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六日のあやめ

大ファンの草なぎ剛さんとさだまさしさんに関すること、愛犬マロのこと、読書記録等を記す。

読書記録('20.1月) 

2020-02-04 00:51:00 | Book
’20.1月読書記録
初読(3)+再読(1)冊:4冊

1月は剛くん主演舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」(観劇の感想)のことで頭がいっぱい。
それに年末年始に地上波テレビ出演や「なぎスケ!」の配信等リピリピで読書数少ない。
そんな中、木村拓哉さん主演ドラマを見て原作が読みたくなり図書館でシリーズ3作目まで借りて読了。
シリーズ4作目は図書館に入ってなくてリクエスト中。

読書メーターより

1/21【教場0: 刑事指導官・風間公親/長岡 弘樹】
木村拓哉さん主演ドラマ見て原作読みたくなり図書館で借りた。シリーズ3作目だけど1,2作より前の話、本作の内容はドラマに入ってないけど義眼の理由がわかる。
風間道場と呼ばれる刑事育成のシステム設定なるほどと思う、タイトルの0と副題“刑事指導官 風間公親”に納得。
ちょっとしたことから事件の謎を見抜く風間はやっぱりさすが。ちょっと万能過ぎるとも感じるけど。
最終話メイン事件解決後風間の右目に..。メイン事件捜査前の時点で優羽子が風間の業績を調べて出てきた凶悪犯の凶器が気になっていたのがやっぱり、浮ゥったあぁ。

1/19【教場 (2) (小学館文庫)/長岡 弘樹】
木村拓哉さん主演ドラマ見て原作読みたくなり図書館で借りたシリーズ2作目(単行本がリストに見つからず文庫本で登録)
原作1作目第九十八期生の宮坂たちと本作第百期生の羽津希たちがドラマでは同期として描かれ、ドラマには登場しない原作登場人物のエピも入っていたことがわかった。
原作の方が納得できる部分もあるけど、ドラマも脚本巧くてさすが君塚さんと思う。手話通訳シーンの佑奈がドラマでホント魅力的に見えたこと等映像での説得力感じた。
とにかく風間教官が素敵。学生の中ではドラマに登場なかった桐沢が一番好感持てる。

1/16【教場 (小学館文庫)/長岡 弘樹】
木村拓哉さん主演ドラマを見て原作を読みたくなり図書館でシリーズ3冊分借りて1作目読了。 (単行本がリストに見つからず文庫本で登録)
連作短編で、第一話職質、第二話牢問、第四話調達はドラマシーンが浮かんでわかりやすく、風間教官の意図もわかっているから安心して読めた。
第六話背水は都築のエピだけれどドラマ内容とは違う。ドラマでは都築の本当の気持ちに泣いたし、別エピでの原作なるほどで、どちらも納得。
第三話蟻穴と第五話異物はドラマにはなかった内容で浮「。第六話で鳥羽と由良の卒業文集原稿を読んでほっとした。

1/25【光二郎分解日記 相棒は浪人生 (講談社文庫)/大山 淳子】
(再読)舞台観劇での横浜行きで持参。
読メへの感想記入済(’17.9/27)で今回は登録してない。

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<義母介護メモ>
病院:1/15(Y)、1/17(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:1/17
堤さん:1/2


読書記録('19.12月分と今年の読書数)

2019-12-31 00:17:00 | Book

<2019年読書数>
初読(37)+再読(33):70冊、コミック3冊

今年は本屋大賞受賞きっかけで瀬尾まいこ先生の作品を初めて読んだ。
5作品を読み、受賞作の「そして、バトンは渡された」より「あと少し、もう少し」の方が私は好きだった。
今年は余裕なかったけど他の作品も今後読んでいこうと思う。

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’19.12月読書記録
初読4作品(6冊)、コミック1作品(2冊)
読書メーターより

