まさかテキストだけなら15分程度で引越し完了なんて思いもせずに引越し作業を始めたのは5月8日だった。
あれよあれよと引越し先のはてなブログに怒濤のように表示されていて大慌て。
なんともカッコがつかないことになって、元々gooには1日2回投稿していたから、1回はgoo、1回ははてなと分けて、なし崩し的に投稿を始めた。
画像はまだまだ引越し中。

以下、今現在の感想です。
初めて触れたインターネット文化がgooブログだったのは幸運だった。
年齢的にも人生経験的にもおばさんだったけど、インターネット文化に関しては、小学校低学年孤児が世知辛い大人社会にいきなり放り込まれたようなものだった。
良心的なブロガーが多く良心的な投稿が多かったgooブログを偶然だけど選択したのは、本当に幸運だった。
1番楽しかったのは、つながり。
足を踏み入れたことのない場所のご当地情報や得意としてない避けてたジャンルの知見などなどの、リアルな生活では絶対にありえない広がり。
一方では、五欲はともかく、自己顕示欲や自己承認欲求、あるいは自己愛性人格障害すれすれみたいな、人間の表には出てこない部分も垣間見た。
自分には無縁だと思っていたそれらの欲求が実は自分にもあったんだって気付かされもした。
人気なんちゃらというのはこうやってつくられていくものだったんだとおぼろげながらわかった。
江戸時代と基本は同じだとも思った。
はてなブログの使い方はまだまだわからないことだらけ。
アクセス数。
引越したらまたゼロからってわかっていたけど、はてなの統計表示はわからないのだけど、訪問者数とすれば1/10、閲覧数とすれば1/20に激減した。
もっとも、gooではほとんどがロボット巡廻だったんだけど。

ランキング。
パソコンの場合、gooは開けば前日の数字が出ていた。
そして、ランキングは、分母が総数の総合ランキング。

はてなは、アクセス解析をクリックしないとわからない。

はてなのランキングは、総合というわけではなさそうだ。
公式グループと勝手連的グループ(自分でもグループを簡単につくれる)がたくさんあって、そのどこかに任意参加して、更にそのグループのバナーを自分の記事に貼って読者にクリックしてもらうことでランキングになるようだ。
gooでいうところのスタッフが選びました的なのもあるらしい。

スマホは両社のスタンスの違いが出てるかも。
アクセスして出てくるのは、gooはフォローしたり更新通知設定してるブロガーの更新記事。
はてなは自分の記事。


ま。
ランキングなんて元々それぞれのブログ運営会社の内部ランキングにしか過ぎない。
はてなはそれを更に井の中にした感じ。
gooでいろんなやり方をみてきたし方法はわかる部分もあるけど、私はランキングと無縁のままでいいや。
どなただったか、ヤフーからgooに引越してきてまた引越し。ヤフーが最盛期でしたと書かれていた。最盛期?その時はその意味がよくわからなかったのだけど、わかるようになった気がした。
私の最盛期はgooだったということになるんだろか。
そして。
感謝感謝のgooではあるけど、やっぱり携帯電話会社の経営だったんだなと思うようにもなっている。
アピールチャンスがあったおかげで知らない人のブログを知るチャンスもあったし自分のブログをアピールするチャンスもあった。アピールチャンスばかりでなく色々とあった。
それはランキングに通じる射幸心めいた様々な仕掛けであったかもしれない。
気が付けば常にスマホをみていた。
そういう設計といえばそういう設計だったのだろう。
はてなは皆をそういう仕組みに巻き込んでいくという感じではない。
それぞれの価値観で倫理的に問題がない限りはご自由にとでもいうのだろうか。
そこを物足りなく感じる向きもあるだろが、否が応でもランキングを意識せざるを得なかったのは励みにも悪いストレスにもなる。
私ははてなの方が自然体な気がしてる。
gooは毎日投稿する人が多かった気がする。自分のブログを目立たせるために同じ内容の投稿を1日何度も繰り返す人もいた。
スマホの画面をひらくたびに常に更新された投稿があって、どこか煽られていた。
はてなは日に2度くらい開けば十分。
スマホをみる時間が減るということは、他をみるということにつながる。
その上で書きたいことがあったらブログを書くというのが本来の姿なのかもしれない。
完全に落ち着いたら、私がスマホをみる時間は激減する気がするのだった。