐的な役をヌードも辞さず演じてます。
やっぱりキレイ。
でも、映画としてはどうなん????と
思わずにはいられない・・・・

「さくらん」でもそうだったけど、
ビジュアルに凝りすぎてて、内容は
どうでもいいって感じか。

どのシーンもすごくきれいで、
りりこがモデルとして仕事してるシーンは
実際に蜷川実花さんがカメラマン役してたけど
どの衣装もメイクも可愛くて、
もっとじっくり観たい!と思ったなー。
この映画のビジュアルブック、当然出てるでしょ?!

りりこに成り代わっていく後輩ライバル役の
水原希子も、あんまり好きじゃないけど
やっぱり可愛いし!!!
目の保養になる映画です。

寺島しのぶの地味さ、ビンボー臭さは
持ち味とはいえ、ちょっとげんなりするほど。
その恋人が今大人気の綾野剛というのは
ナットクいかないファンも多かろう。

そして、どうしても笑ってしまいそうになる
大森南朋のポエム
あれ、本気で言ってるの?
気障でクサくて現実離れしてます。
もう出てこないでー!と思いました・・・。

整形美女というと百田尚樹の「モンスター」
(映画化公開中)もエグかったけど、
やってもやってもキリがなくなるもんだろうね。

余談ですが、化粧品の成分で
プラセンタってあるけど、胎盤でしょ?!
どういうこと??っていっつも思う。
怖いわー。
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