
散髪の襟の匂ひや十二月

止まらぬ床屋の看板十二月
鉢植を選り買ひ帰る十二月
玄関に鉢植を置く十二月

ゆるキャラのどこか寂しき十二月
十二月ちょっと立寄る村社

「やあ」と鳩が歩いて来る十二月
一昨日に見た夢を思い出せない。長い人生で、初めて見たいい夢だったという感激は覚えてるのに、その内容が全く思い出せない。目が覚めても「こんな夢は初めてだ!」と言ったのは覚えてるのに残念だ。
昨日はまた可笑しな夢を見た。
どこかの森の中で、1人以外は知らない人たちがクルミを探していて、少し離れた所で僕が何気なく見上げたシュロの木に似た枝に、大きなクルミが、剥かれた形で網目のツルに絡まって生っていて、それを棒切れで突くと、簡単にもぐことが出来た。
そのクルミの大きさが両手で抱えても大きくはみ出している。その生ってるのが幾つもあって、たちまち高く積み上げた。
全く可笑しな夢を見た。

