金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO970 – すごろくも変わった

2014年11月20日 | 地域教育協議会

佐保川小学校の学校評議委員会に参加した。その際、1~3年生の参観日だったので、授業参観をしました。

 

授業では、保護者も入って楽しそうに授業をしているので教室に入って見ると、すごろくのようなものを使ってそこに書かれている内容を一人一人が発表することになっていた。「楽しそうに笑う」というところに当たった人は、みんなから早く笑ってと催促されていました。また、「自分の好きなところを1つ言って!」など数字が出たところの内容を発表していました。

ワークショップを、知らない人たちと行うときに場の雰囲気を和ませたり、互いのことを理解するための手法としてとられる「アイスブレーク(氷を溶かす)」を思い出しました。

 

別の学年では、「人権問題の授業です」と案内されたので教室をのぞくと黒板に「さるとかに」と書かれていました。「猿蟹合戦」の話は知っていましたが、話をよく聞いてみると、猿が蟹に石を投げている様子でした。

 

その絵を見て、猿さんの気持ちはどんなんでしたか?かにさんの気持ちはどんなんだったでしょうか?と先生が質問をして子供たちが自分の思いを書いていました。その上で手を上げて発表をしていました。

 

「石を投げる猿」や「石を投げられるかに」カニの気持ちを、自分で考えてしっかりと発表をする。そして、友達の意見に対して、また相手の気持ちを考えて自分の意見を述べるという授業でした。

 

こうした小さい時から自分で考え、相手のことを想像して、それを発表する力を育むことはとても重要だと思いました。

 

その後、学校評議委員会が開催され、奈良市教育委員会に佐保川小学校をコミュニティースクール(学校運営協議会)に申請することの報告があり、三笠中学校と同じような組織構成とする話がありました。

 

この方式は、校区内で活躍する各種団体を構成要素として、その活動内容によって学校支援の組織を作るというものですが、私は、団体に所属する人たちだけで構成するのではなく、団体を中心にしながらも、もっと学校を支援したいと思っている人たちを糾合することが大切だと訴えました。そうした人たちは確実におられますが、その人たちを探す努力と呼びかけがなかっただけではないかと訴えました。皆さんも賛同していただいたので、今後新しい人材探しを始めなければいけない。

 

そして、三笠中学校区にある4つの小学校が来年はコミュニティースクールを目指しますが、4つの小学校の中で一番学校と地域が連携を図り、内容があり、子供たちも元気になり、地域も楽しくなる地域コミュニティーづくりの契機にしていきたいと思います。


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