
濡れそぼつ橋を渡りて秋の宿

休めたる恋の痛手や秋の宿

秋の宿終りし恋をかけ流し

秋の宿ひびかせて溶く玉子かな

黄身を溶く響く和室や秋の宿

錆鮎の焼ける間に湯に入りにけり
思い立ってセンチメンタルジャーニーして来ました。
あちこち行って、ふと口ずさんだ竜鉄也の歌に「そうだ、奥飛騨温泉郷に行こう!」と、平湯温泉に行って来ました。
宿は常宿にしている「栄太郎」です。朴葉味噌とフグ料理を食べたかったのですが、まだ少し早かったようです。今度は冬に訪れたいと思います。雪の道を、アコーディオンを弾きながら。歌はもちろん竜鉄也の歌です。
落ち鮎もそれなりに味わいがあって酒の肴に良いですわ。
露天湯の裸電球灯下親し
湯に浸かり、私の恋の痛手もどうやら治ったようです。((^^♪