12/23【ちはやふる(43) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
前巻での荷物入れ替わりで千歳が着物を自分で届けることにウルウルだったのが、今回さらに感動の姉妹愛。お守りのことわかって感涙、千歳は憎まれ役っぽかったけど本当は妹の気持ちを大切にしていたお姉ちゃんだったことが嬉しい。
周防さんのご身内をお迎えして千歳と原田先生も助ける太一の活躍良かった!
クイーンしのぶちゃん強過ぎだけど第二試合は千早に希望ありそう、次巻が楽しみ。

12/22【ちはやふる(42) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
7月発売だったのに忘れていて次巻発売で気付き慌てて買った。(^^;
名人位・クイーン位決定戦前夜祭、千早のスピーチと、先輩クイーン?の言葉「あの子たちの番に間に合ったのよ」が感動的。ウィキを見たら現実でのクイーン戦5番勝負変更は今年2019年だったらしい、実際にはどんな経緯で変更になったのかな?
今回もかなちゃん素敵、大盤係が後輩になって悔しがったり応援に行くことを勧めるかなちゃんのお母さんも最高!
キョコタンを呼ぶ周防さん大声に私もビックリ。(笑)

12/20【彼方のゴールド/大崎 梢】
千石社シリーズ、今回はスポーツ総合誌。前作「スクープのたまご」で日向子の同期として登場していた明日香が営業部から異動。彼女の編集者としての成長、各章での登場人物たちの想い、明日香の幼なじみ2人のその後、どれも爽やかな着地になってて気持ちいい。
私は実際のスポーツ誌を読むことはあまりないけど、自分が大ファンである草なぎ剛さんがパラスポ選手と対談したとき「Number」を買った。本作で登場したスポーツ選手たちの苦悩やひたむきさに感じ入りながらも、パラスポーツのことも扱って欲しかったと思う。

12/17【この世の春(下) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
石野、半十郎、多紀が五香苑を留守にしたのが心配だった。石野は、脇坂が寄越してくれた者なら信用できるというけれど、私は脇坂に良いイメージ少なくて、栗木が重興たちをちゃんと守るか不安だったのが杞憂でほっとした。栗木のキャラは結構好き。
恐ろしいことの全ては挟間の親娘2人だけによるものだったのか?黒幕がいるのでは?と思ってしまうけれど、重興がしっかり自分を取り戻すことができて良かった。
ラストが五香苑ではなく出土村で墓参りをする金一とじっちゃだったことと、生き物が戻ってきたことやタイトルの言葉が感動的。

12/14【この世の春(中) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
半十郎が思いがけず(失礼)名探偵!男の子たちが神隠しにあったことを探り当てる。
五香苑では湖に小さなしゃれこうべ。
ほぼ謎が解けるけれど、まさか新九郎が…上を読んだときは多紀たちとずっと関わるのだろうと思っていたのに、真実がわからないままで無念だったと思う。
恐ろしさいっぱいの中、飛足としげの登場に和む。

12/12【この世の春(上) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
冒頭から緊迫感凄い!ぐいぐい引き込まれる。
伊東成孝(新九郎)が多紀の父各務数右衛門の人柄を知った出来事が印象的で「国というものは百姓で保っているのだ」と決裁した伊東に私は好感持ったから、一之助を連れて逃げた乳母が斬罪に処されたことが酷すぎると思った。
出土村の惨事と、石野と脇坂が隠していた(気持ちは理解はできるけど)出来事が恐ろしい。
子供となっている重興に接して、その子供は新九郎の言っていた死霊ではないと感じた多紀は鋭い。
白田医師の診立てに納得。

12/9【カエルの小指 a murder of crows/道尾 秀介】
「カラスの親指」が道尾作品の中でも特に好きで、続編が出ると知ったときは嬉しさの中に、テツさんがいなくてどんな内容になるのかな?と実は複雑な思いもあったけど、あれから10年と少し後、なるほど、こうなったのねー、と満足感大きい。チョンマゲもシニアの年代になっても元気そう。
鉄平くんのキャラ好き、隔世遺伝凄い!
続編としてキョウの登場に納得で、タケさんが信じる奇跡がおこりそうなラストもほっとしたけど、まひろのその後が気になる。

