金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

避難場所の受け入れは?NO431

2007年09月20日 | 過去の記事
     ミシンを送っていただいた感謝状です。

 自主防災組織づくりで、地域内の各種団体の代表の所に案内文を配りに回りました。避難場所の一条高校を訪問した時に発見したのですが、学校が避難場所に指定されているが、受け入れ態勢については学校側にはその体制が出来ていないということが分かりました。

また、体育館の耐震補強工事が行われていないことも分かりました。申請は何度もしているが、予算の関係でいつになるか分からないとの事でした。

 「もし地震が起こって住民が避難してきた時にどのように受け入れるんですか」「そのための体制はどうなっているんですか」「災害資機材は無いのですか」「備蓄食料や医薬品は?」とびっくりしながら、つい突っ込んでしまいました。

災害対策で、確かに人命救助や、初期消火や、安否確認は地域住民でおこなうように。また、最低3日間は行政からの支援が無いものと思って対策を立ててください。と言うのが奈良市の指導であり、そのために地域で自主防災組織を作ってくださいと推進をされていますが、住民が安心な場所と思っていた学校が受け入れ対策が出来ていないということに愕然としました。

これは大きな問題なので、今後学校関係者及び奈良市の対応について確認するとともに対策を推進していきたいと思います。

 しかし、こんなことはいっぱいですね。これからもしっかり現場に入って問題点を見つけていきたいと思います。

 午後からは市民相談でしたが、その中で、久しぶりに、「奈良マブハイグループ」の訪問を受けました。話の内容は、また、フィリピンの学生ダンスグループが大阪に来るので、休日に奈良市で演舞(フィリピンダンス)をしていただけることになったので相談に持ってほしいというものでした。

「奈良マブハイグループ」とは10年来の付き合いで、私が国際交流ボランティアグループ「地球人村」を運営していた時からのおつきあいです。「台風で村が崩壊したので支援をしてほしい。特に何か生産手段があればありがたいのですが」との要請に、ミシンを8台集めて、送ったのが始まりでした。

 その後、フィリピンの村を訪問した時に、ある板葺きの粗末な家に入ると部屋がピンクのカーテンに包まれていました。その女性が「いただいたミシンでカーテンを作ってお金になりました。そのお金でこの子も学校に行けるようになったんです」と横にいた女の子を指して言っていただいたことを、懐かしく思い出しました。

10月12日 午後からのイベントが決まっているのですが、準備が何もできていないのでこれからが大変です。舞台進行からPR、案内状作りそして一番大変な人集め。また忙しい日が続きそうです。



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