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重い荷物

2007-12-18 12:12:16 | ノンジャンル
登山の場合、重い荷物を担ぐのは当たり前なのですが、kinkachoが登山以外で重い荷物を持った思い出と言えば「論文作成」と「茶道」ですね。

まず「論文作成」は、大学の研究室が年末年始で完全ロックアウトになった時に「諸橋大漢和」全巻を研究室から友人の下宿まで運びました。たかが漢和辞典と思うでしょう?「諸橋大漢和」は索引だけで広辞苑1冊はあるというとんでもない辞典なんですよ。お値段も高いが、場所も取るというシロモノで学生の身分では買えないので、研究室のを使っていたのですが、ロックアウト間は使えないので無理やり貸し出しました。(本来は禁帯出だったはず…)返すのも重かったです。

「茶道」これが何故重い思い出なのか?と思う方、部活動の場合は文化系でも合宿というものがあるんですよ。この合宿というのが3泊4日でひたすらお茶の稽古をするという「ここは体育会か?」というとんでもない合宿で、帰ると足腰が立たない状態になるというシロモノでした。そりゃそうでしょう、10時間は正座してたよ…そして、この合宿、茶道具を持っていくのです!風炉、釜、敷瓦のセットなんて、どんだけ重いか。しかも、茶道具はこわれもので取り扱い注意でしたから移動はもう大変でした。おまけに、合宿では普段出来ない茶会をやろうと、夏は朝茶事、冬は夜噺の茶事をやりました。暁の茶事をやったツワモノもいます。この手の茶会をやると徹夜は当たり前なんですよ。朝茶事の始まりは5時ごろ、暁は終了を夜明けに合わせるなんて茶会ですから、寝れるわけありません。合宿帰りはやつれてましたね。
卒業後、電車の中でやつれた集団がいるなと思って見たら後輩だったという、笑えないこともありました。

う~ん、こうして振り返ると、文化系でも体はってたということがわかりますね。体育会系の方、文化系はこれに理屈がくっつくので、取り扱いには注意した方がいいですよ。