きのう小田原へ行った目的の一つは建物見物。
小田原市役所大窪支所が閉鎖されたと聞いた。役所の建物だから閉鎖されて即どうのということはないとは思うけど、在るうちに見ておくのが吉。
朝比奈賢氏の展覧会をみた皆春荘(旧山縣有朋別邸別庵)から坂を下って国道一号線へ。


おや?この廃墟は?

共壽亭という大倉喜八郎別邸があったのか。

旅館か料亭に使われていたのかな?

松永記念館はまた今度。


旧東海道だな。



国道一号線。

箱根方面へ少し行けば、ビーバートザンの横に可愛いピンクの建物。


小田原藩は明治4年の廃藩置県により小田原県となり同年に足柄県となった。明治9年には神奈川県の所轄となり、明治22年には小田原地方1町14村になった。
小田原町・足柄町・大窪村・早川村・酒匂村が合併して小田原市となったのは昭和15年。
この建物は大窪村役場として昭和3年に建てられた。設計施工は不明。

実に91年もの間公僕として働き続けた建物と、補修しながら大事に使い続けた小田原市に脱帽。



それにしても、これからどうなるんだろ?

箱根板橋駅近くだけどバスで小田原駅方面へ。

箱根口バス停で降りて、梅干しとお菓子。

