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六日のあやめ

大ファンの草なぎ剛さんとさだまさしさんに関すること、愛犬マロのこと、読書記録等を記す。

読書記録('20.6月)

2020-07-01 23:42:00 | Book

’20.6月読書記録
初読(3)+再読(6):9冊、コミック1冊
読書メーターより

6/28【ちはやふる(44) (BE・LOVEコミックス)/末次由紀】
クイーン戦第二試合は千早に希望ありそうと思っていたけど一歩及ばずだったかぁ。勝つためになにができるかもうわからないという千早だけど、札の神様たちをざわつかせたものの完璧に嫌われたわけではないから次こそ期待。ってか5番勝負に変わったから2連敗かと思ったりして。(^^;
太一の参拝シーン“結局人は人のためにしか本気で祈れない”深いな。

6/24【通夜女 (文件?/大山淳子】
突飛な設定ではあるけれど、小夜子が最初間違われたように斎場に喪服で行けば故人・遺族に全く縁がない人でも弔問客とみられるはずで、通夜女が実際にいても不思議ではないと思うなるほど感。
重苦しさが強いけど、大山作品はやっぱり温かさを感じる。
通夜女を名乗る老婆の信念や、祖母トキばあの厳しい愛も見事だけど、母親の想いが一番沁みた。 六年後時尾との再会での嬉しさと衝撃。
ラストに何故犬?と思いつつ“生と死がすべてのものに平等に与えられるのを知り、おだやかな気持ちになっている”という言葉が印象的。

6/17【これは経費で落ちません! 6 ~ 経理部の森若さん ~ (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
(再読)5/25に新刊7(既読)が出たからシリーズ読み返し。
森若さんの暗躍ぶり凄い。美月と会ったことを太陽に話したときの「ひと晩分くらいは喋りたおしたよ。(美月の)彼氏の話。」というのは、社長の病状と格馬専務の悩み等の話だったんだなぁ。美月さんの幸せを願う気持ちに納得。
噂の流し方お見事。
新島部長への「落ちろ」のつぶやき、森若さん割と激しい。
今回のエピローグは特に癒された感じもあるし、森若さん昇進のこと口にしたり、真夕ちゃんは結構鋭いと思う。

6/15【これは経費で落ちません! 5 ~落としてください森若さん~ (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
(再読)5/25に新刊7(既読)が出たからシリーズ読み返し。5巻はスピンオフ短編集。
今回主役となった5人の話それぞれ面白いし、あとがきでのセリフ解説も興味深い。
エピローグ今回は真夕ちゃんじゃなくて森若さん、平和な経理部、6巻が凄いことになると知ってるから“ひとまず、今日だけは”の言葉に、ですよねぇ、と頷く。

6/12【これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 4 (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
(再読)5/25に新刊7(既読)が出たからシリーズ読み返し。
経理部新メンバーの麻吹さん、強烈キャラで敵を作りやすいだろうけど好き。経理部会議シーン面白い。
初読時特に印象に残っていた第二話留田さんの話やっぱり泣ける。
樹奈が大嫌い、太陽の対応も腹立たしい。6巻でまた鎌本と樹奈のあきれるエピがあると知ってる再読は余計に嫌悪感ある。
悪人キャラの有本マリナのことはストーリー上面白くて楽しく読めるけど、樹奈関連を読むと気分悪くなる。(^^;

6/10【これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 3 (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
(再読)5/25に新刊7(既読)が出たからシリーズ読み返し。
印象深いのが第1話「これは経費で落としてください」ショールームの飾り付け等で販促の効果があっても、かかった経費を計上しないと増えた理由がわからなくなる。数字から見えるものがなくなってしまう。千晶が飾り付け費用を自分で出していたのは間違っている。
経理というのは、会社の事業をすべて数値化し、どのようなお金の動きがあるのかを可視化する仕事だということがよくわかるエピだと思う。

6/9【これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 2 (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
(再読)5/25に新刊7(既読)が出たからシリーズ読み返し。
熊井のことは解決したと思っていたのに7でまた勇さん困らせていて、初読時より熊井が腹立たしい。
このときに森若さんが太陽を好きと感じたのが説得力あると改めて思う。

