金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

小休止。『EM米のとぎ汁」

2006年06月21日 | 過去の記事
 E Mとは ?

 言葉としての「EM」は有用微生物群の英語名、Effective Microorganisms
(エフェクティブ・マイクロオーガニズムス) の頭文字から付けられた造語です。
EMの形態は黒または茶色の液体状で、液中に複数の微生物を共生させた微生物資材です。
 通常、微生物は単一種類で扱われるのが普通ですが、EMには嫌気、微好気の複数の微生物が、基質を交換しあいながら共存しています。

そのため、単一種類に較べ幅広い対象に有効で、現場に使用した場合、多種の微生物がすぐに発酵の過程に進む事ができます。この、複合共生の微生物資材という点が、EMの最大の特徴です。
使用されている微生物は、酵母菌や乳酸菌など、食品加工に使われる安全で有用な種類ばかりで、複数の機関がE Mの安全性を確認しております。

開発者は沖縄の琉球大学農学部 比嘉照夫教授。
 「EM・1」は、ユーザーが100倍~1000倍に増やせる方法を公開しており、環境浄化推進のために行政が培養して配布する例も増えています。

 一般的に、悪臭や水質汚染など環境悪化の原因の多くは、腐敗 (酸化) 型の微生物が関係しています。この対策として、従来は消毒・殺菌・物理的な除去等が行われていますが、腐敗する前に有用な微生物を定着させる事で、問題解決する事をEMは可能とします。この手法は、腐敗をおこさないばかりでなく、原因物質を資源化することができます。

  結果として、EMの活用により、生ゴミは家畜のエサや肥料へ、排水汚泥は上質の堆肥へ、そして家庭排水はプランクトンのエサとなって様々なシーンで資源が循環し、生態系も回復へと向かいます。

腐敗か発酵か、根元の方向性を変える力を持ったEMは、従来とまったく違ったロジックで問題を解決することが可能です。

EMの活用方法

EMは、汚れや悪臭の元、そして有機物を分解し、抗酸化物質を作りだします。

1、油汚れを始め、さまざまな所の掃除に活用出来ます。
2、さまざまな悪臭防止、臭い消しに活用出来ます。
3、ガーデニングでの水やりには、肥料になります。
4、生ゴミの堆肥化が出来ます。


家屋で活用
1)クーラーのフィルターのカビ防止・・・・500~1000倍に薄めて噴霧
2)靴箱、 部屋の臭い消し    ・・・・・・・ 50倍ぐらいに薄めて噴霧
3)窓ガラス、鏡、廊下や壁の掃除 ・・・・・500~1000倍に薄めて噴霧
4)畳やカーペットのダニ防止   ・・・・・500~1000倍に薄めて噴霧
5)トイレ、浄化槽の臭い消し   ・・・・・原液を噴霧
6)お風呂のお湯に入れる     ・・・・・コップに1~2杯
   また、浴室の掃除にカビ防止
7)水槽の汚れ防止         ・・・容積によるが通常キャップ1~2杯
8)カミソリの効果の持続     ・・・・・原液を噴射

家屋で活用屋外での活用
1)側溝やどぶの悪臭対策 ・・・・・・・・原液投入
2)生ゴミの堆肥化   ・・・・・・・・・EMボカシ
3)ペットの臭い消し   ・・・・・・・・500~1000倍に薄めて噴霧
4)車内の臭い消し    ・・・・・・・・500~1000倍に薄めて噴霧
5)開所の悪臭防止    ・・・・・・・・・原液投入及び元気玉(団子)投入

ガーデニングで活用
1)家庭菜園に活性液とEMボカシで肥料に
2)水やりの代わりに  ・・・・・・・・・500~1000倍に薄めて噴霧

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