しばらくは海に行けないと思うので、コレクション紹介を進めます。まだ二枚貝を紹介していないので、今日はマルスダレガイ科の二枚貝のご紹介。 マルスダレガイ科と言えば、ハマグリやアサリなど食卓をにぎわす有名な貝などの仲間です。今日紹介する貝は、アサリやハマグリよりもちょっと長細い貝です。なぜこのメンツが最初なのかと申しますと、ビーチコーミングを始めたばかりの時、二枚貝にはまったく興味がなかったので拾うことはなかったのですが、サツマアカガイは何となく珍しい形だったので早い時期にすでにコレクションの仲間入りをはたしていたのです。
サツマアカガイ

初期の頃は、サツマアカガイ、スダレガイ、アケガイの違いが良くわからずに全てサツマアカガイとして分類していました。 サツマアカガイは、貝殻に横に入っている筋(輪肋)が深くてくっきりしています。大きさは3cmくらいのものもあれば8㎝近くあるものもあります。 南房総ではよく見かけます。大きいものはケースに入らないのであまり拾ってきません。
スダレガイ


私はこれ1つしか持っていません。南房総では少ないみたいです。 サツマアカガイと良く似ていますが、貝殻に入っている筋(輪肋)はサツマアカガイに比べると弱く、放射状に4本の茶色い模様があるのが特徴です。 こうやってみると、全然違う貝にみえますが、ビーチコーミングを始めたばかりの時って形と色が似ていると本当に同じように見えてしまいます。
アケガイ

サツマアカガイとスダレガイの輪肋(横に入っている筋)はだいたい等間隔に入っていますが、このアケガイの輪肋はなんかいい加減というか弱くてそろっていません。 そして、上の二つに比べると少し丸い感じがします。
イヨスダレ

イヨスダレは、上で紹介した3種に比べて小さく殻も薄く、筋も弱く見た感じはつるつるしています。そして、うろこのような模様が特徴です。 この貝は比較的わかりやすい貝ですね。
サツマアカガイ

初期の頃は、サツマアカガイ、スダレガイ、アケガイの違いが良くわからずに全てサツマアカガイとして分類していました。 サツマアカガイは、貝殻に横に入っている筋(輪肋)が深くてくっきりしています。大きさは3cmくらいのものもあれば8㎝近くあるものもあります。 南房総ではよく見かけます。大きいものはケースに入らないのであまり拾ってきません。
スダレガイ


私はこれ1つしか持っていません。南房総では少ないみたいです。 サツマアカガイと良く似ていますが、貝殻に入っている筋(輪肋)はサツマアカガイに比べると弱く、放射状に4本の茶色い模様があるのが特徴です。 こうやってみると、全然違う貝にみえますが、ビーチコーミングを始めたばかりの時って形と色が似ていると本当に同じように見えてしまいます。
アケガイ

サツマアカガイとスダレガイの輪肋(横に入っている筋)はだいたい等間隔に入っていますが、このアケガイの輪肋はなんかいい加減というか弱くてそろっていません。 そして、上の二つに比べると少し丸い感じがします。
イヨスダレ

イヨスダレは、上で紹介した3種に比べて小さく殻も薄く、筋も弱く見た感じはつるつるしています。そして、うろこのような模様が特徴です。 この貝は比較的わかりやすい貝ですね。
この仲間は、こちらではあまり打ちあがらない貝ですが、サツマアカガイは打ち上げでたまに見つけていた浜が、堤防の建設などで全く拾えなくなったのが寂しいですね。
今は手に入れる手段が、網に掛かってくる以外は見込めません。
イヨスダレも、強内湾性の貝だと思っていたので、打ち上げで得られるのは驚きです。
これも、埋め立て時にサンドポンプで上がったのを採集したのみです。
やはり、こちらとは打ち上げの貝は、違いますね。
私は、南房総の貝しか知らないので、他の地域での打ち上げの様子はわかりませんが、同じ種類でも打ち上げ場所で形や色合いが違うらしいと聞いたこともあります。打ち上げを全国区に広げたら、もうわけわからなくなりそうですよね。