12/3【倒れるときは前のめり ふたたび/有川 ひろ】
本作検索時に“浩”がひらがなになってるのは何故だろう?と思いつつ特に調べないままだった。“ペンネーム変えます”のお話にほっこり。
『シアター!』を完結させることを現状で断念、ということを初めて知ってビックリ。私は何も知らず続編待ってた大好きな作品で残念だけど、有川先生のお気持ちのままに、と思う。
特別収録小説が今回も嬉しい。 「彼女の本棚」は前作と対の楽しさ。 「サマーフェスタ」は切なさに涙、おもてなし課で成長する前の掛水くんらしい過去と思う。

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<義母介護メモ>
病院:12/11(Y)、12/19(K:風邪気味でデイを休んで受診)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:12/9
堤さん:12/8


読書記録('19.11月) 

2019-12-02 22:55:00 | Book

’19.11月読書記録
初読(2)+再読(4)冊:6冊
読書メーターより

11/29【クローバーナイト (光文社文庫)/辻村 深月】
都会での高収入の家庭の子育て事情は私には別世界に感じる。
環境の違いで常識も何が正しいかの尺度も違うという裕の考えは視野が広いと思うけど、二人目を妊娠した母親が一人目の子供の小学校受験の妨げになると先生から怒られたり、子供の誕生会に何百万円もかかるとか、私はそんな幼稚園には嫌悪感持ってしまう。
最終話は自分の体験思い出した。長男が2歳検診で言葉の遅れを指摘され療育相談所に数回通い、4歳頃から発達がしっかりわかって安心した。裕と志保のようにゆっくり待つ気持ちの余裕はなくて心配が大きかった。

11/18【落日/湊 かなえ】
虐待やいじめ、悪意の虚言等辛い部分が多いけれどぐいぐい引き込まれる。
真尋の姉のことと彼女が好きだった人物はやっぱりで驚きはないけれど切なくてたまらない。
エピソード7*前までの真尋が書いたプロットに納得、そのラストのように力輝斗が救われて欲しい。
感動的な青いマグカップ、香の決意が清々しい。
大畠先生の器の大きさと、高飛車のようで実は思いやりがあると感じた正隆が好き。

11/12【本バスめぐりん。 (創元推理文庫)/大崎 梢】
(再読)文庫化(’19.10/25初版)購入での読み返し。
通称本バス愛称めぐりん号の移動図書館が舞台。
定年後運転手になったテルさんと若い女性司書ウメちゃんコンビ、利用者さんたちとの交流が温かい。
意外性は少ないけど優しさのある謎解き。
移動図書館の仕組み等も興味深く図書館スタッフの努力が伝わってくる。

11/9【七人の敵がいる (集英社文庫)/加納 朋子】
(再読)続編「我ら荒野の七重奏」文庫化で前作も読み返し。
冒頭PTA役員決め保護者会シーン、自分も重い沈黙体験ありで笑ってしまう。ホントしんどかった。(笑)
ずっと前だけど私は子供たちが小学校の頃パート勤務、最初はクジでPTA活動に関わりその後断り切れずPTA副会長になった。執行部の苦労わかって欲しい、PTA業務の効率化や省力化はこっちこそ切望してた。
陽子を痛快に感じるし、学童保育所父母会会長やPTA会長を否定するだけではなくてほっとした。
七人の敵がいる、されど…続きの言葉が素敵なラスト。

11/5【我ら荒野の七重奏 (集英社文庫)/加納 朋子】
(再読)文庫化(’19.9/25第1刷)購入での読み返し。
「七人の敵がいる」エピローグで語られた画策は後回しになったようで今回は中学吹奏楽部親の会での奮闘記。
陽子の凄さはもちろんだけど、前作も好感度高かった玉野さんさすが。礼子の言葉「玉野っちも何気にすごい。猛獣使いの域に達してる」に同感。(笑)
東京子さん目線や子供たちの描写も良かった。
爽やかなラストで気持ちいい。

