私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

さて、古事記も終わりました・・・後何を???

2021-02-20 10:25:14 | 日記
  と思って・・・古事記伝をぺらぺらと何となしに捲っていました。すると、この古事記をまた別の角度から見る目のことの大切さにきずかされます。

 漢字が日
い本に入ってきて以来、多くの日本人の工夫により、この中国生れの漢字とは全く異質な文字である「漢語」を上手に日本語に適応させて、日本語としてどのように使えばよいかを色々と工夫して、日本語として上手に利用してきました。
 それを宣長は
        「雁字の事」
として1つにまとめて説明しております。。「ア」「イ」「ウ」・・・と順に・・それを書き写していきますのでよろしかったらお読みください。

 まず初めに今日は「ア」から

 ・「ア」ー阿
・「イ」ー伊
 ・「ウ」ー宇、汙
 ・「エ」ー延、愛
 ・「オ」ー淤 意、隠・・・・・穏」迦は国の名「隠伎<オキ>」のみ 

 ・「カ」ー加、迦,訶、甲、可、【濁音】-賀、何、我
 ・「キ』ー伎、紀、貴、幾、吉・・・・吉の字は吉備の国の名  【清濁通用】-岐、【濁音】-藝、疑、棄
 ・「ク」ー久、玖、【濁音】-具
 ・「ケ」ー気、〇、 【濁音】ー宣、下、牙
 ・「コ」ー許、古、故、胡、高、去  【濁音】—碁,其

 この中で,【其】を「ゴ」と読ましているのは、宣長によると、もともと「碁」または「基」を誤りて「其」と書いたのではと・・・・・

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