経師屋さん

　

　連休に清水に行ったときに襖を12枚貼ってきたぞ。

　猫屋敷なので襖の下半分は何れも見る影がないほどひどいものだった。

　『簡単に補修して!!』と言われたのだが、それでは匠の心が許さない。

　『新しく貼り替えるのでなければやる気がしない』

と言うわけで、貼り替えることになったのだ。
　

　画像はその一部だ。右端の洋服入れの扉が一番苦労した。定規縁が出っ張っているからだ。
　
　
　手元が居るともっと簡単に貼れたのだが、一人だったので糊の付いた襖紙を据える(置く)時が一番緊張した。

　しかし、《撫で刷毛》を用意したのが効いたのか、シワも寄らずにキレイに貼れた。

　匠の技と自画自賛。　　　

　その後、猫の入る部屋には半透明の塩ビ中空シートで猫カバーをしてきたがどうなったか？