英会話とダイエットが苦手・・・その10
私たちは、英語と日本語ってホントに違うよねえー () と、その違いにばかり目が行きがちですが、ときどきやっぱり同じ人間の言葉なんだ () と納得する言葉に出会うときがあります。
私が最近出会った言葉は、“ one step away from ・・” です。意味は「・・まであと一歩のところ」ですが、ほんとに直訳そのままで意味が通じますよね。
“ step away from ・・” だけでは「・・から距離を置く。遠ざかる。」という意味になりますが、“one” が加わり “one step away from ・・ ” になると「もう一息(だった)」というように「どのくらい隔たりがあったかを簡単に説明できます。
もし、あなたの頭の中に次のような日本語が浮かんだら・・・
「 彼はあともう少しで入試に合格できた。」
「 私たちのチームは惜しいところで優勝を逃した。」
「 この絵の完成まであと少しだ 」
「 この苦痛から解放されるまでもうちょっとの辛抱だ。」
「 あなたの英語は日常会話に不自由しないレベルまであと少しだ。」
こんな場合、全部 “ one step away from ” で表現できるのでぜひ試してみてください。
ちなみに、上の日本語を英文にするとこんな表現になります。上から順番に
“He was one step away from passing the entrance examination."
〝Our team was one step away from winning the championship."
〝I am one step away from completing my painting."
〝One step away from getting rid of this pain."
〝You are just one step away from the fluent conversational English level."
もちろん、日本語と同じようにこれ以外にもいろんな言い方が可能ですが、とりあえずこの表現を覚えておくと「あともうちょっとだったのになー」という気持ちを相手に伝えることができます。
ではまた、See you again!