金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO144 奈良市ふれあい福祉大会

2006年09月18日 | 過去の記事
第9回奈良市ふれあい福祉大会に参加してきました。今年は県庁前からのお年寄りと子どもたちの行進がなくなっていました。
席上、日頃から地域福祉活動に活躍されている個人21名と団体5団体の表彰式が行われました。私達の佐保川地区からは団体で、「佐保川コスモス会』を代表して木田好子さんが受賞をされました。
       

席上藤原市長より挨拶がありましたが、終了後何人もの参加者から、不満の声が寄せられました。そのうちにひとつは、行進がなぜなくなったのかの説明がなかった。2つ目は、老春手帳の話がなかったこと。

行進がなくなった事は私も先日聞いただけで、「奈良警察から跨線橋の落橋工事で、交通渋滞を起こす事が予想されるので中止要請があった』と聞いていたので説明をさせていただきましたが、毎年参加している理由は、何歳まで自分が参加できるかを楽しみに挑戦していたのに残念だ!!

確かに90歳代の方が子どもに手を引かれて元気に参加されている姿にほのぼのとした喜びと、私でさえその年になったら挑戦をしたいと思っていたものです。福祉宣言都市としての、またひとつの楽しみがなくなってしまいました。

そして、老春手帳優遇施策に対しては、何のコメントもなかった事には私も少しがっかりしました。まだ、議会中で市長としては結論を披露する事は出来なかった事は理解されますが、市民のみんなさんはにはわかりません。せめて、市長が3月に半額負担を提案し、タウンミーティングで75歳まで制度変更する事を市民に提案してきたのだから、今回の議会で提出した主旨を知らせる事が大切ではなかったのかと思います。

奈良市の現状や、将来展望について自分が直接語れる最大のチャンスではなかったのかと思います。とくに、高齢者や福祉事業に関わる現状と[選択と集中』の考え方を示すべきではなかったのかと思います。市長にとっては最大の現場がここにあったのにチャンスを逸したのではないでしょうか?

第1部で会場を後にしてもうひとつの楽しみの、隣の中央武道館で行われている、[いけばな展とお茶』を鑑賞してきました。
華道については全くの素人で何もわかりませんが、いつも自分の感性に合うものを探しに参加します。

今回の一番気に入ったのは、これです。まっすぐに天空にのびる白い花(なまえ知らず?)
    

その他私の気に入った作品です。
        

ちょっとモダンな感覚の作品です。
     

[華道』[茶道』などの日本文化の振興を図らなければならないと思います。特に日本文化は「かたち』を重要視しますが、本当は、その「かたち』の奥にある、見えない心や精神性を重要視する文化ではないかと思います。

「こころのないかたち」「かたちのなかのこころ」見えないものを見る力
それは対象物に価値を見いだすのではなく、自身の中に価値を見いだす文化ではないかと思います。

自分の命(生命の鏡)にどのように映るか、どのように受け止められるか。そこに価値をおくのがその人の精神性や人間性だと思います。そしてそれがその人の豊かさに通じます。鏡にも縦長に見えるもの、横長に見えるもの、湾曲して見えるもの等々あります。(へそ曲がり、ひがみ、逆恨み、怒りっぽい、浅薄な鏡)対象物が正常でも自分の鏡によってものの映り方が違うという事を私達は十分認識をする事が大切ではないかと思います。

「鏡よかがみ、世界中で一番の美人は誰?』そこに映ったのは自分。
その自分の中に何を見つけられるか。何を感じるか。
今、最も大事なのは、自分の鏡を磨くことではないでしょうか。
命の鏡を磨くには何をすれば良いのでしょうか

河合文化庁長官は今病に倒れておられますが、[文化力』の大切さを訴えておられますが、この[文化力』を高めるためにも、奈良市文化芸術振興条例の策定が必要ではないでしょうか。

その後「ふれあいリサイクルショップ」をいつものように訪問をしました。





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