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府庁山・旗尾山

2008-11-30 18:06:19 | 山歩き
大阪府下ながら初登山の山です。
至って低い里山で、作業道と登山道が入り組んで読図にはお誂え向きの山でした。
天見駅10:00~府庁山~旗尾山~天見駅14:10

鄙びた駅から旧線路の道路をたどって取り付きまでは稲刈り後の初冬の風景が続きます。ところが、ふと道端を見ると大きなネズミ取りが。中にはタヌキが入ってました。害獸駆除ですかね。タヌキは一斉に7人の視線を浴びてタヌキはソワソワと落ち着きませんでした。
「タヌキ汁にはならないよ~」と声をかけたのですが、あのタヌキの未来は不明です。今頃、タヌキ汁?
農道の三叉路に小さな看板があって、そこが取り付き。看板に気づかないとそのまま農道に入りますね。取り付きからは尾根に上がる急な上り。でもまあ気温が低いのでそんなに苦しくないですね。道も乾いてますし、比較的楽に尾根に上がりました。
ここからは作業道と何度となく交差するのですが、尾根を忠実にたどり、送電線を確認しているうちに府庁山に到着。
ここから昭文社の地図では点線のルートに入ります。最初は軽い藪こぎで鉄塔下に出て、ここで昼食。
カップ麺とおにぎりという冬のハイキングの定番です。
昼食後も軽く藪こぎで尾根をたどります。地図に出ないアップダウンやカーブがあるけど所々で展望があって送電線と鉄塔という目標物があるという読図に選ばれたのが納得の地形。最後の鉄塔からの下りが最後の山場。ついうっかり主尾根に行ってしまいそうなところを支尾根へ強引に行って無事林道に出ました。
ここからは道なりに行けばスタート地点の天見駅に戻ります。
今日は行かなかったのですが温泉もあるので、また改めて来たいと思います。

福寿堂秀信

2008-11-29 20:25:10 | グルメ・クッキング

本屋で本に、文房具屋でプリントゴッコ(何故生産中止なの(泣))の備品に散財した後のほっこりタイム。
和菓子では有名店の喫茶「季」です。
ぜんざいか、みつ豆か、白玉小豆か悩んだのですが、白玉小豆をチョイス。
大納言をあっさり甘く炊いたものに白玉団子というシンプルなスイーツでどうしてこんなに幸せな気分になれるんでしょう。甘いものを食べるとリラックスするというのは確かです。脳内麻薬出まくってますって感じですね。
関西の甘味処では「豆かん」がメニューにないのですが、あれは東京で食べて以来やみつきです。寒天、赤えんどうに黒みつという取り合わせ。寒天の食感に、ややえぐみのある黒みつの甘味、赤えんどうの塩気が絶妙です…関西でもメニューにして欲しいです。

なかたに亭ショコラティエ

2008-11-27 20:50:43 | グルメ・クッキング
昨日地図を手に入れて職場の近所ということが判明。早速昼休み行ってきました。
まずお店がわかりにくい。
入口が全然チョコレート屋というか店に見えない。
入口入ってポーチがあって階段を降りないといけない。
客に来てほしくない?と思わせる隠れ家的コンセプトですね。
地下にはチョコレートのショーケースを据えたシンプルな販売コーナーのみです。ここも隠れ家のようです。
ショーケースの中には1個180~210円のチョコレートが色々な種類が並んでます。トリュフ、ナッツなどオーソドックスなものから、柚子やら黒糖、抹茶の和風テイストまでいろいろ。特徴は全てチョコレート色なこと。中身が違うのかと思いながら見た目の直感で選ぶことができず、チョコレートの基本ミルクチョコレートの板チョコを購入しました。普通の板チョコの3分の2の量で525円!さすがです。

で、お味はまさにとろける美味しさ!ミルクチョコレート特有のまったりした甘味が舌の上から消えるとカカオのほろ苦さが余韻を残す完璧なチョコレートでした。
ああ、これでホットチョコレートを作って飲んでみたい…

なかたに亭

2008-11-26 23:34:05 | グルメ・クッキング
大人のケーキ屋と言えばここでしょう。
洋酒がききまくりのお子様には食べさせられないケーキがショーウインドに常時十数種類並んでいます。
kinkachoのケーキでのおすすめは早い時間にしかないプチケーキ。小さいけど洋酒のきき具合はノーマルサイズと同じで大人な味が楽しめます。
そして、この店の一番のおすすめはオシャレなお惣菜。オイルやビネガーやハーブがきいた洋風惣菜。ワインととても合います。惣菜に合う手作りパンも焼いています。
この惣菜、パン、ケーキが楽しめるランチが一番効率がいいのですが、今日は夕方に行ったので単品のラタトゥイユのタルチーヌを注文しました。

写真はフライイングで一切れ食べてしまってます。
温めたカンパーニュの上にハーブがきいたラタトゥイユがてんこ盛り。温かいパンと冷たいラタトゥイユが口の中で混ざるのが快感です。カンパーニュの酸味とイーストの風味が京野菜を効果的に使ったラタトゥイユを際立たせます。万願寺唐辛子、加茂茄子、ズッキーニ、プチトマト、セロリは煮込むことで味を濃厚にしています。
付け合わせは水菜とラディッシュ、レタス、クレソンのサラダであっさり。
ワインが欲しいところでしたが、寄る所があったのでパスしなければならないのが残念でした。
ちなみになかたに亭はワインをメニューに入れてます。
次は自家製ハムとカマンベールのタルチーヌを狙いたいですね

文楽11月公演

2008-11-24 23:21:12 | お芝居
靫猿
恋娘昔八丈
豊松清十郎襲名口上
本朝廿四孝
千秋楽です。大阪府文化振興財団の半額鑑賞会なので席はおまかせで13列27番と後方です。字幕も視界に入るのである意味見やすい席とも言えます。

今回の公演は五世豊松清十郎襲名公演でもあります。襲名というと伝統芸能にはつきものですが、歌舞伎や落語ほど派手ではありません。世襲でもありませんしね。口上があって、ご祝儀袋が飾ってあって、先代ゆかりの演目がかかるぐらいです。今回は人形遣いさんの襲名なので十種香の八重垣姫がそれでした。

今回の公演は猿と狐とプチ野生の王国です。
靫猿は狂言から取り込んだ松板目物。
昔八丈は江戸時代の事件実録物。
メインの本朝廿四孝は十種香と奥庭の段。
許嫁の武田勝頼を助けるために上杉謙信の養女八重垣姫が諏訪仏性の兜の加護でお使い狐と諏訪湖を渡るというストーリーです。
八重垣姫は歌舞伎では三姫の一つで女形の大役です。襲名公演にはふさわしい役です。相手役勝頼、侍女濡衣を使うのは共に人間国宝。左遣い、足遣いも出遣いと豪華です。
kinkachoがこの演目が好きなのは何と言っても「狐」
お使い狐なので白狐で、フサフサした尻尾がラブリーなんですよ。後ろ足で耳の後ろを掻く仕草とか、尻尾を噛んで整える仕草を人形遣いさんが真剣に演るところにいつも胸キュンしてます。