老いの頬ゼリーを食べて若返り 2022-07-03 20:39:16 | 夏の俳句 喉詰まり恐る恐るのゼリーかな まだ震ふゼリーぷるぷる恋初め 遠雷に重なる父の背中かな 遠雷に年老いた父の背なかが浮かんで来ました。 雲の上を遠ざかって行きます。 振り向きもせず、やがて遠く遠く消えて行きます。 今夜は、湿度は高めだけど、気温は昨日一昨日に比べて過ごしやすい。 扇風機だけで眠れそうです。窓を少し開けて。
ゲップして恋の終りのビールかな 2022-07-01 10:52:22 | 夏の俳句 鶏のファンファーレ聴き朝ビール サウナ後の愉しみ一つ生ビール 茄子味噌やケンカしてふふふんと食ぶ 先日、日曜俳句を久しぶりに見た。 やっぱり毎週見るべきだと思った。勉強になることが多い。初めて知ることなど。 ゲストの土井善晴さんは俳句をやってるのか知らないけど、読みが深い。料理をするから野菜には詳しいだろうけど。 知識をひけらかさないところに人格を感じた。食材に使う野菜や魚介類は季語があることをちゃんと知ってて、俳句を詠んでる気がする。土井勝さんの次男なんですね。
猛暑日や朝から沸かす大やかん 2022-06-30 13:41:05 | 夏の俳句 食べながらスマホでニュース夏の朝 食堂のメニューを見つつ麦茶かな 膝くずし和尚と語る麦茶かな 大やかん朝から沸かす麦茶かな マカロンのコロンコロンとあいの風 猛暑日や結びの足りぬゴミ袋 ゴミ袋の結ぶところの長さはどうしてこんなに短いのだろう。 結びにくいでしょう?手の不自由な人は特に。 ロシアの無茶苦茶ぶり。異常なプーチン。民間人でも平気で殺して行く。昨日のニュースのショッピングセンターに撃ち込んだミサイル。そして、軍事施設を狙ったとウソをつく。 このまま、最後まで行くことになるのかもしれない。引くことが出来ないプーチンだから。 恐ろしい時代だ。中国は中国でチベット、ウイグル自治区の強制抑え込みの悪行三昧。 スリランカは中国から借金で困っている。「心配しないでください。お金はうちの方で出しますから。」と、スリランカに必要のない大きな港を作り、出来上がったら「金返せ。返せないなら港を使う。」と軍艦を乗り入れて来る。大きい港にしたのは、そのため。金を出しても、スリランカにはビタ一文何も潤いはない。工事の人も材料も中国から運ぶから。しかも、お金はドルではない。中国の金だ。どんだけズルいやり方だろうか。このやり方で今や借金まみれの貧しい国が増えている。 日本、どうなる?
晩涼やなみなみと注ぐ大吟醸 2022-06-29 17:21:39 | 夏の俳句 黒板のきれいに消され夕涼し 晩涼の座布団折りし枕かな 晩涼の酔って寝転ぶ畳かな 托鉢の黒衣の凛と鈴涼し 猛暑日やわんこ節電岩手県 わんこ蕎麦で節電のニュースを昨日見て詠みました。 体調と言うより、神経がどうもおかしくてツライ。頭の神経だろうって?いよいよおかしくなって来たんだろうってか。これも暑さのせいかな。
朝涼や喉を潤す水一杯 2022-06-28 09:17:05 | 夏の俳句 窓辺の観葉植物涼しかり 朝涼のガラス戸越しの狭庭かな うたた寝の閉じし猫の目涼しかり 湯上りの老いの後ろや帯涼し 海底に眠る秘宝の涼しかり 得意気に三輪車の子ベル涼し カリッポリ野菜を齧る音涼し 胸がときめきそうでなかなかときめかない。 気も体調もベストにもう一歩と言ったところかな。 恋をしているんじゃないけど、若い頃はわけもなく胸がときめいた。 思い切って街へ出てみようか。 でも今日も朝からカンカン照りだよ。汗かきは夏はツライ。 一応、目標だった70歳になって、がむしゃらな気持が落ち着いた。 残りの歳月は儲けもの。楽しみながら歩いて行こう。 いつ死んでもいい気分のちくわ。ガオー!べっとら~(^^♪