11/1【恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)/東野 圭吾】
(再読)文庫化(’19.10/15初版)購入での読み返し。
恋じゃなくて浮「ゴンドラだなぁ。(笑)
面白く読んだものの登場人物たちの軽薄さがあまり好きになれない。 特に広太は浮気だけじゃなく事実を捻じ曲げて人を貶め笑い話にしたことが凄く不快。
スキー一家の話は「白銀ジャック」等でお馴染み根津さんの作戦成功で爽快感あって好き。

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<義母介護メモ>
病院:11/26(Y)、11/22(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:11/13
堤さん:11/4


読書記録('19.10月) 

2019-11-06 23:47:00 | Book

’19.10月読書記録
初読(1)+再読(3)冊:4冊
読書メーターより

10/16【倒れるときは前のめり (角川文庫)/有川 ひろ】
(再読)文庫化購入(’19.9/25初版)での読み返し。
謙虚さもありながらぶれないご意見に感じ入る。
東日本大震災に関することで、阪神淡路大震災を体験されている有川先生の”自粛は被災地を救わない““「自粛」より楽しんで経済貢献を”という言葉は説得力ある。
“「嫌い」と公言慎みたい”の内容も印象的。“『好き』も『嫌い』も主張するのはたやすいけれど、『好き』はいくら主張しても誰も傷つけないが、『嫌い』の主張はそれを好きな誰かの感性を否定し傷つける可能性がある。”その通りと思う。

10/11【幹事のアッコちゃん (双葉文庫)/柚木 麻子】
(再読)文庫化購入(’19.9/15第1刷発行)での読み返し。
シリーズ3作目での安心感の中に新鮮味もある嬉しさ
2話目に登場のアンチ・アッコちゃんである温子の気持ちもわかり、その彼女目線で描かれるアッコちゃんは、三智子目線でのアッコちゃんとはまた違う魅力を感じる。
4話目はシリーズ完結のようにも感じる内容だけど、やっぱり続編読みたい。

10/8【希望の糸/東野 圭吾】
加賀恭一郎シリーズ、今作は従弟の松宮がメイン。
ミステリとしてのなるほど感もあるけど、胸を打たれる人間ドラマ、中盤犯人の自供後に関係者それぞれの心情がわかり何度も涙がこみあげる。
萌奈が父親から聞きたかった言葉はシンプルだけど深い。行伸がその言葉を発することができて、娘が何を求めていたのかわかり本当に良かった。
松宮の父親は料理人で母克子との関係が不倫だったことは「赤い指」で記されていたけれど、ずっと秘められていたことが本作で明かされて感涙。東野先生いつからこれ考えていたのだろう?凄い!

10/3【スタフ staph (文春文庫)/道尾 秀介】
(再読)文庫化(’19.9/10第1刷)購入での読み返し。
登場人物それぞれのキャラを面白く感じ楽しくて、智弥のクールさは好みだけれど、終章で印象がガラリと変わる。
大人びていても智弥とカグヤはまだ中学生、彼らの寂しさはとてつもなく大きかったということを思い知らされたラストの切なさ。

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<義母介護メモ>
病院:10/2(Y)、10/25(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:10/18
堤さん:10/14


読書記録('19.9月) 

2019-10-02 00:12:00 | Book

今月読んだ伊坂幸太郎「クジラアタマの王様」の読メ連携ツイートをNHK出版マーケティング局さんからリツイいただき嬉しかった。ツイート内容記しておく。

(自分ツイ)
読メの感想リツイいただき嬉しい。
私は勉強不足で恥ずかしながら本作読むとき「NHK出版って小説出してるの?しかも伊坂作品!?」と思ってしまった。(^^;)

(NHK出版マーケティング局さん)
小説、いろいろ出させていただいております
中山七里さんの「護られなかった者たちへ」や阿部智里さんの「発現」なども是非是非よろしくお願いします
「クジラアタマの王様」は、伊坂幸太郎さんの本が作りたくて弊社に入った編集者の12年越しの情熱が実ったものです

(自分リプ)
教えていただきありがとうございます。
小説丸での伊坂先生のインタと、ほんのひきだしの砂原さんの文章読みました。
小説の中にコミックを入れるということは何人かの編集者さんに提案されたそうですが、砂原さんの情熱が実って伊坂ファンとしても嬉しいです。

