でもどこへ行こう?
で、海でも山でもどっちでも選択できそうな金沢文庫へ。
京急・金沢文庫駅。
ん・・・

海だ!
まずは称名寺さまに向かうことにした。

かながわの建築物100選・称名寺金堂及び仁王門。
所在地・横浜市金沢区金沢町212-1
竣工年・1681年(金堂)
構造・木造
駅を出たものの、久しぶりで、あれ?どう行ったっけ?


国道16号線に出たら思い出した!


あそこ曲がる。


後は道なりに。

相変わらず昼飯事情は厳しそうだなぁ。ここチェック。


称名寺赤門。



称名寺は北条実時が別荘とした持仏堂に始まるという。開山は文永4年(1267年)下野薬師寺から招かれた審海上人。
学問を好み古典籍や仏典を収集した実時が金沢文庫を造った。

参道を行けば、造営年代が判明している横浜市内最古の建造物・称名寺塔頭光明院表門。




そして称名寺仁王門。

文政元年(1818年)の建築。



金沢北条一門の菩提寺であった頃は、中島を備えた池を中心に壮麗な伽藍が配されていたというが、金沢北条氏滅亡とともに忘れ去られた。今の庭園は昭和62年の復元。


橋は、鮮やかな朱色でかながわの橋100選にも選ばれているのだけど、退色・・・

塗り直した方がいいという意見と、今の境内には今のままがいいという意見があるそうな。
橋を渡れば、金堂。








お隣の釈迦堂もいい感じ。


金沢北条氏全盛期の頃とは比べものにならないほど狭くなったというけど、今では市民の森。


北条実時墓所もあるのだけど、今日はパス(^^;

私がここで一番好きなのは、中世の隧道。称名寺と金沢文庫を結ぶ隧道。



政教分離というか政学分離というか、ここをくぐれば世界が開けてるというか、なんというか、そこに感じ入るものがあるのです。

今も隧道を行けば神奈川県立金沢文庫。






中は撮影禁止だから画像は無いけど、今回の御仏のおわす国展の釈迦如来立像は一見の価値あり。
そうして。ここには貝塚もあったのですよ。今は海が遠いけど。



