コキア・蚊

　　　　　　　　　　　　　　　降り立つ惑星は一面のコキア

　　　　　　　　　　　　　　　目の覚める一面青き箒草

　　　　　　　　　　　　　　　纏ひつく蚊を振り払ふ散歩かな

　　　　　　　　　　　　　　　秋の蚊にやっぱり「こんちきしょう」かな

　　　　　　　　　　　　　　　蚊をパーンと打ちし掌に真っ赤


　歳時記に「秋の蚊は哀れさを誘う」とあるが、そんなことあらへんわ。
藪でカメラ構えてみなはれ。たちまち手に蚊が群がって止まるで。
まあ、哀れに見えるのは冬だよ。
だが、冬の地下鉄で「血吸うたろかぁ～」とフラフラと飛んでるのを見たことがある。
蚊に同情心なんか持つかい！(^O^)

文のごとく止まりたるや秋の蝶

　　　　　　　　　　　　　　　秋蝶の手紙のごとくとまりけり

　　　　　　　　　　　　　　　蜆蝶もひと休みする残暑かな

　ここのところ、夜中がとても暑い。
熱帯夜以上にしぶとい暑さ。どないなっとんねん！この地球は。
世界中で大雨が降って、各国が洪水に襲われて。
車や船が流されて壊れてる映像を見た。人が乗ってたのではないだろうか。
また、牛が数十頭も流されていた。
どこかに泳ぎ着いただろうか。

Today's Haiku 今日の俳句「身に入むや風評被害菅首相」

　　　　　　　　　　　　　　　身に入むや風評被害農漁業

福島の風評被害をどうするかと国会で議論されて食い止める案が出されてるようですが。
一番の方法は、小学生でもわかる。無駄なお金を使わず、国会議事堂の食堂で食材に使うことだ。
福島の野菜、魚を仕入れることにすれば良い。
そして宣伝のために、ポスターくらいには金をかける。
出来たポスターは津々浦々の町の村の掲示板に貼る。
「わしん家も福島の魚を買おうかのう。」
「わたしもフルーツ買うざんす。」
と解けて行く。
与野党みんなが、大食堂(行ったことがないから大きさは知らないけど)で食べてる光景を撮る。
それからもう一つ。
菅首相が宅配業者の役をする。冷凍魚の箱を抱えてうかがう。
ピンポーンと押した家は、前首相の家。
「ハーイ」と、あの嫁が出て来る。
宅配業者に扮した菅首相がキャップを取る。
「毎度ありがとうございます。」
あの嫁が受け取る。
「ご苦労さま。」
「あなた、今夜は塩焼きで一杯ね。」
「わかりました。」
安倍はんがさっそくエプロンをして取り掛かる。(^O^)
宅配業者役は、野党の党首みんなにやってもらう。
もちろんボランティアで。
これをテレビで流せば支持率挽回は間違いなし。
これくらいのことやらねばダメだよ。


　　　　　　　　　　　　　　　泣き叫ぶ戦場の子ら身に入みぬ

　　　　　　　　　　　　　　　身に入むや難民の長き行列

　　　　　　　　　　　　　　　不安さを映す子の目や身に入みぬ

　　　　　　　　　　　　　　　残りたる心の傷や身に入みぬ

Today's Haiku 秋の昼

　　　　　　　　　　　　　　　秋の昼パソコンの前で弁当

　　　　　　　　　　　　　　　弁当をパソコンしつつ秋の昼

　　　　　　　　　　　　　　　弁当に鯖の一切れいつもあり

　鯖は夏の季語ですが、入っていたので詠んでみました。(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ
こういった弁当のおかずに必ずと言っていいほど入っていますよね。
鯖は嫌いではないけど、この鯖だけ味が異なるため、生臭く感じるのは僕だけだろうか。
鯖のもっとデカイのをメインに、「塩サバ弁当」と別に作ってもらいたい。
すると、塩サバがどうしても食べたい時に嬉しいのだが。
　この弁当はオークワで買いました。値段は３９８円だったかな(・・?
「からだを思う弁当」とシールにありました。(^O^)
オークワの弁当は種類が多くてどれにしようか迷います。

サルビアの朽ちしベンチに語るごと

　　　　　　　　　　　　　　　サルビアと朽ちたるベンチのメルヘン

　　　　　　　　　　　　　　　白サルビアや甲斐甲斐しき看護師

　　　　　　　　　　　　　　　すましたる婦人や紫サルビア

　　　　　　　　　　　　　　　生きてゆく明日も明後日もサルビア

　　　　　　　　　　　　　　　コーヒーのかをり流れきてサルビア