6/7【これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 1 (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
(再読)5/25に新刊7(既読)が出たからシリーズ読み返し。
全体的な内容はもちろん覚えているけど、細かいところは「あー、そうだったな」と思い出しながら読むのも楽しい。
やっぱりドラマキャストが浮かんでくる。多部ちゃんの森若さんはじめみんな良かったけど、伊藤沙莉さんの真夕ちゃんがかなりハマってたと思う。

6/5【風呂ソムリエ 天天コーャ戟[ション入浴剤開発室 (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
昨年ドラマきっかけで「これは経費で落ちません!」を読み、その前に書かれていたという本作が気になっていたけど書店で見かけず買い損ねていて、これ経7発売タイミングにネットオフで購入。
ゆいみちゃんのお風呂好きと美月さん他開発室研究員さんたちの情熱が伝わり、私も天天コーャ戟[ションの入浴剤使ってゆっくり入りたくなる。
美月さんと円城さんの出会いインパクト大。思わずガラッパを検索。(笑)結婚式には小枝子さんも招待されてたと思う。
有本秘書はやっぱり性悪(笑)由香さんカッコいい!

6/2【これは経費で落ちません!7 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)/青木祐子】
待ってましたの7巻(’20.5/25第1刷発行) 森若さん女性で最速の昇進!目を輝かせる真夕ちゃん、お祝いの言葉と握手の美華さん、経理部女性3人いいなぁ、好き!
総務課長に昇進の由香利さんの結婚の形素敵だと思う。
トナカイ化粧品の槙野さんは不正してるのかと思ったら良い人でジーンとした。
勇さんのことでの激しい感情、太陽への激白、今回森若さん意外な一面。 登場少しだけど山崎さんさすが!
いつも癒される真夕ちゃんエピローグ、鈴木さんが気になる。

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<義母介護メモ>
病院:6/14(Y)、6/8(K)、6/8(H:爪)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:6/15
堤さん:6/14


何気なく読み返した本

2020-05-30 23:59:00 | Book

5/8に母が亡くなり、5/11通夜5/12告別式だったけれど私は行くことができなかった。
信州の実家にいる甥のお嫁さんが妊娠中で、私が福岡県から行くことは、自分が絶対に新型コロナウィルス感染者ではないと100%わからない状況では心配だから。
親の葬儀に出られない時代を体験することになるとは思わなかった。
緊急事態宣言は解除されたけれど北九州ではまた感染者が増えたから6/21の四十九日も行かないことを決めた。
母は高齢で3年前から寝たきりだったから覚悟はしていたけれど、やっぱり母の死は悲しく、葬儀も法事にも出られないことでさらに大きい悲しみになってしまった。

母との思い出がいっぱい浮かぶけれど、もう会うことができないと思うと悲しくて、あれこれ考えたくなくて普段通り本を読んでいた。
私は新刊本がないときは手持ちの文庫本を読み返していて、今回も何気なく選んだのだけれど、読書メーターに5月読書分を一気に登録したときに気付いてビックリ。
「あの家に暮らす四人の女」は幽霊の父親が娘を、「ささらさや」は幽霊の夫が妻を助ける話だった。何も意図しないで何気なく選んだのだけれど、偶然にも亡くなった家族の霊が登場する2冊を続けて読み返していた。
私は母の霊を感じることは無理だろうけど、夢に出てきて欲しいと思う。
母が亡くなった2日後は母の日。草なぎ剛さんがツイートした動画で”宇宙に佇んでいる母“と話していて、間違ってのことだろうけど”宇宙”という言葉が私には嬉しくて涙が出た。

’20.5月読書記録
初読(1)+再読(6):7冊
読書メーターより

5/28【風と共にゆとりぬ (文春文庫)/朝井 リョウ】
(再読)文庫化(’20.5/10第1刷)購入で読み返し。
ホント面白い!悲しいことがあったから余計に声出して笑いながら読めることが嬉しい。
初読時には「さすがに笑いはちょっと控えめかな」と思った日経新聞コラムは、ジーンとする言葉が前より沁みる。
「肛門記」の後日談文庫特別編収録嬉しい。

5/14【はるひのの、はる (幻冬舎文庫)/加納朋子】
(再読)ささらシリーズ最終章。
赤ちゃんだったユウスケの成長が感慨深い。
マキモドシの意味や、さまざまな繋がりになるほどと思う。はるひが変えてない世界もあるのかと思うと浮「けれど。
少しの記述だけど前作の主人公照代のその後が幸せになったとわかって嬉しい。