’19.9月読書記録
初読(3)+再読(3)冊:6冊
読書メーターより

9/27【いけない/道尾 秀介】
ゾワッとした。
第1章“邦夫がこの世で見た最後のものとなった”の記述が巧いと思う、この騙され方は私好み。
各章最後の写真に本当の真相が隠されている、との仕鰍ッは読了後ネタバレと共に知った。(^^;
第1章地図は見方わからず、最終章で邦夫が逮捕されてないから隈島どうしたの?と思ってた。
第2章は珂が助かって良かったと思い白い袖が誰か気にしてなかった。
第3章はよくわからないまま、とにかく水元が気の毒で苧怩ノ嫌悪感。
最終章の写真、邦夫と去q夫婦への同情が強い私は、白紙でいいよ、と思ってしまった。(^^;

9/21【いつかの岸辺に跳ねていく/加納 朋子】
護視点の「フラット」はずっと楽しかったのに最後の悪いニュースでドキドキ。徹子視点の「レリーフ」に変わり、そういうことだったのかー。
カタリの悪意はクリスティの「カーテンーャ純麹ナ後の事件―」が思い浮かんだ。
護と根津くんの活躍が爽快だけど、徹子は手遅れになる前に護たちに相談すれば良かったのに、と思ってしまう。恵美の祖母が言ったように誰にも止められなかったのかもしれないけど。
幼いころ徹子が会った神様の正体がわかるラストはやはりグッとくる。

9/16【牛姫の嫁入り (角川文庫)/大山 淳子】
(再読)文庫化(’19.7/25初版)購入での読み返し。
ちゃぼ、柘榴、かんざし、お団子最後のひとつ、様々なエピで重姫がどんどん好きになり「わたしはお洗濯とお聡怩ェできまする」にうるうる。心根が美しい人に良いことがある心地良さ。
私は小説として好きだけど、解説での呼びかけに興味はある。映画化希望!

9/8【クジラアタマの王様/伊坂 幸太郎】
面白い!伊坂作品は、登場人物のちょっととぼけてる感じ、軽妙な会話、伏線回収の見事さが私は好きで、本作もその満足度高い。
コミックパートは最初意味がわからずざっと見してたけど、途中で何が描かれているのかわかり慌てて戻ってじっくり見た。
娘を助けるためのクライマックスで、夢の中での戦いの勝敗を気にしながらも「あっちもこっちもない」と現実に立ち向かう岸にグッとくる。
池野内議員の信念、小沢ヒジリのおおらかさも好き。
自社ビル大型スクリーンの伏線回収、社長が誰かわかったときが爽快。

9/5【ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)/辻村 深月】
(再読)朝ドラ「なつぞら」を見ていて読み返したくなった。
技術が進歩してもアニメ制作は大変な作業だと感じる。
それでも関わる人たちの情熱はいつの時代も同じだろう、ワクワク感いっぱい。
前回書いた感想と同じだけど。
子供の頃アニメとは無縁だった瞳が団地が舞台のアニメ映画に惹かれた心情に納得。
アニメ作品の内容はもちろん、聖地巡礼等イベントの盛り上がりも興味深くて楽しい。
第1章では敵役かと思っていた行城がどんどん好きになった、王子との組み合わせ今度こそ成功すると思う。

9/3【私にふさわしいホテル (新潮文庫)/柚木 麻子】
(再読)先月倉知淳「作家の人たち」を読んでふと読み返したくなった。
痛快で楽しい。出版界の裏とかどこまで本当かわからないけど作家さんの本音が入ってる感じ。
加代子って手段を選ばず人を蹴落とすことも平気だけど、作家としての実力はあるし反省もするから好き。
東十条先生や遠藤先輩との関係性も愉快で、感動的でもある。
宮木あや子さん、南綾子さん、そして朝井リョウさん実名登場にはビックリしたけど面白い。


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<義母介護メモ>
病院:9/4(Y)、9/11(O)、9/27(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:9/18
堤さん:9/16