八月大名 2022-08-14 16:04:14 | 夏の俳句 贅沢は今日だけ八月大名 好物は唐揚げ八月大名 たこ焼きの手際や八月大名 天ぷらで火傷す八月大名 思ひ出し笑ひの八月大名 痛風の気になる八月大名 まだこの先ずっと30度以上の予報だけど、朝方の風に秋を感じる。 日中は晩夏の感じだ。 毎日、食欲はある。 梅干で塩分を摂りながら、麦茶で水分補給している。
天の川 2022-08-13 11:00:55 | 夏の俳句 立ち上がる気力は失せぬ晩夏かな 立ち上がるカウントナイン晩夏光 放尿の身震ひしたる晩夏かな 携帯に着信ありて天の川 ひとすじの望みのありて天の川 新しく買ったノートパソコンはメモリーが少なかった。 もっと調べて買えばよかったけどもう遅い。 それで、外付けハードディスクを買ってつないだのだけど、写真などの取り込み方が難しい。 デスクトップパソコンを修理に出せばいいのだけど荷造りが大変。 放ったままにしているのだけど、「セキュリティー切れ」と青い画面に出ていたのを思い出して、ユーチューブで探したら出て来た。再起動をキーボードで出来るようだ♪もしかしたら再起動で治るかもしれない。 やっぱりパソコンは1TBは必要だとつくづく思う。
腐草蛍となる 2022-07-31 17:10:54 | 夏の俳句 疲れ果てし頭や腐草蛍となる 蛍狩さびしさ灯る帰り道 電気消し放つ蛍や蚊帳の中 竹箒振り回して追ふ蛍かな 青々と入れし蛍や太ねぶか 一昨日、同人誌の締め切りに朝からもう必死でした。 ゆとりを持って用意すればいいのだけど、いつもギリギリにならないとエンジンがかからないタイプです。 でも切羽詰まってやると思わぬ言葉が浮かんで来ることが多いから不思議です。 夏は毎年、暑さでボーっとして閃かないのに、今回は冴えていました。3篇まとめました。 もう退会しようかと思うことがありました。それでも何とか踏ん張って35年続けています。飽きっぽい僕が。 時代は変わり続けています。子どもの目もテレビを通じて戦争を見ています。コロナの世を見ています。 季語「腐草蛍となる」は、そんなくたびれた頭から閃いたことを蛍になぞらえました。 後は、子供の頃を思い出して詠みました。 メダカやゲンゴロウやヤゴなどの居た川は今はもうありません。 七月が終わります。 今年は特に暑いから、一区切りつける気持ちです。やれやれと。 八月も猛暑が続きそうだけど、ともかく七月を乗り切ったぞと言う気持ち。 昨日、クマゼミが何匹も木に居るのを見かけたけど、じっととまったまま。用事を済まして三、四十分後に見てみると、まだじっとしていました。セミも猛暑で日中は葉陰でじっとしているのかな?
海猫の廃止されし遊覧船 2022-07-24 10:57:17 | 夏の俳句 海猫の狙ふ手に持つカレーパン 赤黒黄うみねこの嘴の色 パッチリ眠気覚ましの冷し西瓜 かつては遊覧船で海猫に餌をやってたけど廃止になったようです。 それで、観光客が買って手に持ってるカレーパンを狙って急降下します。牡蠣が入ったカレーパンだからだと思います。 西瓜は秋の季語だけど、「冷し西瓜」は夏のようです。 七月もだんだん詰まって来ました。昨日の夕方、旅先からの帰り道で晩夏の空気を感じました。 アスファルト熱気捻れし晩夏かな
白玉や一息ほっと峠茶屋 2022-07-20 11:20:22 | 夏の俳句 蛍光灯の瞬きや夜の秋 鉄瓶の汚れを落とし夜の秋 夜の秋拭きし鉄瓶黒光り 水飲みに起きしキッチン夜の秋 揺らめくブラックコーヒー夜の秋 遠き灯の明日のやうなる夜の秋 白玉や澱む時代を嚙みちぎる 白玉や車窓に映る老けし顏 白玉や昔話に癒さるる 昨日は蒸し暑い日だったけど、午後に雨が降ってから、夕方に涼しい風が吹き渡り、夜になると湿度も下がって扇風機も要らなかった。まさに夜の秋だった。これも日頃の私の正しい行いに神様が与えてくれた褒美でしょう。