5/21【てるてるあした (幻冬舎文庫)/加納 朋子】
(再読)ささらシリーズ2作目。
“てるてる あした。きょうはないても あしたはわらう。”素敵な言葉
前作の登場人物たちがもっと好きになって、本作の主人公照代の成長が気持ちいい
久代さんの手紙に号泣。

5/17【ささらさや (幻冬舎文庫)/加納 朋子】
(再読)ささらシリーズ1作目。続編が出てない時点での初読時には特にお気に入りというほどではなかったけれど、シリーズ2作目「てるてるあした」が好きで、シリーズものとしての本作読み返しは感慨深さがある。
事故で亡くなり霊となった夫がサヤとユウスケを見守っているわけだけど、自分の両親と姉から妻子を助けるというのは悲しい。夫の実家のその後が気になる。
ダイヤくんが言葉を発したときのエリカさんの涙と、山野邉さんの電話エピが好き。

5/15【あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)/三浦しをん】
(再読) 佐知と雪乃の出会いが好みで引き込まれ、開かずの間が開いてからの展開に声出して笑い、楽しくどんどん読み進む。
文体が面白くて、突然登場する奇妙な語り手や不思議な出来事も違和感ない。
ラストの言葉でジーンとする。

5/9【サクラ咲く (光文社文庫)/辻村 深月】
3編の作品、表題作が2話目に記されている目次を見た時点ではそれぞれ単独の物語かと思っていたけど素敵な繋がりある連作短編集だった。3話目の仕鰍ッにワクワク。
1話と2話は中学生、3話目は高校生、主人公たちの成長に説得力感じるし、登場人物の殆どが素直で気持ちいい。
2話の本、3話の映画、主人公たちが好きな作品タイトル懐かしい。

5/2【みんなのうた (角川文庫)/重松 清】
(再読)帯に記されている言葉“ふるさとは、ちょっとめんどくさくて、あったかい。”確かにそう感じる内容。私は都会への憧れあるし田舎の煩わしさ苦手だけどふるさとは大切な場所でジーンとくる。
主人公のレイコさん嫌いじゃないけど、3浪してさらにまた受験って実家が裕福だからできることだよなぁ、と私は思ってしまう。お母ちゃんが言う“「やりたいことを探しに大学に行く」でもかまわない”ということはわかるけど..。
イネちゃんは立派だと思う。

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<義母介護メモ>
病院(本人は連れて行かず薬受け取りのみ):5/13(Y)、5/12(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:5/18
堤さん:5/4


読書記録('20.4月) 

2020-05-07 00:18:00 | Book
新型コロナウィルス感染症の恐ろしさと、その他にも家族のことで心配事もあるけれど、読書の楽しみは変わらない。
我が町の図書館は4月初旬では図書の貸出・返却のみ可だったけど、4/9から返却のみ可で借りることはできなくなった、町内でも3世帯5人の感染者が確認されていて仕方ないことだと思う。
新刊単行本は図書館で借りていて購入の余裕ない私は、当分は購入済み文庫本の再読で楽しみたい。

’20.4月読書記録
初読(2)+再読(4):6冊
読書メーターより

4/30【月の恋人: ―Moon Lovers (新潮文庫)/道尾 秀介】
(再読)小説家がストーリーをつくり、それをもとに連ドラ制作するという企画での原作本だけど、ドラマとかなり違う内容。
ドラマに登場しない弥生は、上海で安宿の女主人に心を寄せる優しさや、蓮介から出されたコイン4つのなぞなぞへの正解等、ヒロインとして納得感ある。
シュウメイは辛いことあって可哀そうだけど、ドラマキャストの容姿が浮かんで美女設定の実感大きい。
大貫真絵美さん(苗字と名前がドラマではややこしい設定^^;)は登場シーン少ないし、お金持ちの我儘お嬢様かと思いきや、実はカッコいい。
基本善人多い安心感。

4/27【蒲生邸事件 (文春文庫)/宮部 みゆき】
(再読)宮部みゆき先生最新作SF短編集を読んだきっかけで、1997年第18回日本SF大賞受賞の本作を読み返したくなった。宮部作品の中でも特に好き。
平田と彼の叔母の時間旅行者としての切なさや、パラレル・ワールドの考え方になるほどと思う。
二・二六事件の時代を体験した孝史の成長に説得力感じる。
珠子の肖像画、ふきの手紙、父親の残した文書を公開しなかった貴之、平田の影があるはずの硫黄島..現代に戻った孝史が蒲生邸で会った人々のその後を知るラストが感動的。

