今日も元気さんぽ俳句メシ

散歩は吟行まいにち吟行雨の日はぐるぐる部屋でさんぽ

弾き語る路上ライブや秋の暮

2021-09-30 15:19:09 | 俳句






              クッキーとノートパソコン秋の暮


              クッキーの一つ残りし秋の暮


              マキの気だるき歌を聴く秋の暮


              買ひ出しの袋二つや秋の暮


              散歩の急ぎ足となり秋の暮





              ラテアート壊したくない秋の暮


今朝は最悪の睡眠不足でした。
でも、どうにか更新がんばれました。
先日の「俳句さく咲く」で、「秋の暮れ」の季語でメンバーが詠んでたのを見て、僕も詠んでみたというわけです。
一つ教わったのは「付きすぎてはいけない。」と言うことです。これ、時々耳にするのだけど、すぐ忘れてしまいます。
番組で取り上げられていたのを例にすると、季語の「秋の暮」に「裏木戸」を詠んでいたことです。秋の暮れは寂しいものです。裏木戸も寂しい感じがします。こういうのが「付きすぎてる」というのです。
彼岸花も番組でちょっと取り上げられていました。
「曼珠沙華」という呼び名以外は不気味な怖いのが多いようです。例えば「幽霊花」です。
一般に「彼岸花」で詠む句がほとんどでしょう。それに続くのが「曼珠沙華」だと思います。
口語で、子供の時の祖母を想って詠んでみました。

        おばあちゃん逢いに来てよ幽霊花




爽やかや目薬こぼれ伝ふ頬

2021-09-29 06:49:33 | 俳句



              爽やかや旅先の岬のベンチ





爽やかに木漏れ日ゆるるベンチかな





              爽やかや並ぶドーナツわわわわわ





爽やかに猫はタイヤで爪を研ぐ



爽やかにパラパラパイのこぼれけり


爽やかにちょいと振り向き老いてゆく



今日は曇り空ですね。
今朝も頭が少しボーっとしてます。4,5時間は眠れたから良い方かな。
昨日、コープの地元で採れた野菜のコーナーで、柿が安かったので買って帰りました。
熟れかけてるのをさっそく齧ったのですが…。
渋柿でした。(;^ω^)



松茸の採りかた教へる爺さん

2021-09-28 09:38:14 | 俳句



              松茸の採れすぎて飯にごろごろ





兄弟のごと丈ちがふ茸かな


どこかに仙人ゐさうな煙茸


ひしめき賑はししめぢ合唱団


一列に茸の小人の楽隊


猿茸や煙管煙草のお爺さん


宿主の握りて持たす茸飯


眠れぬ睡眠障害わらひ茸



若い時、仕事仲間に、丹波にある実家のお爺さんが松茸山を持っていて、仕事仲間二十名ほどで松茸狩りに行ったことがあります。
その時、「松茸を見つけたら、こうやって下の方から手で掬い上げるようにするんだ。」と採り方を教わってみんなで注意深く探して見つけて採りました。上に枯れ松葉や落ち葉が被さってることが多いからよく見て探します。色が枯れ葉と似てるから、うっかり踏んでしまわないためにも。45年前です。
その頃は、各地でまだたくさん採れてたようで、十津川村の親友のお爺さんは、若い時に、米俵二俵も採れたことがあると言ってました。ホラを吹く人ではありません。昔は信じられないくらい採れていたんですね。

このところ睡眠障害がちょっとひどくて、数時間で目が覚めるので、補うために二度寝、三度寝、昼寝、夕寝でトータル7時間は何とか寝ていますが。眠りが浅いですね。だから、夢を多く見ます。それで、夢と現実の間に居るような感覚ですごすことがあります。(^^♪医者に相談したら、きっとすぐに睡眠導入剤を出すでしょう。
僕の直感です。何も根拠はないけど。睡眠導入剤は、たぶん後遺症が出て来ると思うから、飲みたくないのです。
ぐっすり眠りたいときは、しこたま酒を飲んで寝ます。でも、長くて4時間で、トイレに起きてしまいます。





紅萩の僧の白衣にこぼれけり

2021-09-27 09:21:23 | 俳句



              紅萩の僧の白衣を引きにけり





              こぼれ萩きのふはもはや遥かなり


              僧の掃く長き石段こぼれ萩


              掃く僧の白衣の裾に乱れ萩


              庭下駄の揃へしままにこぼれ萩



気温がいつの間にか30度を下回るようになって来ました。
朝晩はもうだいぶ冷えます。冷たいものよりも温かいものの方が欲しくなりました。
九月も残り日数は僅か。十月が目の前です。
十月は過ごしやすいから貴重です。毎日を一日たりとも無駄にせず、大事にしないと。
今の気候では、十一月に突然のごとく冬が来ても不思議ではありません。
十一月いっぱい晩秋らしい年もあったけど、期待はできません。
さてと、10時のコーヒーにします(^^♪




秋澄むやノート真っ白おろしたて

2021-09-26 11:01:30 | 俳句



              秋澄みてコーヒーをまた淹れにけり

              澄む秋や遠き電車の音近し

              秋澄むや水のちろちろ締め忘れ

              秋澄むや米炊けし音のほそほそと

              秋澄みてチーンとリンの音色かな



仏壇のリンは、鈴の字だそうですが。まぎらわしいのでカタカナにしました。
もう一つの、金偏のリンを変換で探してみたけど出て来ませんでした。
「リンリンりんどうは小紫」なんてな歌を思い出しました。ゼンゼン関係ない。(^^♪
この時間、急に気温が下がって来ました。何でだろ?天気は薄曇り。
朝は早く起きたけど、ボーっとしていてあっという間に過ぎてしまいました。
もうお昼前です。