
白椿ちりて一片はぐれ雲

傷つきやすき年頃や白椿
老いゆけばみな錆びてゆく白椿

ほほえみを返して来たる椿かな
立ち止まり振り返る日の椿かな
紅椿たまには祖母も紅をひく

紅椿なみだのごとく一滴
乾きゆく耕す畑や山椿
藪椿むかへてくるる古刹かな
石垣の椿の下でままごとす
幼い頃、家の裏の畑の端に一本、大きな椿の木がありました。石垣の上でした。
川が氾濫して大水の出やすい村だったので、どこの家も石垣を築いていました。
椿がその下に落ちるのを拾って女の子たちが筵を敷いて、ままごと遊びをよくしていました。1,2度くらい一緒に遊んだように思い出します。