4/21【中野のお父さんは謎を解くか/北村 薫】
「中野のお父さん」の続編。“謎を解くか”が追加のタイトルと各話の見出しが面白い。 前作同様粋な感じが好き。
私にはちょっと難しく思う部分もあるけれど文豪たちの逸話興味深い。
編集者の仕事は色々大変と思うけれど、作家さんご希望でのバーベキューやスメ[ツ大会楽しそう。
お父さん唐黷ト心配したけど美希からの謎の提供が一番の薬かな。
藤堂さんとゆかり、男と女のパスに胸キュン。美希も多分…手塚さんをお父さんに紹介する続編期待。

4/14【さよならの儀式/宮部みゆき】
SF短編集、収録作8話。
宮部作品は「蒲生邸事件」のタイムスリップとか今までもSF要素作品あったけど今回本格的に感じる
表題作には「ロボット三原則」の言葉が出てきて、アシモフ昔読んだなぁ、と思うし。 それぞれ語り口が違ったり内容の興味深さにさすがと思うけど、どれも浮ウを感じて正直私はちと苦手感がある。(^^;

4/8【山女日記 (幻冬舎文庫)/湊 かなえ】
(再読)爽やかな読後感の白湊作品。複数話での関連性やその後がわかる再登場等私好みの連作で度々読み返したくなる。
私は信州出身で中学集団登山体験があり、満天の星の近さに感動したことを、山の魅力を感じる本作を読むたびに思い出す。
各話で主人公となる女性たちみんな好感持てる。
タイトルは出ないけれど「世界に一つだけの花」の歌のことや、文庫化追加作品「カラフェスに行こう」にTSUKEMENの名前が出てくる嬉しさも読み返したくなる理由の一つ。

4/3【ぐるぐる猿と歌う鳥 (講談社文庫)/加納 朋子】
(再読)「講談社ミステリーランド」作品、ノベライズ版を購入しているけどリストになくて文庫本で登録。この企画は他の作家さんの作品でも感じたことだけど、ジュブナイルで短めでも満足感大きい。
子供たち共有の不思議なヒミツ、社宅ってことが説得力あると思う。
パックの推理が爽快で好き。
サルからの手紙は森が感じたように確かにズシンとくる。


<義母介護メモ>
病院(本人は連れて行かず薬受け取りのみ):4/8(Y)、4/10(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪なし。
堤さん:4/5


読書記録('20.3月) 

2020-04-03 01:07:00 | Book
パソコンの調子が時々悪くなり読メへの感想記すことができないときがあって、読書記録も遅くなってしまった。(^^;

’20.3月読書記録
初読(1)+再読(4):5冊
読書メーターより

3/29【家族シアター (講談社文庫)/辻村 深月】
家族にまつわる短編七編。 姉妹、母娘、祖父と孫娘、他色々なケースで、気持ちのすれ違い等描かれているけど(7話目だけは少し違う)どれもラストにジーンとしてほっとして心地いい。
私は姉が大好きだけど考え方がかなり違っていて時々言い合いすることもあり、姉妹の関係性が身近に感じた。

3/20【幸せの条件 (中公文庫)/誉田 哲也】
(再読)本作のアイデアはかなり前からあったけれど実際に作品を発表するまでに十数年かかり、執筆に向けて強く背中を押したのは東日本大震災と原発事故だとのこと、解説に書かれている著者インタビューに納得の内容。
実家が農家で子供の頃農作業の手伝いが嫌だった私だけど、農業の魅力が描かれてる作品を読むとうれしい。
梢恵の成長に説得力感じる。「自分に必要なのは何かを自分自身で見極めることが大事」という片山製作所社長の言葉が印象的。

3/17【スキップ (新潮文庫)/北村 薫】
(再読)北村作品の中で1番好き、久々に読み返し。
不思議な設定が興味深い。辛さが大きいはずなのに知的で前向きな真理子は凄いし、彼女の気持ちを尊重して接する美也子と桜木さんも素敵。
ホームルーム、学級日誌、学校行事等、生徒たちと関わる描写が好き。バレーボール大会は特に感動的。
栗岡君エピで登場の山尾君の言葉「昔の先生が助けてくれたんだよな」が沁みる。真理子に実感ないのは切ないけれど、飛んでしまった25年間の自分も誇っていいと思う。

