でもひょんなとこから接点は出てくるもので、今はお父さんお母さんの国に行っているけど同じ道場にフザイファ君がいた。
あれ?フザイファは?一緒に来ていなかった?と聞けば、着替えてます!と同級生の子たち。どうも着替える時も祈りをささげてから着替えるようだ。学校の体育でも?と聞けば、やっぱりそうだという。
子供たちというのは安々とそういう文化の垣根みたいなものを飛び越えて理解するものなんだなぁとしみじみと感じた。
私も一度モスクに行ってみようと思っていた。
東京メトロ千代田線・代々木上原駅西口下車。

井之頭通りを行けば、お!すぐに見えてきた。



なんか面倒なのかな?と思って入る。



面倒なことは何もなかった。
事務室に声を掛けたら、どーぞどーぞご自由にお入りください!写真もどーぞどーぞ!

すすめられるままにナツメをいただく。週末はトルコ茶がふるまわれるという。


お土産売り場もある。

この数珠みたいなのは、コーランの繰り返し唱えるフレーズを唱える時に数を数えるためという。

あれ?なんか仏教のお経にもなんかそんなのあった気がするなぁ。
礼拝堂へ。

思わず息をのむ。



靴を脱いで入って更に息をのむ。



なんて美しいんだ!!!






芸術。


コーラン。


対訳もあるのか。

難しいなぁ。

東京ジャーミイの建物の歴史は1938年(昭和13年)に始まるという。
1917年ロシア革命が起きロシア在住のイスラム教徒は迫害を逃れて出国し日本にも移住した。関東大震災の時はアメリカが横浜港に救助の船を用意したが在日トルコ人たちは日本に残ることを選んだという。
その後幾多の障壁を越えて日本政府の協力で渋谷に土地を購入し東京ジャーミイが建てられた。
初代は老朽化で1986年に取り壊され、その後トルコ全土からの寄付金で2000年に現在の建物が完成。
設計はムハッレム・ヒリミ・シェナルプ。施工はトルコ本国から約100名の技術者と工芸職人が来日したという。
宗教的なことはさておき、このような美しい建物を日本にいながらにしてみることができるのは嬉しいのでした(^^♪
仲良くやっていけるといいな。
