ゆく秋やしみじみしのぶ過ぎし日々 2020-11-28 06:22:35 | 日記 行く秋や明り流るる夜の電車 行く秋や過ぎる車窓は過ぎし日々 色褪せしフォトスタンドに残る秋 行く秋や小さき段差に躓きぬ
悴みて手を擦り分く縄のれん 2020-11-27 05:10:56 | 日記 熱燗や俺おまへと呼び合ふ仲 そろそろ熱燗が恋しい頃となりました。そして、鍋ですね。でも、鍋の時って、けっこうビールを飲んでいます。(^^ゞ熱燗は煮魚や刺身かな?
帽子とりあいさつ交はす冬日和 2020-11-25 15:00:19 | 日記 泣き顔を見せぬ小意地や小夜時雨 動画の中では「片時雨」で詠んでるけど、こっちの方が良いかなと思って♫時雨の季語もいろいろあって、それぞれ使って詠んでみるのもまた俳句の楽しさですね。 今日のような良い天気の日を「冬日和」と言うのでしょうか。風もなく穏やかに晴れています。日中は過ごしやすそうです。さんぽ日和です♫
柊の花や喫茶へ寄り道す 2020-11-25 09:56:02 | コーヒー俳句 老いらくの恋の匂ひぞ花柊 柊の花の香やさしティータイム 柊の花の香つきしふどしかな 花柊火にうっかりミルク零る 今、散歩してると通りすがりに柊のやさしい匂いに出会います。少し前に咲いてたよく似た花の柊木犀は少し強い匂いがしていたけど、この柊はやさしい甘い匂いです。甘さを抑えたスイーツ?(^^ゞそんな、食いしん坊な想像をしました。 柊の花は、そっと「冬が来たよ。」と教えてくれてるようです。
駄菓子屋に子の駆けてゆく石蕗日和 2020-11-24 09:41:00 | 日記 睦まじき老夫婦逝き石蕗日和 花石蕗や斑の増えゆく老いし魔羅 葉の斑と魔羅と見比ぶ石蕗日和 今、石蕗の花が盛りです。若い頃は特に関心は持たなかったけど、あるとき「葉に斑点のある石蕗が好きなんです。」と、鉢植えにして大事に育ててる人を知って、それから関心を持って散歩の途中などで見かけると立ち止まって見るようになりました。それから斑のある(模様は種類があるようです。)のを見かけてるうちに僕も惹かれるようになりました。何か、深い趣のある花ですね。