3/10【マリアビートル (角川文庫)/伊坂 幸太郎】
(再読)先月「AX」文庫化での再読きっかけで殺し屋シリーズ2作目の本作も読み返し。
王子はおぞましいけど、殺し屋たちのキャラがユーモラスで、殺し合いの浮ウはあるのに楽しく感じてしまう。
再登場の鈴木が明るくてほっとして、槿は今回もさすが。
七尾は実力あると思うけど、檸檬と蜜柑、木村父も見抜いた王子の悪意を感じなかったようでヒヤヒヤした、ついてなさを発揮して蛇に絡みつかれて良かった。
電光掲示板のメッセージが爽快。

3/4【グラスホッパー (角川文庫)/伊坂 幸太郎】
(再読)先月「AX」文庫化での再読きっかけで殺し屋シリーズ1作目の本作も読み返し。
鯨と蝉は浮「けど槿はカッコいいと思ってしまう。
鈴木と槿の家族たち(実は違うけど)とのシーンは楽しく、孝次郎が鈴木に読み方を尋ねた住所の伏線回収が爽快。
鈴木が「僕も生きないと」と思ったきっかけが印象的、妻との出会いに関連していて説得力感じる。


<義母介護メモ>
病院:3/11(Y)、3/13(K)、3/11(Oペースメーカー)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:3/20
堤さん:3/8,22

読書記録('20.2月) 

2020-03-02 22:47:00 | Book
新型コロナウィルス感染拡大で不安な日が続いている。
普通に生活しているけれど、楽しみに待っていた新しい地図のファンミは延期になった。
小説やドラマのようなことが現実におこっているという感じの浮ウがある。

’20.2月読書記録
初読(2)+再読2作品(3冊):4作品
読書メーターより

2/28【AX アックス (角川文庫)/伊坂 幸太郎】
(再読)文庫化(’20.2/25初版発行)購入での読み返し。
殺し屋シリーズ、前2作は長編だけど本作は連作短編、形式だけでなく趣がかなり違うと感じる。
恐妻家ネタの面白さ、魚肉ソーセージが特に笑える。 4話目でさらりと記されてる“そしてその結果・・”からの一文にビックリ、再読だからわかってるけど初読時には「うそおぉ」と思わず口にした。
切ないながらも痛快さ感じる最終話。息子の克巳が好青年、家族の温かさ感じる。
ラストに明かされる兜と彼女との出会いシーンが素敵。

2/24【さよならの手口 (文春文庫)/若 七海】
葉村晶シリーズ5作目、2作目の長編。
ミステリ専門書店と探偵業、著者ご自身が気に入ったと説明されてるこの設定が面白い。
メイン事件は暗いし、読書傾向が葉村さんと似ていて好感持ちかけた倉島舞美は結局とんでもない人物だったけど。一番やりきれない岩郷さんのこと。
ラストは富山店長と葉村のやりとりで笑えて良かった。

2/14【悪いうさぎ (文春文庫)/若虫オ海】
葉村晶シリーズ3作目、初の長編。
前2作と「静かな炎天」の短編集3冊は既読だったけど他は読んでなくてドラマ化きっかけで読みたくなった。
葉村さんのキャラは好きだしグイグイ読んだけど、メイン事件の真相、信じられないゲームに戦慄。
メイン事件とは別に、世良松男と婆さん、牛島潤太、気持ち悪い人物いっぱい。
ミチルから葉村への小包と、みのりからの留守電メッセでなんとかほっとした。

2/5,8【楽園 上・下 (文春文庫)/宮部 みゆき】
(再読)内容わかっていてもドキドキ感再びで引き込まれる。
上の終盤、滋子が等君の能力を信じるシーンに興奮。“渡ってしまった。ルビコン川だ。”の記述が印象的。
久々の読み返しで細かい部分は忘れかけていたけれど、敏子さんが三和尚子に話しかけるシーンは一番印象に残っていた。土井崎夫妻への滋子からの手紙という形で語られていることが効果的と思う。
重い内容だったけれど、ラストが敏子さん喜びの再会シーンだったことが嬉しい。

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<義母介護メモ>
病院:2/12(Y)、2/14(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:2/12
堤さん:2/9