かざぐるまの呟き

宮古吟詠会で詩吟を楽しんでいます。詩吟のこと日常のことなど呟いていきます。

万葉集人気ベストテンから

2014-07-04 11:21:02 | 日記
 今日は、二位と三位を紹介します。
 第二位
 石走る 垂水の上の さわらびの 萌出づる春に なりにけるかも           (巻八・一四一八 志貴皇子)
「いわばしる たるみのうえの さわらびの もえいずるはるに なりにけるかも」
 天智天皇の第七皇子で万葉集には六首載っています。私も大好きな歌です。

     蕨が少しだけ写っています
 

第三位
 新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事
  (巻二十・四五一六 大伴家持)
「あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと」
 万葉集の最後を飾る家持の歌です。以後歌は発表していません。759年因幡守と
して赴任し、元旦の宴席で詠んだ歌です。その後の家持の生涯は-------。

     富山県JR伏木駅前にある家持の像


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