金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO882 – 南さつま坊津学園より視察

2015年02月26日 | 地域教育協議会

三笠中学校に、南さつま市教育委員会職員と坊津学園より、小中のコーディネーターの方が視察に来られた。三笠中学校からは、校長・教頭・主任と、学校運営委員会から、吉岡会長と今村コーディネーターと6人で対応をした。

 

いつものようにパワーポイントを使って活動を紹介するとともに質問を受けた。

 

 ・ 学校を支援する組織にはどんなものがあるか?

 ・ 学校運営委員会が設置されてから軌道に乗るまでの会議の議題について?

 ・ 学校支援組織の取りまとめなどのあり方について?

 ・ コミュニティースクールの地域や保護者への周知方法は?

 ・ 協議会の予算配分や委員等への報酬等は?

・ 協議会や学校を支援する組織が小中一貫教育の役割の一端を担い、取り組んでいることがあれば?

 

等々の質問があったが、三笠での取り組みに納得をされたようで、一つ一つの回答に頷かれていたし、答えに対して積極的な質問がでたことが参考になったように思う。

 

ところが、南さつま坊津学園では、平成22年より施設分離型小中一貫校のスタートをされ、平成25年には、小学校と中学校を合わせた施設一体型小中一貫校をスタートされ、学校名も「坊津学園」になったらしい。

そしてパンフレットでは、9年間を通した小中一貫教育のために、6・3・3制を廃して4・3・2年制を実施されていることを知った。


 

奈良市も27年度より全市で、小中一貫教育が実施されるが、南さつま坊津学園の方が先輩で教えを乞いたいと思ったが、時間の関係でそこまで聞けなかったのが残念だ。

 

いま学校は、大きな変化を迎えている。学校運営委員会や、小中一貫教育や奈良市では、地域教育協議会など制度変更による問題への対応を志向しているが、社会の変化による子供達の教育への対応は、どこまで本気で子供の教育に関わるかが大事だと思う。制度の問題ではなく、人間の問題だろう。


人間を磨くのは人間でしかできない。


どれだけ関わるか?  どこまで関わるか?  子供達だけでなく教職員との関係も! 先日の研修でも、「一人ぼっちになるな!一人にしない・孤立させない)」子どもも、教師も、保護者も、という話があったが、そのとおりだと思う。

「絆」や「つながり」という言葉が過去よりは強調されるようになったが、言葉だけに終わらせてはいけない。関わって行く勇気が必要だ。

 

そのために、どこまで自分を磨くか? また、河合隼雄先生の本を読み返そう。

 

今日は、29日の原稿ができていないのでここまでにしよう。  


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