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リチャードⅢ

2008-12-28 00:05:50 | ノンジャンル
シアター・ブラバ
2階I列41番。後ろから二番目の端っこです。
岩トレから直行。山靴、ヘルメット、ピッケル持参。かつて夏場の歩荷帰りに劇場に行ったことに比べたらずっとましですが、浮きまくりの姿です。でも、普段のラフな観劇ファッションよりお金はかかってるんですよ。機能性衣料を着てましたから…と言い訳しておきます。
トレーニングが長引いたり、乗換でレールに帽子を落としたりで、予定より遅くけっこうギリギリの入場になりました。
看板俳優古田新太を主役に据えた新感線のシェイクスピア作品です。
一言で言っちゃうと、新感線は創作の方が面白い。シェイクスピア作品も「メタル・マクベス」ぐらい遊ばないとダメです。シェイクスピアは縛りがキツいし、あの長ゼリフは厳しかったね。古田新太があんなに噛むとはねえ。ダメじゃん、主役。シェイクスピアは日本語でも噛んじゃダメ。
その点、客演の女優陣はよかったですよ。アン役の安田成美はそこそこですが、三田和代、銀粉蝶、久世星佳が上手い。呪いの言葉をそれはもう滔々と吐いてくださいました。この三人が互いに不幸合戦をしているシーンは見応えありでした。
ただ作品としては、先に述べた通り、新感線の舞台を見ていて初めて長いと思わされたのでちょっとなあでした。
70年代を意識したサイケな衣装、軍事基地を思わせる装置、そして、映像を舞台に持ち込むのが、大嫌いなせいですね。


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